テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

≪閉店≫MAROYA

2010-04-29 09:49:45 | 洋食
 きょう、「アイテムえひめ」で行われる「しまはく」の催事で、ギャル曽根がやってくるんですね。ところが、きょうも私は仕事です。「わが社は、昭和天皇がご生誕した日をなんとこころえておるのじゃ」と、日頃の言動と違うことをいいたくなってしまいます。ああ、生でギャル曽根みたかった。ということで、出先での昼食です。JR松山駅からフジグランの前を通って、さらに北にいったところにある「MAROYA」です。



 お店の中にはいると、カレーのいい香りがしています。しかし、いくら香りよくても、愛媛の洋食系の店でカレーを注文するのは、かなりの危険性がともなう行為。甘あまキモキモカレーに出くわしてしまうかもしれません。特に、情報不足の初めてのお店はアブナイ。そこで私は、無難にオムライスを頼むことにしました。同僚は、カレーを食べたそうにしていましたが、私の忠告を聞き入れてスパゲティにしました。




 セットのスープとサラダ。



 オムライス(940円)です。こってりとしたドミグラスソース(あっ、デミグラスソースだっけ)の中にオムライスが浮かんでいます。ソースで煮込まれた牛肉が添えられていて豪華感があります。中のご飯は、ケチャップではなく、バターライス系でかなりしっかりと味つけがされていました。自家製ベーコン入りとのことですが、ベーコンも確かに味が強かったです。オムライスを選んで大正解のようです。



 タケノコとアスパラのぺペロンチーノ(700円)です。エビちゃんなんかも入っています。お味の方はというと、ニンニクはきいていたのですが、唐辛子があまり感じられず、ぺペロンチーノ特有の刺激に欠けるとのことでした。松山人向けに辛さ控えめにしたのでしょうか。右側に添えられたタルタルソースが意味不明です。



 金曜の夜は、生ビールが300円に割引されるとのこと。ちょっと足を伸ばして、夜もきてみたいという話になりました。



 ところで、食べている途中に、カレーはインド風だということが判明しました。どうりでスパイスの香りが店内に漂うわけです。パスタがいま一つお気に召さなかった同僚に、「カレーにすればよかった」と責められました。いやあ、今回の不始末は、「華麗倶楽部」とかのとんでもないカレーが、精神的外傷として残っている影響ですね(といって、ごまかしました)。夜に来店する前に、カレーの味をみてみねばいけません。

「」 松山市六軒家町2-29  089-923-0325

食道園

2010-04-28 12:00:13 | 焼肉
 市役所の人の話では、トキヒロ市長がカトちゃんのあとの県知事にまわるという話が進行中なのだそうです。それで、市長の後釜の有力候補として名前が挙がっているのが、田坂市議とのことでした。今回の市議選では、惜しくも2位で、連続トップ当選できなかった方ですね。本町の196号線沿いに選挙事務所がありました。その選挙事務所を越えて、もう少し北へいったところにある焼肉屋さんの「食堂園」。シャム社長行きつけのお店です。



 金網か鉄板が選べます。シャム社長は、鉄板派です。わりと最近、改装したので、店内はきれいです。



 キムチ盛り合わせ(550円)。オイキムチは、「仕事がしてある」(byマスヒロ氏)という感じでしょうか。



 レバ刺し(800円)。ゴマ油を基礎にしたタレにつかってでてきます。レバー嫌いのシャム社長も好んで食べるぐらいですから、かなりいけています。プリプリした食感です。




 上タン(1250円)。「大門」のピラピラのタンと異なり、厚切りです。タンの味とシコシコ感が楽しめます。



 上ロース(1300円)2人前です。ちょっとあぶるぐらいで、いけます。まさに口の中で溶けていくという感じ。こういう肉は、鉄板で脂を落とさずにさっと焼いた方がいいでしょう。



 上バラ(1300円)2人前。こちらも、さっとあぶる程度十分です。



 こちらはふつうのバラ(800円)。ふつうのも、十分いいお肉です。



 骨付きカルビ(950円)です。「大門」のものと異なり、ちゃんと厚いお肉が骨のまわりについています。



 こちらは玉子スープ(230円)。



 そして「食堂園」最大の目玉商品・テールクッパ(880円)。骨つきの肉が、白い牛出汁スープの中に入っています。お肉は、骨からホロホロとはがれます。文句なくおいしいです。シャム社長がひいきにするのもわかります。



 問題なのは、焼肉で十分お腹が太っているので(伊予弁)、満腹状態でテールクッパをたべなければいけないことです。調整すればいいのですが、ついつい焼肉って、食欲のおもむくままに食べてしまいますよね。夜の12時ぐらいまでやっているので、遅くても開いているのもいい点です。

「食道園」 松山市本町7-3-2  089-922-5992

maricaricurica マリカリクリカ

2010-04-27 08:53:57 | 大衆食堂
 城北方面にいったついでに昼ごはんを食べようとすると、このような貼り紙を発見。「菊栄」さんの閉店を告げる貼り紙でした。なぜでしょう。お客は入っているように見えましたが。むしろ、隣にまで店舗を拡大していたんじゃないかな。業績とは、別の理由かなあ。ともあれ、残念なことです。閉店前に行っとけばよかったな。



 ということで、隣のこの看板のお店へ。「maricaricurica マリカリクリカ」という、意味不明の呪文のような名前のお店です。



 地下に降りていきます。



 以前、「もぎたて」に紹介されたときは、ジンギスカンのお店ということだったと思います。健康的だということで、ジンギスカンがブームになって、それが松山にも波及してロープウェー街に「坂の上」が出店された頃ですね。今、品書きを何度もひっくり返してみましたが、ラム肉は削除されてしまったようです。ブームもはかないものです。



 「菊栄」さんにいくとき、いつも看板を見かけながら、食べたことのなかったバクニク飯 豚(750円)を頼みました。豚丼の変型といったかんじでした。「にちょう」よりも、豚肉の厚さは、こころもち薄かったです。味つけは、オロチョンラーメンを出すお店だけあって、ピリ辛になされています。これはこれでなかなかいけます。



 食後には、コーヒーがつきました。また城北方面にいく機会があれば、よってみてもいいと思いました。オロチョンラーメンなるものも、試してみたくなりました。

「maricaricurica マリカリクリカ」 松山山越4-5-35 089-925-1996

久万の中華そば(真木食堂」「ちぐさ」)

2010-04-26 09:25:56 | 麺類
 きのうは、午前中、仕事にかりだされ、天気がよかったので、終了後はドライブがてら久万にいきました。まず、雑誌などにのっていた「ちぐさ」へ。



 焼肉店ですが、ラーメンも評判とのこと。



 中華そば(550円)です。一口、スープをすすると、まず甘味を感じます。「甘いなあ」と思っていると、急に辛味が口の中に広がります。かなりの量の胡椒がふりかけられています。二口目以降は、胡椒の味ばかりが口の中に残ります。胡椒が、スープの味を壊していいます。



 こちらは同行者が頼んだキムチ中華(600円)。丼のふちに胡椒がかかっているのがわかります。唐辛子系のキムチの辛さと胡椒の辛さが混じって、より変な感じになっていたとのことです。



 つづいて、「もぎたて」にもとりあげられた「真木食堂」。



 午後1時40分と、昼飯どきをはずしているのに、有名店らしく駐車場は満杯です。まあ、これにはある理由があったのですが…



 中華そばとうどんに、若干の丼ものという構成です。



 2人とも、中華そば(560円)を注文。「ちぐさ」よりも薄い澄んだスープです。こちらも、野菜からでているような甘味を感じました。胡椒も多少ふられていますが、「ちぐさ」よりはだいぶ少ないようです。あっさりしょうゆ味のラーメンでした。具に、魚肉ソーセージがのっていて、何年ぶりかで食べました。



 実は、注文してからこの中華そばがでてくるまでに1時間かかりました。東京で、ラーメンの行列1時間待ち、というのは何回も経験しています。しかし、席についてから注文品が出てくるまで1時間というのは、初体験です。これだけ回転が悪ければ、そりゃ店内、駐車場満杯になろうというものです。平日のご飯時なんかは、どうやってお客をさばいているのでしょうか。私だったら、ちょっと怖くて、仕事の合い間にこれませんね。お客さんは、別に文句も言わず、ほとんどの人がおとなしく待っていました。田舎の人は、気が長いです。ただ、「一緒になろう」とか、「年金はどうなるの」など、夜の居酒屋で話すような話をしていた相席の不倫カップルは、昼食後、当然すべき別のことがあるので、帰りの時間とかを気にしはじめていました。われわれも、店を出ると午後3時でしたので、そこからどこかへ行く気をなくしてしまいました。

シェルブール

2010-04-25 09:25:51 | フランス料理
ようやく春らしい気候になって来ました。所用で今治へ。帰りに、天気がよくても雨傘が必要な「シェルブール」によってみました。田んぼの中にあります。



 松山のフランス料理店でもよくみかけますが、箸がそえられているのがなんともいえません。親切といえば親切なのですが。



 安い赤ワインを頼みました。瓶やグラスが曇っているのがおわかりでしょうか。冷えてます! 今治よ、おまえもか。店内は、かなり広いです。結婚式の2次会とかでもつかえそうなぐらい。本日は、どこかの一族郎党のお祝いの会のようなものが行われていました。田舎なのに、フランス料理店を使うとは、しゃれています。松山のフランス料理店では、見たことのない使われ方です。まあ、たまたま松山で出くわしていないだけかもしれませんが。



 オードブルです。タコのブルゴーニュ風、チーズのキッシュ、カマンベールチーズ、カモのスモーク、サーモンと海老のマリネ。タコの料理がよかったです。



 2品目は鯛のマリネでした。けっこう濃い目のドレッシングがかかっています。薄茶色の部分には、醤油もつかわれているようでした。鯛というのは、今治らしくていいですね。



 スープはコーンポタージュ。



 魚料理は、鯛のポワレです。いかにも濃厚そうなクリーム系のソースがかかっていますが、見た目どおりの濃厚です。厚めの鯛は、身がしっとりしていておいしかったです。



 最後は、牛フィレ肉のステーキ。これもバターたっぷりの濃厚ソースでした。私は、こういうバター系が好きなので、よかったです。



 デザートは、クレームブリュレ、ガトーショコラ、チェリータルトです。



 予約するとき、「5000円のコースはありますか」とたずねたら、「ありません。5250円ならばあります」ということで頼んだ5250円のコースでした。おしなべて、ソースが濃厚で、いかにもフランス料理という感じでした。「むつこい」(伊予弁)と感じる人も、中にはいるのではないでしょうか。松山のフランス料理店は、軽めに仕上げているお店が多いので、私としてはこういうものもいいです。盛り付けは、さすがに松山のお店の方が洗練されていますね。一族郎党組の中には、お年を召した人もまじっていましたが、あのような料理を今治の人たちは高齢の方でも食べるのですね。

「シェルブール」 今治市矢田甲652  0898-31-7779