テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

小倉の焼うどん

2012-11-12 08:44:29 | 国内旅行ー九州・沖縄
 小倉市内にある無法松の碑です。



 小倉といえば、今年のB1グランプリの開催地です。その余韻が残っていて、小倉発祥焼うどんのキャンペーンが行われていました。



 その焼うどんのお店の「いしん」に入ってみました。主体はお好み焼きのお店です。駅から魚町商店街を南下していくと左手に現れます。



 焼うどん(577円)です。昔ながらの乾麺をつかっているとのことでした。そのせいか、細めのうどんです。コシはありません。こういうちゃんとしたお店なので、それなりに量があります。



 こちらは「玉川食堂」のある地下食堂街の入り口です。「創業94年」という、驚異的な数字が掲げられています。



 どことなく歴史を感じさせる店内です。



 「玉川食堂」の焼うどんは、醤油味とソース味が選べます。前回は醤油味にしたので、今回はソース味に。具も多めに入る、食堂の焼うどんです。しかし、前よりもうどんのコシがなくなったような気がしました。かなりやわらかでした。



 おみやげに、初めて小倉名物だというぬかみそだき(735円)を買ってみました。まだ食べていないので、おいしいのかどうか、なんともいえません。



 「五木庵」という熊本の会社のだんご汁です。



 こちらも同じ会社の棒ラーメン。



 小倉のおみやげとしてはなんだかヘンな感じですが、関東の人は愛媛みやげに讃岐うどんを買って帰りますからね。









小倉の飲み屋街のラーメン

2012-11-11 09:33:22 | 国内旅行ー九州・沖縄
小倉 小倉駅です。このイルミネーションを見ると、今年も終わりに近づいてきたな、という気がしてきます。



 小倉駅南口を出て、右手のごちゃごちゃした狭い通りを抜けたところにある「永楽」です。1971年創業とありますから、かれこれ40年続いている計算になります。



 お値段は、安めです。学生ラーメンというのは、普通のラーメンの麺の量を増やし、チャーシューを減らしたもののことだそうです。



 1階は狭いカウンター席のみです。2階席もあります。



 ラーメン(480円)にしてみました。比較的あっさりとしたとんこつスープです。臭みとかがなく、食べやすいラーメンです。



 麺は九州の細麺です。



 「永楽」はソープランドやストリップ劇場などが集積している(なんで駅のすぐそばにあるんだろう。恐るべし小倉)一角にありました。こちら「蘭州」は、紺屋町という小倉の飲み屋街のそばにあるラーメン店です。というわけで夜遅くまで営業しています。



 中国人のやっているラーメン店のようです。お店の人には、なまりがありました。



 そして、出すラーメンも個性的です。



 薬膳ラーメン(600円)です。スープの辛さが4段階の中から選べます。私は上から2番目にしてみました。そんなにびっくりするほどの辛さではなく、適度な辛みでした。しかし、次第にあせがでてきました。辛さの中に、中華風の香辛料の味がします。チャーシューは牛肉で、これまた中華風の味つけです。



 麺は細めのストレート麺で、スープにあっています。量は少なめかな。 



 お次は、「蘭州」の並びにある「万龍」です。こちらも夜遅くまでの営業です。



 とんこつラーメン(600円)です。白くて、少しとろみがあるかのようなスープです。しかし、飲んでみると、ちょっと味が薄く感じられました。濃厚なのに、味があまりしないという、ちょっと不思議なスープです。私はあまりスープに手を加えないのですが、ニンニクをだいぶ投入してしまいました。こうやって、味を調節する方式なのかな。



 麺は、細めのストレート麺。



 お店のおばあさんが出してくれた高菜です。高菜ラーメン(700円)という品があるのだけど、どういうわけかサービスで。この高菜は、ラーメンに投入すべきだったのだろうか。



 というわけで、ちょっとかわった小倉のラーメン店を訪ねてみました。


関門海峡渡船

2012-11-10 09:35:39 | 国内旅行ー九州・沖縄
 関門海峡を渡るのに、初めて連絡船をつかってみました。



 運賃は390円です。けっこう揺れるので、立ってぼんやりしていると海に投げ出されそうになります。



 関門大橋を右手に見ながら、所用5分の旅でした。



 門司について、港のすぐそばにある焼きカレーの有名店「ベアフルーツ」へ。



 窓ガラスが大きくとってあります。逆側は港が見えます。



 とろとろビーフ入りの焼きカレーを頼もうとしたのですが、すでに売り切れでした。



 ということで、スーパー焼きカレー(800円)です。



 とろけて焼けたチーズにスプーンを入れると、卵の黄身がとろりと流れ出てきます。香辛料の効いたカレーと、玉子のコクとチーズの風味があわさって、おいしいですね。



 旧大阪商船のビルは、前回来たときは、外側を修復中で、建築用の覆いがされていたと思います。修復は終わったようです。



 かわって門司港駅が修復に入っていました。正面からは入場できません。



 さて、小倉に戻ります。

中津散策②~からあげの聖地

2012-11-07 11:41:40 | 国内旅行ー九州・沖縄
 中津といえば中津城。今治城と並んで日本3大水城の1つに数えられています。



 黒田如水と細川忠興が築城したそうで、両者の積んだ石垣の違いがはっきり分かる場所があります。右が黒田、左が細川とのことでした。



 入場料400円を支払って入ってみました。もちろんコンクリート製で、内部にはちょっとした展示室があります。



 こちらは中津市内の円応寺にある河童の墓です。



 河童の池というのも境内にあったのですが、水が枯れていて全然池ではありませんでした。



 この赤壁は、合元寺です。



 なんでも黒田如水が、この地の前領主をだまし討ちした時、その前領主の家来たちがこの寺にこもって奮戦したのだそうです。結局、みな討ち死にするわけですが、その際に飛び散った血が消しても消しても浮き出てくるということで、赤く塗られることになったそうです。加古川にネコの血が、という神社があったけど、この手の話は探せば、全国にけっこうあるのかな。



 中津市歴史民俗資料館です。建物自体が国の有形登録文化財になっています。



 入館料は無料です。無料だと、つい入ってしまいます。これが、昔の冷蔵庫だそうです。



 豆腐籠なんていうのは、初めて見たなあ。「大正時代の台所」ということだけど、大正時代って、あんな籠をもって豆腐を買いに行ったんだろうか。



 こちらは手回し式の洗濯機です。この手の資料館で、わりとよくみかけます。



 さて、大分県はからあげが名物とされています。その中でも、中津市は「からあげの聖地」なのだそうです。



 しかも、「日本唐揚協会認定」の「からあげの聖地」なのだそうです。これって、自作自演じゃないだろうな。



 からあげタクシーなるものもあります。香川のうどんのタクシーのように、からあげ店まで連れて行ってくれるのだろうか。



 宇佐に行ったときには、からあげを食べそこなっているので、ここ中津では食べることに。有名店の「ぶんごや」に行ってみました。行ってみましたが、外装工事のため、いったいどこの店なのか、わからない状態です。



 基本はお肉屋さんで、その一角にからあげを揚げる場所が設けられています。注文を聞いてから揚げるので、「6分ほどお時間がかかりますが、いいですか」といわれます。



 いろいろな種類があるなかで、最も基本的な骨なし(100グラム210円)を200グラム注文しました。



 カラっと揚がった熱々をほおばりながら、中津市内を歩きました。下味にニンニクの風味を感じました。

中津散策①~福沢諭吉の街

2012-11-06 09:52:25 | 国内旅行ー九州・沖縄
 大分県と福岡県の県境の街・中津にやってまいりました。



 ちょっと郊外に出て、オランダ橋を見ました。八連アーチの石橋です。



 しかし、7月の集中豪雨で一部損壊しています。そのため立ち入り禁止となっており、渡ることができませんでした。残念。



 これも集中豪雨の爪痕でしょう。流木か何かが激突したのか、手すりがねじ曲がっています。



 こちらの橋げたには、今も漂流物が引っかかったままです。それにしても、あそこまで水位があったということだから、大きな被害が出たわけです。



 オランダ橋の少し上流にある青の洞門の入り口です。



 菊池寛の「恩讐の彼方に」の舞台として有名です。



 小説のモデルとなった禅海和尚の像です。約20年の歳月をかけて掘りぬいたということです。



 青の洞門は小説の素材になったのですが、街中には「黒田官兵衛を大河ドラマへ」の幟が掲げられていました。この願いはかなって、再来年(2014年)の大河ドラマは、黒田官兵衛が主人公とのことです。



 しかし、中津といえば、なんといってもこのお方でしょう。日本人ならば、誰でも知っているといっても過言ではない超有名人。その肖像画を収集したいという意欲をもつ人も多いはず。ご存知、福沢諭吉先生の生まれ故郷が、中津です。



 駅前広場には銅像が。



 そして、街のあちらこちらに、福沢諭吉先生のありがたいお言葉が。



 こういう環境で育つ子は、よく勉強しそうです。



 ちょっと鬱陶しい感じもしないでもないですが。



 福沢諭吉先生の旧居とのことです。時間の関係ではいりませんでしたが。



 福沢先生の遺訓に触れた後は、ラーメンです。中津の、というか、大分の有名店「宝来軒」の本店に入ってみました。



 中津駅から少し行ったところにある路地に面したお店です。老舗とのことですが、店員さんも高齢化しておりました。



 ふつうのラーメンが700円ということで、地方都市のラーメン店としては、強気の値段設定です。1000円するラーメンがあったりして、まるで東京のお店みたいです。



 そのラーメンです。豚骨ラーメンですが、あっさりした味わいで、豚骨特有の臭みがありません。豚骨好きな人には、そこがかえって物足りないかもしれませんが、食べやすくはあります。薄切りチャーシューは柔らかです。



 麺は九州らしく、細めのストレート麺でコシがあります。 



 量はふつうでした。具もチャーシュー、のり、ねぎですから、ちょっと高く感じる人が多いのでは。