テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

フィッシュヘッド・カレー

2013-10-26 09:48:26 | 海外旅行
 シンガポールのリトル・インディアです。



 シンガポールに行くと、必ず足を運ぶのがカレーの店「ムトゥース」です。リトル・インディアにあります。といっても、そう何回もシンガポールに行っているわけではないのですが。



 かつてはもっと薄汚れた建物で営業していたのですが、もうかったのでしょうね。移転して開店したお店は、やたらこぎれいになり、店舗面積も広くなりました。その店内は、ほぼ満席。



 パパト。



 そして、これが「ムトゥース」名物のフィッシュヘッドカレーです。カレーの中に浮いている三角形をした物体が、大きな魚の頭です。ちょっと酸味のある独特のカレーが、魚の身にあいます。松山で、というか日本国内でお目にかからない類のものなので、足をのばして食べに来てしまいます。



 バナナの皮の上に薬味とご飯が盛り付けられます。ここにカレーを投入し、ただひたすら食べました。昔は、ご飯なんかは無料で追加してくれたのですが、今はその都度お金を取られます。昔はよかったなあ、なんていうと昭和を懐かしむご老人みたいですね。



 量がかなりあるので、おなかパンパンになりました。また、行ってみたいなあ。

ナイトサファリ情報

2013-10-14 16:15:08 | 海外旅行
 シンガポール観光で有名なのがナイトサファリ。夜行性の動物ばかりを集めた動物園です。これまではツアーに組み込まれている形で訪問していました。現地の旅行社が主催している送迎・食事付きツアーだと、100シンガポールドルぐらいです。日本円で8000円ぐらいでしょうか。今回は、MRTとバスをつかって自力でいってみました。アンモキオ駅という駅で、MRTからバスに乗り換えるのですが、バスの停留所を探して、ちょっとウロウロしてしまいました。バスには、インド人の中年男性が1人で乗ってきて、「動物園まではどのくらいかかるのか?」と聞いてきました。こちらも初めてなので、『地球の歩き方』に書いてあったとおり「約40分」と答えておきました。バスがかなり進むと、不安なのか、停留所が来るたびに「ズー(Zoo)?」と聞かれました。こちらとて、地元民じゃないんだからねえ。



 切符売り場では、日本人の高齢の女性2人が入場券を購入していました。あの年齢で、ツアーを使わないなんて偉いですねえ。その2人をみていたら、JCBカードで買うと1割引きになっていました。もし個人でナイトサファリにいらっしゃったら、JCBカードでの支払いをおススメします。トラム代込みで37ドルぐらいだったと思います。



 ナイトサファリの入り口近くで、トゥンブアカ・トライバルダンスが行われます。あたりはガソリンと焦げ臭いにおいが充満します。しかし、すごいものですねえ。



 トラム出発まで徒歩であたりを散策。フィッシングキャットが魚を狙っているところに出くわしました。日本語ガイドのトラムは、以前は録音された案内が流れていましたが、今回は日本語を話せる案内係が乗っていました。



 トラムが終わると、これまでのツアーではホテルへ直帰でした。ですから、クリチャー・オブ・ザ・ナイトショーを見るのは初めてでした。動物を使ったショーです。30分ほどのショーですが、ツアーの場合、遅くなるのがイヤなのかな。進行はすべて英語ですが、言葉がわからなくても、なんとなく雰囲気でいわんとしていることはわかり、十分楽しめます。写真は、ショーが終了して観客が引き上げるところです。



 さて収支ですが、入場料が37ドル、ナイトサファリのビュッフェで食べると35ドルぐらい。MRTとバスが往復で8ドルぐらいですから、個人で行くと80ドルぐらいということになります。ただ、割高なナイトサファリの中での食事をしなければ、もっと差額はひろがるかもしれません。1500~1600円のちがいだったら、切符を買ったり、乗り換えしたりという面倒がないツアーの方がいいような気もします。しかし、クリチャー・オブ・ザ・ナイトショーが見れなくなります。3~4人で行くならば、タクシー利用が一番賢いのかもしれませんん。

マリーナベイ・サンズ

2013-09-29 10:36:53 | 海外旅行
 シンガポールの新たな象徴「マリーナベイ・サンズ」です。



 夏に泊まりに行きました。といっても一番安い部屋だったので、眺めは高層ビル側ではなく植物園側。しかも低層階だったんですが。



 朝食会場では、このようなものも出ていました。



 朝食バイキングは約4000円です。日本の一流ホテル並み。もっとも、今や国民1人あたりのGDPは、日本よりもシンガポールの方が上ですから、それも当然でしょうか。



 どんなにがんばっても、4000円分は食べられないなあ。



 ホテルの屋上から見たマーライオンです。誰が決めたのかはわかりませんが、世界3大がっかり名所の1つ(あとはブリュッセルの小便小僧とコペンハーゲンの人魚姫像とのこと)。



 ふだんは地べたを這いずり回るようにして仕事をしていますが、この時ばかりは天上のプールでひと泳ぎ。



 スコールがあったりするので、日本から来た人たちは口々に「シンガポールの方が日本よりも涼しい」といっていました。この夏の日本の気候は異常でしたね。



 夜は夜景を眺めながら。



 みなさま、ぜひどうぞ。
 

中欧ぐるりん⑪~ベルリンへの置きみやげ

2013-03-25 09:58:18 | 海外旅行
 旧東ドイツ地域というと、アンぺルマンですよねえ。今やこの意匠は、ドイツお土産界の一大勢力になっています。ベルリンの信号機は、青の時間がやたらと短かったです。



 このツアー最後の晩餐は、生演奏つき。



 白ビールで、最後の乾杯です。



 ドイツということで、ソーセージ。



 翌日、出発までの間、少しだけ自由行動の時間がありました。シャム社長がどうしてもネフェルティティを見たいというので、地下鉄(Uバーン)の駅へ。あまり下調べをしなかったので、フリードリッヒ通り駅行きがどっちのホームかわからなかったので、駅にいた地下鉄関係者みたいな人に聞いてみました。すると、こっちだといって、ホームに入ってきた地下鉄に一緒に乗り込みました。



 すると、今度は「エスバーニャ、エスバーニャ」とそのおじさんは言います。なんでスペインが、ここででてくるのだと思ったのですが、Sバーンに乗り換えろ、ということでした。おかげで、ベルリンの地下鉄(Uバーン)と郊外電車(Sバーン)を、両方乗ることができました。ちなみにシャム社長も、「なんでスペインぞな」と思ったそうです。



 博物館島にあるベルリン大聖堂は、大きな丸天井が目をひきます。この隣に公衆トイレがあります。シャム社長、ここでやらかしました。微妙な顔でトイレから出てきたシャム社長は、一言、「流し方がわからなかったぞな」。便器の周辺をいくら探しても、流すレバーやボタンが見つからなかったそうです。車いすも入れる大きなトイレだったので、おそらく身障者用に、便器の近くではなく壁の押しやすいとことにボタンがあったのでしょう。シャム社長、ベルリンに迷惑な置き土産です。次に、料金を支払ってトイレを利用する人が不憫でなりません。



 15ユーロ支払って新博物館へ。



 シャム社長お目当てのネフェルティティの胸像は、2階です。写真撮影禁止区域でした。エジプト美術という様式的な表現が行われています。ただアマルナ期は、例外的に写実的な表現が発達したとのこと。シャム社長は、うっとりと眺めていました。



 またまた駆け足になってしまいましたが、ミイラなども。



 目ん玉の入ったバステト神。



 こちらは大型のバステト神です。
 


 切符売り場で見たところ、1館入場でも15ユーロなのですが、3日間有効で見放題という切符が19ユーロでした。我々はずいぶん贅沢な見方をしたのですが、時間がなかったのでしかたありません。ゆっくり3日間ぐらい、ベルリンにいたいものです。あとは、飛行機で寝て帰るだけです。