テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

かし月 壱番町 田てまり

2010-01-20 09:15:24 | 和食
 忙しくて映画館にも足を運べないので、映画もテレビで、ということになってしまいます。今週は、好きなイーストウッドの「チェンジリング」をやっていたので見ました。画面が全体的に暗くくすんでいて、不条理な目にあわされている主人公の女性の心象風景がつたわってくるようでした。実話がもとネタだというので、びっくりしますね。どこの国でも、警察は腐敗しているようです。「チェンジリング」では、子どもが行方不明になりますが、「かし月 壱番町 田てまり」は、空港通りの「かし月」の息子さんがやっているようです。空港通りの方は、一度だけ行ったことがあります。安普請のプレハブづくりのようなお店でした。一番町のこちらは、きれいなお店です。シャム社長といってみました。



 「かし月」は、珍しいマグロ料理の専門店です。『ホットペッパー』に載っていた3500円のまぐろ尽くしコースを頼みました。最初に出てきたのは、ザクです。ザクといっても、モビルスーツではありません。古いシャム社長には、このネタは通じませんでした。



 お刺身3種盛り。赤身、大間産本マグロの大トロ、たたきです。



 大間産本マグロの大トロだけ、よってみました。トロといいますが、ほんとうにとろけるような食感です。トロいシャム社長は、自ら「共食い」といって、うまそうに食べていました。



 マグロの朴葉焼きです。シャム社長は、「朴」の字がわかりませんでした。なんとなく香りがつくような感じで、濃い味噌とあいました。



 こちらは竜田揚げです。さっぱりとした梅酢のソースがかかっています。いろいろと考えるものです。



 こちらはウニソース和えです。ウニのもつ苦味が感じられ、刺激になります。



 こぶ締めです。いろいろな調理法があるものです。



 お寿司。



 茶碗蒸し。飲み放題1500円をつけていたので、ここまでで一時停止。1500円という金額は、何か微妙なセンですね。1000円ならば、まちがいなく飲み放題にしたほうがおトクという感じです。でも、さしてお酒に強くない身としては、1500円となると飲み放題にしたほうがいいかどうか、迷うところです。まだ、モトをとったという感じではなかったので、デザートをもってくるのを待ってもらって、飲み飲み攻撃に入りました。



 最後にお吸い物とデザート。お吸い物だけ、最後に残すというのも、何かへんなものでした。



 このお店も、少量ずついろいろな料理が出てくるので、オヤジ同士で行くよりも、女性連れで、あるい女性グループでいったほうがよさそうな感じでした。空港通りのお店とちがって、内装もきれいですから。シャム社長は、土足禁止の店内に靴のまま上がりこんで、迷惑がられていましたけれど。



 ところで、この日、「かし月 壱番町 田てまり」のすぐそばにあるイタリア料理店「トレンティーノ」が閉店しているのを発見しました。近くなので、昼にあらためて撮影しました。最近、もっと普段使いできるようなイタリア料理店が市内に増えたあおりでしょうか。宮寺シェフはどうしていることでしょう。

「かし月 壱番町 田てまり」 松山市一番町1-4-7 089-945-6776