ごきげんようでござる。
建設現場ネタを続けたので、今宵は建設車両ネタでござる。
1998年に販売されたビーストウォーズⅡのデストロン陸上親衛隊オートクラッシャー(D-18、オートクラッシャー、1500円)の紹介でござる。
本商品は、ショベルカーからロボットモードへ自動変形するオートローラーズ商品でござる。
無論、流用商品の宝庫たるビーストウォーズⅡに置いて本商品も紛れも無く流用商品でござるよ。
本商品の元に成ったのは、1995年に海外で販売されたG2商品の、デストロン前衛防衛兵(EU板は偵察兵)ロードブロック(日本未販売)で、成型色と塗装パターンを変更した商品がオートクラッシャーでござる。
本商品のギミックはレバー操作で、バケットが上下し、ギアの切り替えにより、通常の転がし走行と、走行に連動した自動変形が楽しめる商品でござる。
自動変形は前身で、ロボットモードとなり、ロボットモードから後進でヴィークルモードになる正にトランスフォームを実感する商品でござる。
更には、ヴィークルモードでは使用できないミサイル(追尾式ミサイル)を予備を含め4発を車体に装備する事が可能でござる。
さてさて、建設車両のイメージとはモノを建造し災害現場の復旧などの「働く車」の善い(サイバトロン的)イメージと、自然破壊の象徴、建造物の破壊、ATM強盗などの様な悪い(デストロン的)イメージを併せ持つ身近なメカニックで、サイバトロン、デストロンの両陣営にも多くの建設車両系トランスフォーマーが存在するでござる。
本商品も建設車両系デストロンを代表するビルドロン(37、デバスター、5800円)と同じ緑色系のボディーカラーで商品化されているでござるが、色だけでなくデザイン事態もデストロン
を強くイメージするモノなので、サイバトロンの建設車両系に多い黄色系に変えてもデストロン兵士だったりするでござる。
そう、本商品は右腕が単発ミサイルランチャーで、左手が回転ノコギリでという事でござる。
作業を行なう為のマニュピレーターが無く、破壊活動だけの装備だったりするでござるな。
右腕のミサイルはスプリング式で発射可能で有り、予備のミサイルは3発は車体に装備可能(余剰パーツ対策)でござる。
自動変形の為にプロポーションは悪いでござるが、デザイン的には違和感がなく、重厚で頼もしく、腕の可動範囲が広いので、その欠点を十分に補っているでござる。
更に拙者的、萌えるポイントは、左腕の回転ノコギリがレバー操作で回転することでござる!
回転ギミックを持つ商品は多いでござるが、回転ノコギリが回る商品は意外と少なかったりするでござるな。 コレもドリルと同じく男のロマンとも言える武器の一つでござろう。 ・・・あくまで回転ノコギリ(スピンソー)であって、チェンソーやモーターソー、レザーソーでは無いでござる。 まあ、最近は某ゲームの御蔭でレーザーソーも好いかなと思いつつもあるでござるが・・・(笑)
これで、TVアニメでも出番が多ければ良かったでござるが・・・
まあ、ビーストウォーズⅡの功績の一つは日本未販売商品を販売してくれた事なので、一概に馬鹿に出来ないでござる。