テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

千花~女性向けか

2013-05-22 08:32:00 | 大衆食堂
 ようやく本格的にあたたかくなってきたようです。いつものように「三越」の裏手をふらふらとしていると、お昼の定食の看板が目に入りました。お値段を見ると700円から900円。街なかゆえ、このぐらいの値段がふつうなのかな。ちょっと高いかな、と思いつつ、入ってみることに。



 かつて、フランス料理店の「テロワール」があったところです。「テロワール」は、そんなに遠いところへ移転したわけではないのですが、やはり足は遠のきますね。



 お店の中は、案の定、多くの女性で占められていました。机の席を占領して、2人から4人ぐらいでにぎやかにしゃべっているのが、女性客です。隅のカウンター席に1人ですわって、黙々と食べているのが数少ないサラリーマン風の男性客でした。昼食風景を見ると、いつも思うのは、女性の方が楽しそうに暮らしているということです。



「俺は男だ!」とばかりに、手作りハンバーグと海老フライランチ(900円)をいってみました。味噌汁は甘いです。松山の味です。



 ハンバーグは期待していたよりも小さかったです。しかも、おろしポン酢の和風ハンバーグというやつでした。ドミグラスソースでごっついハンバーグをほおばりたいという人には向かないでしょう。エビフライはからりと揚がりおいしいのですが、これもちょっと小ぶりかな。ご飯の量も少なめ。



 ということで、場所柄なのか、女性客を意識しているのか、量的には控えめな感じでした。お皿に野菜をもっていたり、煮ものがついたりというところも女性客向けなのだろうか。まあ、男性にとっても余計な栄養分をとらなくていいということにはなるのですが。これで夜の営業は、どのような形態になるのであろうか。

夢西今~ロースカツをためしてみると

2013-05-13 10:06:43 | 大衆食堂
 道後商店街の入り口付近に生息するネコちゃん。たまにみかけますが、どこかの飼いネコだろうか。



 このネコちゃんがいるのは、お肉の「みつわ」さんです。



 その「みつわ」さんがやっているラーメン店「夢西今」へ。



 揚げ物系の定食・丼類もあります。



 揚げ物そのものも店内で食べることができます。



 ラーメンは以前に食べたことがあるので、きょうはロースカツ定食(1000円)にしてみました。「大根おろしとポン酢でもどうぞ」ということで、真ん中の器にはポン酢が入っています。1切れ試してみましたが、私の口にはあいませんでした。ということで、王道のトンカツソースで食べました。



 ころもは、さすがサクっと揚がっています。お肉も厚いのですが、部位がよくないところにあたったのかなあ。ちょっと筋が気になりました。噛み切りにくい部分があって、難渋しました。たまたまだったのかもしれませんが。



 ちょっと期待外れの感をいだきながら、道後商店街へ。



 「みつわ」さんの向かいでは、「もぎたて」でも紹介されていたみかんおにぎりが売られていました。これって、ほんとうにテレビで放映されていたようにおいしいのだろうか。愛媛県内の学校給食に登場していたという、みかんごはんの想像を絶するマズさについては、シャム社長をはじめ、多くの方から聞かされているからなあ。そういえば、丹下アナも番組の中で、「むかしのみかんごはんより、かなり改善されているんですよぉ」なんて、言い訳がましいことを言っていたような記憶がありますね。ということで、買わずじまいです。

カフェレスト葡萄舎~ぶあついカツのカツ丼

2013-05-12 08:28:19 | 大衆食堂
 重信郵便局のお向かいにある「カフェレスト葡萄舎」さんに初めていっていみました。



 郊外店ゆえ、中は広々としています。



 品書きを見ると、洋食から丼もの、カレーまで、田舎特有の守備範囲の広さがみられます。何を頼むか迷った末、この日のサービス品だったかつ丼にしてみました。愛媛県では、かつ丼は店によって不出来なものがある危険な品なのですが、いってみました。サラダ付きなのが、近頃の健康志向に訴えます。お味噌汁は、やっぱり甘いですね。



 さて、肝心のかつ丼は、正統派の玉子とじ。つかわれている出汁は濃い目で、極端に甘いということもなく、意外にいい出来です。



 特筆すべきは、このカツの肉の厚みです。けして筋張っている部位というようなこともありません。



 最後に、コーヒーがつくのもお昼休みのサラリーマンの心をくすぐることでしょう。私は、そんなにゆっくりしていられなかったのですが。
 


 これならば、他の品も期待できるかも。ちょっと重信に所用があるので、また行ってみることにします。

「カフェレスト葡萄舎」 東温市田窪339-5   089-964-0110

おひさまキッチン~おかわり自由のご飯

2013-05-04 08:37:49 | 大衆食堂
 路面電車の本町6丁目駅近くにできた「おひさまキッチン」という定食屋らしきお店。外観が目をひくので、ちょいと寄ってみました。



 窓枠がヘンテコというか、個性的です。お店は、年配の女性とその子供にあたるぐらいの世代の女性と、2人の方でやっていました。顔立ちが時を隔てて似ていたので、遺伝子を共有しているのではないかと思ったのですが、聞いたわけではないので他人の空似かも知れません。



 カレーとかラーメンも品書きに乗っていますが、情報不足ゆえ、どんなものがくるのかわからずコワかったので、無難なところで日替わり定食(650円)にしました。本日は、鶏のピカタか、焼き魚。



 お味噌汁は典型的な松山味で、あまいです。



 ピカタは想像していたのと異なり、かなり厚みと大きさがありました。鶏1つにつきご飯1膳の配分で行くことに決定。味つけにむらがあって、1個目はなんか薄味だなあ、妙な健康志向に毒されているのかなあ、なんて思ったりしました。2個目はちゃんと味がついていてよかったです。



 こちらは援軍の小鉢。じゃがいもとかぶの煮物です。女性のやっているお店という感じの品ですね。やや薄めの味つけ。ご飯の1膳目が多めに盛ってあり、2膳めも同じ量をもらったので、食べ終えたときにはお腹パンパンになりました。



 城北地区といえば、旧「SHIMIZU」跡に、北条の洋菓子店「エスプリ」が建設中でした。



 開く店あれば閉じる店あり。焼きそばだかなんだかのお店「琥珀」が閉店していました。



 この物件、店が長く続いたためしがないなあ。一度も行かずじまいでした。

びっくり焼き亭 大街道店~固い肉に閉口

2013-05-02 08:26:59 | 大衆食堂
 「らあめん花月」って、そこらじゅうで見かけて繁盛している(ような)のに、どういうわけで松山には根づかなかったのでしょうか。松山の人自身が、「松山の人は熱しやすく冷めやすいから、開店当初にぎわっても、すぐに人がいかなくなるんぞ」といっていました。あながち自意識過剰の弁とばかりも言えないかも。そんな「らあめん花月」の跡に、何ができたかと思えば、久米にある「びっくり焼き亭」です。



 久米のお店は、鍋なんかもあって、夜は居酒屋対応が可能です。が、こちら大街道店は、びっくり焼き一本やりのお店になっていて、提供される品が絞り込まれています。



 11時から14時までは、おトクなランチセット(750円)がありますので、これにしました。



 こちらが辛し味噌。調子に乗って入れすぎると辛くなるので注意が必要です。



 セットのご飯とお味噌汁です。味噌汁は、もちろん甘いです。ご飯はやや多めの盛りぐあい。



 びっくり焼きです。食べてみると、わずかばかり入っている肉は、今どきどこで売っているのだろうか、と思うほど固いものでした。キャベツも妙に筋張った部位が多かったような気が。ひさしぶりに顎の筋肉を総動員して食べきりました。歯と歯茎の健康度の点検にはよかったかも。この素材で、700円とったらもうかるだろうなあ、というのが正直な感想です。



 前に久米のお店で食べたときは、もっとおいしかったと思うのだけど。じゃなくちゃ、大街道店に行ってみようなんて気にならなかったはずだから。大街道店がこんな状態なのは、開店したお店が次々とつぶれていく呪われた場所のせいだろうか。こういっちゃなんだけど、「らあめん花月」や「ゴーゴーカレー」よりも難しいんでは…。