謹賀新年!
あけましてオメデトウございます。
本年もヨロシク仕るでござる。
2008年は鼠年でござる。
トランスフォーマーを知る者ならばネズミと言えばラットル(C-5、ラットル、750円)でござる!
本年度はラットルの年でござる。
おいおい、まさかと思うが1発変形なんてオチじゃないだろうな?
オイラを誰だと思っているんだい?
元旦早々気持ち悪いモノを見せるなーー!
鼠年だからって、いい気に成るな!
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チュー事で、2008年1発目は1997年に販売されたサイバトロン諜報員のラットルでござる!
本商品はラットルのみの単品販売(C-5、ラットル、750円)とテラザウラー(D-5、テラザウラー、750円)とセット販売になった岩山の対決(VS-5、岩山の対決、1480円)が存在するでござるが、商品仕様は付属のカード共々ドチラも同じでござるので、拙者はVSセットの方を購入したでござる。
さてさて、このラットルくんでござるが、大味な造形で、大きさ的には実物大(?)のネズミなのでござるな。
鼠と言えば食品衛生上、害獣とされ欧州ではペストを流行らせた事で人気の無い動物でござるが、米国では何故か人気が有り、多数のネズミをモチーフにしたキャラクターや作品が作られ愛されているでござる。 ・・・流石は米国はミッ〇ー〇ウスの国でござる。
欧州展開だったらデストロン兵士で販売されていた事でござろうな?
商品的には可愛いらしいか疑問でござるが、後に販売される商品の事を考えると適切な大きさで、もっとも可愛らしい商品でござるよな。 (笑)
商品は1発変型(フリップチェンジャー)システムが採用され、尻尾を持ち上げる事によってネズミの開きとなり、ロボットモードに変型(変身)するグロいデザインでござる。
そう、後ろから見ると車に轢かれた鼠でござるし、ロボットモードの東部は脳ミソが露出している自虐的なデザインであり、とても人気のでるキャラクターだとは当初は思ったものでござるが・・・
人気が出た・・・
そう、日本版 ラットルは山口勝平氏が声をアテた事が成功でござる!
否! ラットルだけではなく、ビーストウォーズ全体が、達者な声優陣により日本版ビーストウォーズを成功させた要因の一つである事は確実たる事実でござる。
まあ、元々の基本キャラクター設定である、小さなボディを活かして何処でも潜り込んでスパ活動を行う専門家なのでござるが、口数が多く失敗も多いなどの憎めないキャラクター性が十分に活かされた好例でござる。
ラットルの能力値はパワー(6)、知能(7)、スピード(8)、耐久力(5)、階級(5)、勇気(8)、火力(6)、テクニック(7)、で設定されており、爆発物の扱いには長けているようでござる。
なお、商品では武器(ラットビームガン)を体内に2分割し収納するシークレットウェポンを採用し余剰パーツが出ない仕様と成っているでござる。
しかし、少々TVアニメとイメージが異なるカラーリングなのが残念でござるよな。
ビーストウォーズ商品は、その後何度も再生産され数々のバリエーションを生んでいるでござるが、ラットルの場合は1977年に海外でイベント販売された成型色変更品である、パックラット(パックラット&フラクティル・コミック2パック仕様、日本未販売)を最後に再販されていないでござる。
故意か商業的理由か金型が破損したのか理由が定かではないがメタルス版(C-43、メタルス・ラットル、1800円)は再販されるものの、通常のラットルの再販売が行なわれていないでござる・・・ うむむ・・・可能なら「テレもちゃ」でTVアニメに似せたカラーリングでテラザウラーと共に再販を望んでいたでござるが、 ・・・今後の「テレもちゃ」の展開は期待できそうもないでござる・・・ 本年度はラットルの年なのでタカラトミーにも粋な計らいを期待していたでござるが、そこまでファンの声に答えられない営業体制なのでござろうか?
まあ、それでも拙者は今年もトランスフォーマーを買い続け応援するつもりでござる。
それがトランスフォーマー馬鹿一代。でござる。