テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

辛メンヤ中元~もつ鍋は量多し

2013-03-31 10:12:07 | 大衆居酒屋
 だいぶ暖かくなってまいりました。今週末に花見の予定があるのですが、その頃には、桜の花が散ってしまっているのでは。まだ、ちょっと肌寒かった頃、鍋で暖まりに「辛メンヤ中元」さんへ。



 ウナギの寝床のようなところを通り抜けます。



 本日は、その奥にある座敷席で。若い女性の団体なんかも、おいでになっていました。



 おススメ料理です。



 お肉料理が豊富です。



 名物は餃子とのこと。



 そして、もつ鍋。



 ということで名物の焼き餃子(350円)を頼んでみました。底がパリパリに焼けています。餡は、ニンニクとにらがきいていて、日本の正しい焼き餃子という感じです。



 本日のお目当て、辛もつ鍋2人前(880円×2)です。予想よりもだいぶ大きなものがきたので、びっくりしました。量が多かったです。コクのあるスープがとられているので、辛さはさほど気になりません。むしろ、もっと辛くてもよかったかも。



 モツの他に、このようなつみれも入っていて、栄養がつく感じです。



 締めには、雑炊や韓国麺もあったのですが、ちゃんぽん麺(380円)にしました。ちゃんぽん麺といっても、そんなに太くなくて、ふつうの中華麺みたいです。



 それなりにコシのある麺だったので、よかったです。それから麺を2人前にしなくて正解でした。お腹太りました(伊予弁)。



 鍋の他に肉料理でも食べようかと思っていたのですが、鍋だけで十分でした。その他のものは、またの機会ということで。

≪閉店≫中華厨房 友~ご飯・スープお替り自由

2013-03-30 08:35:24 | 大衆食堂
 北条に向かってぬけていく196号線沿いにある「中華厨房 友」に入ってみました。典型的な大衆中華の店構えです。



 さて、日替わりの定食を見ると、中華っぽい料理と日本の大衆食堂の品が混交していて、まさしく大衆中華。火曜とか土曜とかに心惹かれるものがあります。しかし、本日はチェスタトンの「木曜の男」ならぬ月曜の男だったので、春雨と白菜の辛子煮と一口トンカツです。



 春雨と白菜の辛子煮は味が濃いので、ご飯が進みます。トンカツも、お肉がやたら固いとか、筋張っているというようなことはありませんでした。



 そして、そして、ご飯とスープは「お替り自由」。ご飯のお替り自由はありますが、スープも、というのは意外と珍しいのでは。もちろん、ご飯もスープもお替りしました。辛子煮があったので、ラクにいけました。



 650円でお腹パンパン。食べすぎです。北条方面に行く用が、火曜・土曜にあれば、また寄ってみたいところです。

門田~伊予牛と伊予柑

2013-03-29 07:54:16 | フランス料理
 今年で開店20周年を迎えるという「門田」さんにまいりました。



 本日は、伊予牛と伊予柑という愛媛の特産品を用いたコース(6300円)です。愛媛といえば、150キロ超の速球投手・安楽選手を擁する済美高校は、どこまで勝ち上がるでしょうか。順当に行くと甲子園3連覇を狙う大阪桐蔭と当たる予定ですが。最近話す機会があった土佐高校(1回戦負け)の野球部出身の方が、「四国大会で上甲監督が笑っているところをみたことない」といっていました。「上甲スマイル」って何なんでしょう。



 さて、前菜はカンパチのマリネ、エビ、伊予牛のテリーヌです。マリネには、伊予柑をつかったソースがつかわれています。



 パン。フランスパンのカリカリ感がいいです。



 伊予牛のコンソメロワイヤル。洋風茶碗蒸しという感じです。茶碗蒸しの上に、コンソメスープがかかっています。器は砥部焼のようですし、洋と和がまじって、おもしろいです。



 鱸のパイ包み焼きソースマルテーズです。ソースは伊予かんの風味と酸味がほんのりと感じられます。パイ皮のサクサク感がいいです。



 伊予牛のサイコロステーキとストロガノフの盛り合わせ。量的にはちょっと物足りないのですが、ストロガノフの濃厚ソースが美味です。



 つけあわせのサラダ。



 デザートは、伊予柑のムースとパウンドケーキ。



 伊予牛を使ったのに値段が安かったせいか、腹八分という感じで終わりました。健康のためには、こんなふうなのがいいかもしれません。

すだち塩ラーメン!?

2013-03-28 16:13:52 | 麺類
 シャム社長が「行こう」というので、「りょう花」にラーメンを食べに行きました。「りょう花」の新作ラーメンである、すだち塩ラーメンが提供されていました。けっこう、イケてないという噂をネットで目にします。シャム社長は、「りょう花」で働いている人に勧められたといって、このすだち塩ラーメンを注文いたしました。



 私は、ふつうの塩ラーメン(630円)に。いつもの安定したおいしさです。塩なのに、ほどほどのこってり感もあり、味のふくらみもあります。具の焼豚も香ばしくていいですね。



 さて、シャム社長のすだち塩ラーメン(720円)。基礎となるスープは、塩ラーメンのスープと一緒のようです。そこにすだちの酸味と清涼感が加わるという触書です。シャム社長は、店員さんに言われたように、すだちを一絞りした後、スープを口に。すると、みるみるシャム社長の顔が曇ります。あまりにもシャム社長がヘンな顔をするので、私も一口飲まさせていただきました。せっかくの塩スープがすだちの酸味で壊された上に、すだちの皮か何かから出た苦み成分が口の中を刺激して、尾を引きます。特にスープを飲み込む終わり際に苦みと酸味が入り混じったヘンな味を強く感じます。



 苦みが出ないようにか、店側としては、すだちを取り出すための容器を一緒に持ってきてます。しかし、もう時は遅しです。暖かいスープの中で、早々に苦み成分が溶け出してしまっています。シャム社長が言うには、「麺もスープの影響でまずくなってしまったぞな」とのことでした。大葉の味も微妙だとのこと。シャム社長の感想、「激○○! 」でした。



 あまりにシャム社長がかわいそうなので、私の塩ラーメンのスープを少し分け与えました。モノがない時代に生まれ育ったシャム社長は、めったなことで食べ物を残さないのですが、このスープばかりは残しました。



 生姜ラーメンなんていうのもあったけど、どうなんでしょうか。すだち塩ラーメンは、早晩消え去ると思うので、幻のラーメンにならないうちに、ぜひとも皆さんご賞味ください。



 それにしても、新作を出すときは、何度も内部で試食するであろうに、なぜあのようなものが売り出されてしまうのだろうか。だいたい、「新作」とか「限定」とかのラーメンって、ロクでもないものが多いような気がするんですよねえ。「もぎたて」で紹介されていた玉ねぎラーメンなんていうのも、避けておいた方が無難かな。

芳芳~創作系の麻婆ラーメン

2013-03-27 08:02:16 | 麺類
 萱町商店街の一角にある自称上海風中華料理店の「芳芳」にやってまいりました。建物はかなり年季が入ってきました。



 店内は、カウンター席と机が3つのこじんまりしたお店です。



 麺類です。お店の人は、お客さんに「とんこつラーメンは、むつこい」なんて、中国なまりの伊予弁で説明していました。



 「上海家庭料理」がどのようなものか知りません。しかし、並ぶ品は日本風中華料理が多いような気が…。



 さて私は、お試し価格550円と貼り紙にあった麻婆ラーメンです。お豆腐たっぷりで、これだけみるとほんとに麻婆豆腐のようです。味つけは、ちょっとピリっとする程度です。でも、食べ終わると汗がでていました。スープはあっさりとした醤油スープが基本になっています。



 麺はちょっとやわらかめ。中太麺なので、のびているという感じはしませんでしたが。さてお味ですが、わざわざ足を運んで食べるほどおいしかったかというと、そこまでではないです。だけど、珍しい創作系なので、話のタネに一度ぐらいはいいかもしれません。まずくはありません。



 食後のサービスにコーヒーがつくのが、なんかおかしかったです。



 お客さんは、「常連」なんていう言葉ではおっつかないような、ご近所の古~くからのおなじみさんが多いようでした。他の品は、どんな味なんだろう。