テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

グリル・ド・フランス

2011-06-29 08:46:28 | ステーキ
 梅雨明けしたのか、というぐらいの暑さになりました。節電しなければいけませんが、暑い夏になりそうです。力をつけるために「いよてつ会館」内の「グリル・ド・フランス」へ。同じ会館内の中華は、いま1つでしたが、洋食系はいかがでしょうか。



 店内は、やはりじゅうたん張り、テーブルにはクロスと、よろしい雰囲気です。本日のランチは、ロースステーキ 赤ワインソースでした。



 コーンポタージュが出ました。クルトンを自分で入れる形式だったので、ついつい貧乏人根性を出して、いっぱい入れてしまいました。



 ミニサラダ。



 ステーキです。基本中の基本というような赤ワインソースですが、ご家庭でこういう味をなかなか出せませんよね。



 お肉は、値段が値段なので、さすがにうすいですが、ちゃんと内部に赤い部分を残して焼いています。薄いと、どうしても焼きすぎてしまうと思うのですが、たしかな技術です。やわらかくて、おいしいです。



 ご飯。



 ちゃんとデザートとコーヒーまでつきますので、奥様方には喜ばれるでしょう。



 お値段は、1000円ですが、いよてつカードを使うと5%引きで950円です。スープ、サラダ、デザート、コーヒーつき
で、この値段はおトク感があると思うのですが、どうでしょうか。これならば、ハンバーグとかも試してみる価値があります。

TOH-KA-LIN

2011-06-28 08:36:52 | フランス料理
 国際ホテルの水が流れ落ちるレンガの壁。むかしのテレビ番組で、流路をつけかえる前の川が、ここを流れていたので今でも水が湧き出ると、やっていたような気がします。



 その国際ホテルの最上階の「TOH-KA-LIN」です。『愛媛馳走案内』に出ていたので、行ってみることに。「もぎたて」にも出たことがあったけれど、なぜか行ってませんでした。



 最上階といっても、10階なので眺めはこの程度です。それでも、まあ、気分がいいことはいいです。窓が西に向かって開けているので、天気がよかったら夕陽がきれいに見えたのかもしれません。



 和洋折衷という言葉がありますが、頼んだのは洋中折衷のマルコポーロコース(5000円)です。前菜は、中華風の冷菜盛り合わせでした。



 スープはヴィシソワーズ。これが出されるようになると、夏がきたんだなあ、と思います。よく冷えていておいしかったです。



 鶏肉とアスパラの炒めものです。味つけは薄味で、上品といえば上品、物足りないといえば物足りない感じでした。これは、好みもあるでしょう。



 ホタテ貝のナンチュア。ホタテに、大好きな濃厚アメリケーヌソースがかけられています。海老の風味がして、美味。



 五目野菜炒め。これも、鶏肉の炒めものと同じで、薄めの味つけ。こういう味つけのお店なのか、それともフランス料理系の品と調和するように、わざと薄めに味をつけているのか、よくわかりません。



 牛肉のポワレ野菜のヴァプール。これだと、肉料理なのか、野菜料理なのか、わかりませんね。



 厚いお肉が、レアにうまく焼けています。やわらかくて、おいしかったです。



 もうお肉で十分という感じだったのですが、豚三枚肉の煮込みあんかけご飯が出てきました。中華系の料理では、これがいちばんよかったです。厚い豚肉が柔らかく煮込まれていて、ご飯がすすみます。お腹いっぱいになりました。



 デザートは、チーズケーキ。



 ということで、東西対決(なんで対決になるんじゃい)は、フランス軍に分がよかったような気がします。ホテルだけあって、従業員の人たちのサービスは、とてもよかったです。

「TOH-KA-LIN」 松山市一番町1-13-5 0120-31-0001

蕎庵かゆう

2011-06-27 08:32:48 | 麺類
 昨晩から今朝方にかけて、すごい風でした。細い人だ吹き飛ばされかねないです。こちらは細いおそばを出す「かゆう」さんです。ロープウェー街にあります。観光客向けのお店なのかと思い、足を向けていませんでした。初めて、入ってみました。



 店内にガラスで素通しになった作業場があります。しかし、蕎麦を打つ人と調理する人は同じ人のようでしたので、食べに行ったお客さんは、結局、そばを打っているところを見られないんじゃないでしょうか。素通しにする意味があるのかなあ。



 などとあれこれ考えていたら、大盛せいろ(900円)がやってきました。



 黒っぽいおそばです。手打ちだけあってコシがあるそばです。そして、つゆは関東風の濃いもの。こりゃいいですね。もっと早くくればよかった。天せいろの天ぷらが、ヘンな精進揚げだったらやだなと思って控えたのですが、海老やら舞茸やらでおいしそうだったので、次はそちらにしてみようかな。



 こちらは大街道にある「まろ」。作業場が入口近くに配置されています。



 せいろとそぼろ丼の組み合わせで880円と、お得になっています。



 こうして見比べてみると、「かゆう」よりも白っぽいおそばです。コシはありますが、つゆは「かゆう」よりも薄め。関東人だったら「かゆう」のつゆの方を好む人が多いんじゃないでしょうか。



 そぼろ丼を組み合わせたのはいいのですが、どの時期に食べようか、とまどってしまいました。そばを食べる合間にご飯類を口にするのもヘンなものだと思ったので。結局、そばを食べ終えてから、おもむろにそぼろ丼を食すという、発送分離方式を採用しました。そぼろは、松山風の甘い味つけではなく、よかったです。



 ということで、街なかにけっこういいおそば屋さんがあるということを再認識させてもらいました。砥部やら西条やらに、そばを食べに出かけていたからなあ。

「蕎庵かゆう」 松山市大街道3-7-2  089-947-0108



かめそば・おでんの店じゅん

2011-06-26 09:04:00 | 大衆居酒屋
 6月初旬に放映された「秘密のケンミンSHOW」で、松山のB級グルメとして「かめそば」なるものがとりあげられたとのこと。私は、それを見てはいなかたのですが、興味をそそられました。



 そこで、二番町のキスケの駐車場の向かいにある「じゅん」に行ってみることにしました。「かめそば」の幟がひるがえっています。



 実は、行こうか行くまいか、かなり迷いました。同僚にかめそばを食べたことがあるか聞いてみたところ、土曜夜市の屋台で食べたという人が2人いました。2人が2人とも、「もう2度と食べたくない」と、散々な評価だったからです。でも、まあ、まずかったところで、5、6百円のことなので、話のタネにいってみることにしました。



 と、お店の前には、このようなお断り書きが貼り出されていました。これを読むと、土曜夜市には、「じゅん」さんも迷惑している様子がありありとうかがえます。



 初めてのものなんで、食べ方を熟読。



 かめそばとおでん以外の料理の種類は多くありません。



 それで、生ビールとお豆腐とかめそば(半量)とおでん1本と生ビール1杯で1000円という得々セットを頼みました。まずおでんとお豆腐の登場。お豆腐にカツオ節が大量にかかっています。



 かめそばと並ぶ「じゅん」の名物であるお豆腐は、松山らしい甘めの出汁がよくしみていて、なかなかおいしかったです。そういえば「秘密のケンミンSHOW」で、大阪では「味がしみている」ということを「しゅんでる」という、なんてやっていたなあ。



 さて、やってまりました、かめそば。焼きそばの上に、カツオ節とちりめんじゃこがふりかけられています。これが、はたしてどのような味か。



 カツオ節をとりのけてみたところです。麺が2種類混じりあっています。茶色い麺は、カリカリした固めの食感。黄色い麺はふつうの中華麺のような食感。これが、口に中で混じりあうので、不思議な感覚を味わえます。味つけはしょうゆが基本になっているので、カツオ節とあいます。ソースもかけてみましたが、やはり元の味で食べた方がかめそばらしい味わいです。



 かめそばの調理はこの扉の奥でなされます。かめそばの製法は、一子相伝、門外不出の秘密のようです。つくっている手元も何もみえないので、どのようにして2種類の麺がくみあわさった不思議な焼きそばが生み出されるのか、わかりません。



 というわけで、何かちょっとお腹に入れたいという時に、「じゅん」の得々セットは、なかなかいいかもしれません。ここのところ、飲食店チェーンの某「ぐ××亭」がさかんに「秘密のケンミンSHOW」で話題のかめそばを出していることを宣伝しています。他のお客さんが某「ぐ××亭」のことを聞いていたのですが、おかみさんは「あれはニセモノ。つくり方もちがうし」とおしゃっていました。

「かめそば・おでんの店じゅん」 松山市二番町1-4-11  089-921-0332

MAX(マックス)

2011-06-25 09:05:56 | 洋食
 毎度の『Komachi』に載っていた洋食店の「MAX」。その『Komachi』の地図では、大街道に面して立地しているかのように赤星印が打たれていました。しかし、大街道をいくら探しても「MAX」は存在しません。 



 実は、「カフェ・セッテ」が入居しているのと同じビルの4階でした。まったく、『Komachi』も情報誌、というか広告宣伝誌の役割を果たしていません。こういう明らかな誤りをした場合、掲載料はお店側に返金されるのであろうか。



 店内に入ると、ベルギービールの空き瓶が目に入ってきます。ベルギービールも、現地で飲むと安いのだけど、日本ではびっくりするような高値がつけられているので、バカらしくて飲む気になりません。ってなことを考えながら着席。



 デミオムライス(900円)を注文しました。夏らしく、ヴィシソワが出されました。けっこう濃い味つけがなされていて、私としてはよかったです。



 「MAX」のオムライスの特徴は、ご飯がふつうの白いご飯であることですかね。白いご飯の上にふわふわのオムレツがのり、そこにドミグラスソースがかかります。ご飯にトマトケチャップの味がついていないから、ドミグラスソースと味がケンカしてしまうことがなく、かえっていいかもしれません。ソースは、ヘンなくどさがなく、おいしかったです。



 ミニグラタンもつきますので、ちょっとおトクな感じがしました。グラタンもチーズがきいていて、小さいながらもいいお味でした。



 というわけで、機会があれば、夜もきてみたいものです。その場合、ベルギービールにどのような価格がつけられているかが、問題ですねえ。

「MAX(マックス)」 松山市二番町3-2-18-4階  089-935-5303