テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

太養軒~カツカレー対決

2012-10-31 19:58:25 | カレー
 いったん閉店して、若い人たちで再び開店した「太養軒」です。



 壁とかは、以前よりも少しすっきりしたでしょうか。



 ジャンボカツカレー(530円)を注文してみました。「ジャンボ」と銘打たれていますが、びっくりするほどのものでもありません。



 カレーの味は、以前の「太養軒」のカレーとは、全く異なります。以前のものは果物を入れているとかで、甘みがあってハヤシライスに近いような変わった味わいのカレーでした。個性的といえば個性的で、好き嫌いがわかれるであろうカレーでした。新「太養軒」のカレーは、業務用カレーの味みたいで、万人向けである分、非個性的でどこにでもあるようなカレーになっています。



 価格が価格ゆえ、カツは薄いです。固くはないので、よしとせねばならないでしょう。しかし、ケチャップがかけてあるのが解せません。これでは、カレーとカツを分離して食べねばならなくなってしまいます。カレーとカツとご飯の三位一体というカツカレーがもつ最大の美徳が消失してしまいます。



 食べてみると、やはり量もさほどではありませんでした。

夏の門田

2012-10-30 19:35:18 | フランス料理
 ちょっと前の話になりますが、「門田」さんにひさしぶりに行きました。ひさしぶりにいってみると、ホールのお兄さんの胸には、ソムリエバッジが燦然と輝いていました。



 ひとしきりソムリエの話をした後は、オードブルの登場。愛南町のカツオのたたき ビーツソース、玉川町の鹿のたたき、こんにゃくと雉のテリーヌ、鯛のテリーヌ、白魚のマリネ。「瀬戸内風」を謳っていますが、地元食材を使おうと努力されているようです。



 サザエのブルゴーニュ風。エスカルゴバターで香ばしく、かつニンニクの風味をきかせて焼かれています。



 暑いときの定番の桃の冷製スープです。ほんのりとした甘味があります。



 本日のお魚は、イサキでした。ちょっと香草が効いたソースがかかったムニエルです。表面がけっこうカリカリに焼かれて、香ばしかったです。



 牛フィレ肉のステーキで、赤ワインソースとマデラ酒ソースの2種類。



 ステーキの焼き加減は、もうしぶんなし。やわらかです。ソースもコクがあります。



 つけあわせのサラダ。



 デザートです。



 ちょっと見ない間に、門田シェフもだいぶお年を召されたようにみえました。そういう自分も、年をとってきているんだろうな。

仲巳屋~タルタルステーキとは

2012-10-24 10:56:01 | 和食
 生の牛肉がご法度となって、もうどのくらいたたったでしょうか。最近は、牛に代わって馬刺しをおく焼肉屋さんも現れています。ここは、やっぱり馬の専門店へ。というわけで、シャム社長と「仲巳屋」さんへやってまいりました。



 お通しのたたきです。



 これを食べに来たという馬刺し盛り合わせ(2000円)。部位は、ばらおび、たてがみ、上ヒレ、上モモ、くらしただそうです。きょうは、やけにお肉を厚めに切ってくれていました。幸福度上昇です。



 あいかわらず写真がボケていますが、これもはずせない馬カツ(1500円)。



 いつものとおり、絶妙の揚げぐあいです。 



 初めて頼んだタルタルステーキ(1500円)です。



 バゲットにのせて食べます。野菜のシャキシャキ感と馬肉のねっとり感が組み合わさって、いい感じです。と思ったら、シャム社長は何か怪訝そうな顔をして食べています。お気に召さなかったのでしょうか。



 最後にシャム社長は、さくら納豆丼(950円)。



 私は、さくら山かけ丼(950円)です。こうして、生の馬肉を堪能いたしました。



 お店を出ると、シャム社長が「タルタルステーキって、ああいうものだと思っていたかな」ときいてきます。「思っていましたよ。生肉を刻んでつくるのがタルタルステーキでしょ」というと、シャム社長は「わしは、ステーキにタルタルソースがかかっているものだと思っていたぞなもし」というではありませんか。怪訝そうな顔の訳が分かりました。それにしても、ふつうは魚介類にあわせるタルタルソースを馬肉のステーキにかけたら、どんな感じになるのでしょうか。いずれにせよシャム社長の独創ですね。

田屋~名物のかつ丼を

2012-10-23 08:41:43 | 大衆食堂
 この郡中にあるシブい建物は、老舗の食堂「田屋」さんです。伊予市方面に行くと、立ち寄りたくなるお店です。しかし、このところ、土曜とか日曜に行ってしまい、開いていなかったことが続いたので、なんだかんだでかなり間が空いてしまいました。 



 「田屋」といえば、なんといってもかつ丼(670円)が有名です。この甘辛いしょうゆだれのかつ丼ですね。ころもはパリッとしていて、お醤油の風味でご飯がすすみます。



 別のお客さんに、お店の人が「田屋といえば、玉子でとじてないかつ丼が看板なんですけど」と説明していたのにもかかわらず、同行した人が注文した玉子とじのかつ丼(720円)です。半熟のたまごをのせる型です。松山の「ひさご」が、この型でしたね。食べた人は、これもおいしいといっていましたが、私はやっぱり卵でとじないものの方が、「田屋」らしくていいですが。



 もう一人の人は、欲張ってラーメンと半カツ丼のセット(800円)。



 ラーメンをちょっとすすらせてもらいました。細かい油が浮いているあっさり鶏ガラのスープで、いわゆる食堂のラーメンですね。



 ちょっと足りない(ラーメンとカツ丼食べて、そんなこと言うなという感じですが)ということで、鶏のから揚げ。ちょっと甘めの味付けでした。



 食べ終わった後は、昔の街並みをプラプラしたいところですが、すぐにお仕事です。

「田屋」 伊予市湊町21 089-082-0145

西宮ラーメン行脚

2012-10-22 08:19:43 | 国内旅行ー関西
 西宮までやってきました。よく名前の知られた市ですが、JRの駅舎はこじんまりとしたものです。



 駅のすぐそばのラーメン店には、「西宮新ラーメン街道」なる幟が。西宮は、関西ではラーメンどころということになっているのでしょうか。



 ということで、西宮のラーメン店をはしご。あまり当てにはなりませんが、「食べログ」上位の「麺処ばっは」へ。お昼の時間をちょっとはずしたのですが、まだ店外に行列がありました。



 店内はカウンターと机席が2つぐらいの狭いお店です。



 こってり(650円)にしました。魚介系の出汁がきいたとんこつ醤油のラーメンです。松山でいえば、「周平」に近い味のスープです。魚介系とんこつでおいしいラーメンというと、あの味に行きつくのかな。



 麺は「周平」と異なり、細めの麺でスープにからみます。他のお客さんの様子をうかがうと「あっさり」を注文する人が多かったです。機会があれば、あっさりをいきたいです。



 西宮駅のそばにある「元祖ゆず胡椒おろしラーメン」の看板。「ゆず胡椒おろし」って、どういうものなんでしょう。



 そこで、お次は「らー麺どん」に行ってみました。



 看板は大きいけれど、店内はカウンター席のみの狭いお店です。



 注文したのは、もちろんゆず胡椒おろしラーメン(790円)。「コラーゲンたっぷり」と表記されていたスープは、とろみがあるような濃厚スープ。鶏を煮だしているんですかね。スープだとだと、けっこうきついのですが、ゆず胡椒おろしが味を加えてくれて、食べやすくなります。このスープだからのゆず胡椒おろしかと、納得した次第です。



 麺は細めのストレート麺で、やわらかめの茹で加減です。評価がわかれるであろうと思われる個性的なラーメンでした。



 最後に「らあめん力丸」へ。ラーメンガイド本にも載るお店なので行ってみました。こちらは、家族客も目立つ広い店内と駐車場をもっています。



 力丸ラーメン(600円)です。あっさりめのとんこつラーメンです。豚骨臭とかはありません。


 
 麺は、とんこつラーメン定番の細麺です。固さが指定できます。



 またやってしまったラーメンのはしご。身体に悪いから、やめなければとは思っているのですが。