テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

≪閉店≫籠目

2009-12-31 09:46:35 | 和食
 寒風吹きすさぶ年末となりました。もう1つの内輪の忘年会は「籠目」でした。二番町通りを勝山通りのほうへむかっていったところです。



 金額(8400円)だけきいていて、内容を知らずに行ったのですが、フグのコースでした。だったら個人的にフグを食べに行くこともなかったな、という感じです。「籠目」では、ザクは味付けされて出されました。



 フグ刺し。切り方に特徴がありますね。細長く切られていて、一片が大きいです。



 フグのから揚げ。「魚政」よりも味つけが濃いですね。



 鍋の材料です。



 最後に雑炊。9000円の「魚政」と比べて、どうでしょうか。「魚政」は天然のトラフグをつかっているといいはっていましたが、「籠目」の支配人の口ぶりでは、8000円や9000円では天然ものなど、口にできないという感じでした。



 忘年会も一通り終わりました。きょうは、はやめに仕事を切り上げて、年末恒例の格闘技の祭典でもみて熱くなろうっと。田舎の人は律儀に紅白歌合戦をみるんだろうな。シャム社長をふくめて、地元の人間で固められている社長周辺は、みんな紅白派だといっていたからなあ。

「籠目」 松山市一番町1-2-3 0120-37-0141 


食彩クラブ

2009-12-30 09:17:55 | 焼肉
 内輪の忘年会は、「食彩クラブ」にて。食べ放題飲み放題で4000円の超安上がりコースです。



 安いだけあって、お肉はこんなものです。



 で、豚や鶏に、ウインナーなんていう邪道ものも混ざります。おかわりは、牛一辺倒攻撃にしました。



 ふつうの焼肉屋さんだと、バラだのロースだのカルビだの、部位をいって注文します。が、ここ「食彩クラブ」では、牛とか豚とか鶏とかといった、非常に大雑把な名称しかありませんでした。もっと値段が高いコースにでもしたら別なんでしょうが。



 味はどうのこうの批評しても始まりません。値段がすべてをものがたっています。まあ、内輪ですからおおいに飲んで、量を食べて、くだらない話でもりあがりました。



 「食彩クラブ」のあるビルの2階には、「もぎたて」のおトク特集の常連と化した感のある「堀端」が存在しています。同じ肉系の店同士で、モロに競合するような気がするのですが、「食彩クラブ」がつぶれないところをみると、「食彩クラブ」にもそれなりに需要があるんでしょうね。しかし、自分からすすんで行く気はしないお店ですね。 

全日空ホテル

2009-12-29 09:36:24 | その他の料理
 年賀状を出し終えると、重くどんよりした気分も晴れますねえ。年末の華やいだ街が、好ましく感じられるようになります。とある会の忘年会もホテルで開かれました。こちらは「全日空ホテル」です。さて、「東京第一ホテル」と、どうちがかなあ。



 「東京第一ホテル」とは異なり、テーブルごとに大皿で料理が置かれ、各自で取り分ける形式でした。この前菜をまえに、参議院議員の山本順三センセとかの、くだらない演説をきかされました。



 順三センセも来夏の選挙に向けてがんばっておられるようですが、いかんせん今治出身のため松山での知名度はゼロに近いですね。センセの実のない話が終わって、やっと前菜にありつけました。こちらのサラダ仕立ては、底に鶏肉が隠れていたと思います。



 白身魚のフライです。給仕のお兄さんに、何の魚かたずねると、把握していませんでした。わざわざ聞きに行き、「鯛です」とのことでした。「東京第一ホテル」の冷えた天ぷらと違い、温かい状態ででてきました。あたりまえといえば、あたりまえなのですが。



 鮭を焼いたものにクリーム系のソースがかかっています。これもちゃんと温かく、おいしかったです。クリーム系が冷えていたら、食べられたものではないですからね。順三センセは各テーブルを回って、握手と名刺配りにせいをだしています。ドブ板モード全開です。



 ポークソテーです。こちらは、ちょっと固めで、切ると脂がジュワ~と出るというわけにはいきません。ここらへんは、宴会料理ゆえ、しかたのないところかも。



 豚で終わりかと思ったら、牛も出ました。肉に厚みもあるし、「東京第一ホテル」よりいいですね。しつこいようですが、料理はちゃんと温かい状態で出てきました。場内が暗くなったりしたため、写真はヘンな感じになります。



 最後にチャーハン、だと思うのですが。これは、まったくパラパラ感がなく、炊き込みご飯のようになってしまっていて、いけてませんでした。ひょっとすると炊き込みご飯だったのかなあ。わからないなあ。もう、だいぶ酔っ払っています。もっとも、この頃になると、みんな席を離れて勝手なことをやりだしていましたので、食べる人はほとんどいなかったのですが。



 ということで、松山一の格式を誇る「全日空ホテル」だけあって、冷めた料理が出てきたり、ヘンテコな和洋折衷様式になったり、というようなことはありませんでした。「東京第一ホテル」の場合、一人ひとりの皿に盛りつけて運んでくるというところに無理があるのかも。順三センセたちは余計でしたが、隣り合わせの席になった方が、初対面だけど愉快なひとだったので、けっこう楽しめる忘年会になりました。

東京第一ホテル

2009-12-28 11:06:39 | その他の料理
 年末につきものといえば、年賀状書きと忘年会ですね。人によっては、政治家のようにやたらと忘年会の数が多い人がいますね。また、なかには数が多いことを自慢げに言う人もいます。私は、もともと非社交的で、交際範囲も狭い上に、小中高大の同級生・友人がただの一人も愛媛県内にいません。ということで忘年会もかぎられるのですが、今年出席したものを。まずは、東京第一ホテルで開かれたもの。



 前菜にスモークサーモン。



 お次は刺身。道後の温泉旅館もそうだけど、いつ切って盛り付けたものなのか、わかったものではありません。昼過ぎぐらいから準備し始めていると予想できます。そして、ワシントンホテルの「ガスライト」もそうでしたが、こういうチェーン店もののホテルは、和洋折衷がお好きなのでしょうか。



 白身魚とホタテのポワレかな。洋食・和食交互にだすのは、それぞれの厨房を順番に使って、大量の数をこなすための工夫なのでしょうか。



 また和にもどって、天ぷら。冷めきってでてきました。天ぷらが冷えていちゃあねえ。こういう場合、給仕の人に「さめているよ」といったら、温かいものに変えてくれるのでしょうか。そんなことはないか。だとすると、どういう反応するのかなあ。誰か言ってみてくれる人はいないかなあ。



 洋モノでステーキ。肉が固いということはないのですが、やや温かいという程度の温度で出されるので、興ざめです。



 締めはオヤジ系に配慮して麺類のそばか、と思ったら巻き寿司でした。



 大量生産ですから、料理に文句をいっても始まりません。いやならば、欠席すればいいだけの話ですからね。むしろ、どこに文句をつけるか、つっこみどころを探しながら食べるのが、ホテル宴会の正しい楽しみ方だと思いました。

やきとり桃介

2009-12-27 10:37:04 | 大衆居酒屋
 年の瀬も押し詰まってきてテレビは特番モードに入ってきています。この時期、もっとも憂鬱なのは年賀状の作成。あ~メンドクセー。これが気になって、通常業務にも身が入りません。さっさと仕上げればいいのに、シャム社長のおともで、社長の大好きな焼き鳥屋さんへ。大街道の東側のゴチャゴチャした一角にあります。



 この「やきとり桃介」は、焼き鳥は焼き鳥でも、今治風焼き鳥のお店です。なんといっても、この鉄板が売りもの。



 「皮からいきますか」ときかれ、定番中の定番・皮がでてきます。皮がおいしいと、みんな言いますが、鉄板との相性がいいんでしょうね。パリと焼けて、甘いタレとあいます。半熟の目玉焼きがしかれているのは、このお店の特徴でしょうか。



 とりねぎは、鉄板独特の焼き目がつきます。こういうふつうの焼き鳥系は3本組みが基本です。



 せせりとぼんじり。ここらへんは塩で、ということになります。塩好きのシャム社長は満足そうでした。



 アスパラです。



 つくねです。これも独特の焼き目が。このあたりで、シャム社長は知り合いの人に気がつきます。



 勢いづいたシャム社長は手羽を。



 さらに、この山芋焼きやポテトフライといった居酒屋メニューに突入していきます。山芋焼きは、表面がパリッと焼けていて、中はトロッとして面白い食感。



 ささみ。



 シャム社長の好物・とり納豆。



 ということで、松山にて今治気分を満喫しました。飲んで食べて、2人で8千円台でした。お値段はふつうか、ちょっと安いぐらいでしょうか。出てくる料理の方はいいのですが、店主およびお手伝いの方が生ビールかっくらいながら仕事をするのには、びっくりしました。暑いんでしょうが、アルコール依存症か、という感じ。それから、カウンター内でタバコを吸うのも、いかがなものかと。蛇足ながら。