テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

桜秋桜~伊予芋豚はやわらか

2012-04-29 10:14:03 | 洋食
 北条の新しい洋食屋さんの「桜秋桜」です。道路を挟んだ向かい側には、昔からの洋食店の「クラブハウス」があります。郊外店らしく、広い駐車場を備えています。



 店内は落ち着いた感じの内装に仕上がっています。



 そして山口百恵さんの肖像画がかけられていました。「秋桜」つながりでしょうか、それとも単に店主の趣味でしょうか。



 メニューにはカレーもありますが、甘かったらいやなので回避。



 典型的な洋食店の料理が並びます。



 ちょっと豪華な桜ランチも始まったようです。



 ウェットティッシュにも桜があしらわれています。



 テーブルクロスの色も桜色と、桜にこだわっているようです。



 ランチには、サラダ、スープ、パンかご飯、コーヒーがついています。



 自家製ハンバーグ(1000円)です。手づくり感のあるごつごつした厚みのある形態です。お肉がホロホロして、お肉の質感が感じられるハンバーグでした。デミグラスソースは、かなり濃い味でした。



 こちらは伊予芋豚 肩ロースのロースト(1500円)です。バターのこくのあるソースがかかっています。



 お肉は、豚ですけれど内部がほんのり「桜色」にしあがっています。まったく臭みとかがなく、ものすごくやわらかでした。ちょっと値段がはるかな、とも思ったのですが、納得の肉質でした。



 食後のコーヒーです。



 奥様がたでしたら、このコーヒーだけで30分はおしゃべりに花が咲くところでしょうが、私たちは早々に切り上げました。時間があるときに、ちょっと足をのばしてみようという場合にはいいお店かもしれません。

「桜秋桜」 松山市小川甲456   089-904-2066

一朗~やっぱりおいしい

2012-04-28 09:39:39 | 寿司・海鮮丼
 次男はどうもかんばしくないということで、長男の方へ。とか、わけのわからないことを思いながら「一朗」さんにやってまいりました。



 「本日のおすすめ」から、穴子塩たたき(1200円)です。ふっくらと柔らかな穴子が、口に含むとほろっと崩れていきます。炙られたねぎも香ばしくて、おいしいです。



 青やぎを握ってもらいました。しゃきしゃきした食感がたのしめます。



 この季節のもののほたるいかがあるということで、これも握ってもらいました。カウンター席は、こういうことができるのでいいです。ほたるいかは、ねっとりとしていて独特の風味があります。



 こちらも「本日のおすすめ」にあったしめ鯖。切り込みの入れ方がしゃれています。右と左で薬味を変えているところなど、凝っています。



 お醤油のうにと塩のうに(700円×2)を1カンずつ。



 中とろ(700円)。まさにトロっとしていて、口の中で消えていきます。



 こちらは沢庵とトロを一緒にまいたトロタク(900円)です。



 この他に、穴子、イクラ、赤身づけ、コハダ、白身、釣り鰺などを握ってもらって、お酒も飲み、おなかいっぱいになりました。「本日のおすすめ」には値段がなかったので、いくらになるかわからなかったのですが、1人1万円ちょっとでした。この種のお店にしては安い部類ではないでしょうか。お寿司はどれもおいしかったです。
 ところで、また「食べログ」の話になりますが、次男さんと「一朗」さんを両方評価している人が2人いました。そのうちの1人は、両店に星4つをつけているので、唖然とします。どこをどう評価すると、同じ点数になるのか。両者にあきらかな差があると感じるのは、私だけではないと思いますが…。「食べログ」が当てにならないのは、こういうところに発しているのかな。

カルコバ~辛味のある洋風カレー

2012-04-27 10:02:01 | カレー
 伊予北条駅前です。駅前といっても地方ですから何もありません。



 駅前からちょっといったところにカレー専門店ができていました。



 「カルコバ」さんです。



 今日のカリールウは、つくってから6日目だそうです。



 店内はカウンター席とテーブル席が2つで、こじんまりしています。



 ルウだけの販売もしているようです。



 ハンバーグカリーの大盛(900円)を注文しました。茶色系の濃い色をしたルウはドロっとしていて、洋風カレーです。6日目ということで、具材はルウに溶け込んだようになっています。お味のほうは、辛味とコクのあるおいしいものでした。甘い味を偏愛する松山でも、こういうカレーを出すお店ができたんですね。



 ルウがかかっていてわかりずらいのですが、ハンバーグです。厚みはありませんが、洋食店で出てくるようなちゃんとした味のハンバーグでした。ご飯は大盛でちょうどいいぐらいです。ふつうだと、ちょっと少ないのではないかと思いました。



 こちらは、同じく北条の「カザハヤラーメン」。



 風早カリーは当たりでしたが、風早ラーメンはどうでしょうか。



 あっさり味玉塩ラーメン(880円)です。隣のテーブルに、いったん出されました。しばらくして店員さんが、隣のお客さんに「手をつけていませんか」と聞きにきました。「つけてない」と答えたら、「まちがえました」といって、こちらのテーブルに置きなおしました。隣の人は、注文したものと違うものだったので、箸をつけるのを躊躇していたようです。しかし、こういうのって、ありかなあ。作りなおすべきなのではないかと思いました。



 しらすが入っているのが特徴なんでしょうが、しばらく隣のテーブルで放置されたせいか、スープはぬるくなっていました。



 麺はのびのびで、コシがありませんでした。



 こちらは、旨こく塩ラーメン(680円)。「旨こく」と名のっていますが、全然コクのないあっさりスープでした。塩ラーメンでコクがあるものをつくろうとするのなら、とりあえず全国チェーンの「山頭火」あたりのラーメンを研究していただきたいところです。



 同じ「風早」でも、カレーとラーメンでは大違いでした。まあ、両店には何の関係もないのだろうから、違って当然なんでしょうが。

「カルコバ」 松山市北条辻434-3  089-989-8632

次男坊寿し~三津浜の「名店」の実態は…

2012-04-26 12:47:01 | 寿司・海鮮丼
 三津浜の名店ということになっているらしい「次男坊寿し」に連れていってもらいました。



 店内には、元スワローズの池山氏の署名入りお皿が置いてありました。


 
 品書きの「手巻き寿司」の部には、「大三元」だとか「初恋」だとか「君ひとすじ」だとか意味不明の名称が並びます。若者向けのお店でもないのに、こういうふうに奇をてらった料理名をつけている店の内実はどんなものでしょうか。


 
 つきだしです。



 このお店の握り寿司は、基本的に2カンで価格がついています。いくら(2カン400円)とウニ(2カン650円)です。値段は、お安く設定されています。シャリはちょっと甘め。



 数の子(2カン400円)。



 マグロ(2カン400円)は、解凍が間に合わなかったのか、シャリシャリしていました。この段階で、もう打ち切った方がよかったのかもしれません。



 赤貝(2カン450円)を注文したら、このようなものが出てまいりました。いつも見慣れているシワシワの外観でシコシコっとした食感のものではありません。のペーっとした見かけで、食べると歯ごたえがありません。これはほんとうに赤貝なのでしょうか。



 よした方がいいかなと思いつつも注文した中トロ。中トロだけはけっこう値段がして2カンで2100円です。ネタが大きいのはいいですが、筋張っていて、口の中でねとーっと崩れていく食感がありません。



 玉子(2カン250円)。



 「次男坊寿し」の名物らしい船頭さんがつくる味噌汁。具沢山で350円。



 こんな感じで一尾まるごと入っています。あま~い味つけなのは想定どおりでした。



 「食べログ」をみると、このお店を「名店」とほめちぎっている評者がいます。この人たちの評価基準(舌)は、いったいいかなるものなのでしょうか。信頼性に欠けることはなはだしいです。「食べログ」の「次男坊寿し」評では「早川敬太郎」氏のものにうなずくのは私だけでしょうか。「値段も安く地元の人に愛されているお店」という位置づけでいいような店を、誇大にほめちぎって持ちあげる人がいるから、それを鵜呑みにしてわざわざ出かけていって失望する人間がでてしまうんですよね。無責任ほめまくり人間の罪深さを感じさせられました。

スペインみやげ②~食料編

2012-04-23 08:38:57 | みやげもの
 スペインから日本へ、ハムは持ちこめなかったのですが、その他の食品類をいくつか購入して持ち帰りました。スペインといえばオリーブということで、オリーブの実を。日本の料理店では、小皿にちょっと盛って、500円ぐらいとったりしますが、スペインでは驚くほど安いです。



 スペインの定番デザートのフランです。日本のプッチンプリンは寒天をつかって固めているのでプルプルしていますが、スペインのものは玉子を利用しているので、濃厚です。



 パエリア用の調味料。経験上、こういうものは買って帰っても、使われないことが多いことはわかっています。でも、買ってしまうなあ。



 こちらはイカ墨のパエリア。具とイカ墨が入った缶とおコメがセットになっています。7.29ユーロでした。これは、すでに食べました。かなりニンニクが利いていて、次の日、「ニンニクくさい」といわれてしまいました。



 こちらはスペイン名産のサフランです。1.95ユーロだから、ユーロ安もあって、日本よりかなり安く感じます。



 アンチョビやコンソメ類。日本でも売っていますが、価格が安いし、かさばらないので購入。
 


 チョコレートです。ウサギのチョコはイースター用です。



 缶ビールもちょっとだけ。



 なんだか、パエリアが食べたくなってきました。