テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

BALプラス

2013-06-23 08:34:19 | イタリア料理
 「もぎたて」で紹介されていたまつちかタウンの「BAL」です。松山にも、情報に敏感に反応する女性層がいるようで、カウンターは若い女性から妙齢の女性まで、女性ばかり。私どもも、他人のことをどうのこうの言えないおっちょこちょい組ですが。とりあえず、浮き気味で入店しました。



 グラスワイン2杯とおまかせ前菜4種盛りのセット(1000円)というのがあったので、とりあえず注文してみました。2人で1セットでも、だいじょうぶでした。



 こちらが前菜4種。サケが1切れなので、2人で1セットだと、このサケの行方を巡って暗闘ないし譲り合いが繰り広げられそうです。「BAL」の前のお好み焼き店は撤退していました。なかなか活性化しないまつちかですが、さてどうなることでしょう。



 「もぎたて」では、某丹下アナが持ち前のカン高い奇声をあげて「BAL」のピッツァをおいしそうに食べていました。でもピッツァだったら、ここだと思って、前菜終了後すみやかに移動しました。「パラディッソ」です。



 4種類のチーズとブラックオリーブのピッツァ(1000円)です。4種のチーズのピッツァというのも、何店かで食べてみました。「パラディッソ」はオリーブを散らして、他店と差別化しています。カマンベールが原形をとどめているのも特徴かな。生地はパリパリしていて、いつものおいしさ。



 ジェノベーゼ(1200円)。バジルのソースですが、チースにとうもろこしにジャガイモの輪切りがのせられて焼かれています。じゃがいものホクホク感が、意外とピッツァにあいました。



 フルッティディマーレ(1200円)。こちらはトマトソースとチーズに、海産物です。



 アーリオオーリオペペロンチーノ(800円)。いちばん簡素なパスタを。予想以上のニンニクに、一瞬ひきましたけど。
 


 これからの時期、「パラディッソ」の屋外席はいいですよねえ。

クロッキオ~イカ墨スパゲティありました

2013-05-27 08:01:36 | イタリア料理
 安い発泡性ワインをおいてあるので、きょうは泡ものを飲みたいというときは、足が向く「クロッキオ」です。この日も満席に近いお客さんの入りでした。



 アサリとムール貝の白ワイン蒸し(880円)。ちょうどいい味の出汁をスープのように飲み干したい誘惑に駆られました。



 マイカのイカスミスパゲティ(1280円)。コクがあっておいしいのですが、お歯黒状態の上に、唇まで黒くなってしまうのが難点です。そんなこと気にしなければいいのですが。



 4種のチーズのピッツァ(1480円)。いろいろお店で、これを注文してみると、チーズをのせて焼いているだけにみえたこのピッツァに、各店がそれぞれく工夫をこらしているのがわかってきます。「クロッキオ」では、小さなトマトを加えていました。トマトはおいしいのですが、チーズのピッツアに必要かといわれると、若干疑問も…。



 この日は、初めて豚肉料理を頼んでみました。厚切りポルケッタ サラダ添え(1680円)です。臭みもなくや適度な歯ごたえです。中をレアに仕上げる牛肉とはちがって、火が通る分、肉の味わいがでてきます。



 本日もおいしゅうございました。イカ墨のスパゲティがとくによかったかな。

伊太めし屋~最初に登場したのは…

2013-05-21 08:00:31 | イタリア料理
 中心部から離れた南環状線沿いにある「伊太めし屋」です。



 この日は、遅くに入店したため、お客さんがひけていました。簡易な感じの店が多いイタリア料理店ですが、「伊太めし屋」さんは机に布のクロスがかけられ、ちょっと高級感があります。



 まずは赤ワイン(2600円)。手ごろな値段のものがあります。



 さてお料理ですが、お客さんが少ないのにやけに待たされるなあ、と思っていたら、いきなりどお~んとアクアパッツァ(1980円)がやってきたので、度肝を抜かれました。アクアパッツァって、素材、調理法、味付け、盛り付けがさまざまで、お店の個性がよく表れる料理だということに気付いたので、このところよく頼んでいます。こちらは、イサキか何かが一尾まるごと豪快に登場です。その魚に大量のアサリ類が加わります。スープは濃い目でおいしかったです。



 アクアパッツァが登場したと思ったら、続々と料理が運ばれてきました。前菜のつもりだった骨付き地鶏手羽元とポテトのローズマリー(780円)です。鶏の表面がカリっと焼きあがっていて、こちらもいい感じ。



 ピッツアも来て、机の上は満杯です。閉店時間が近づいていたので、いっぺんにもってきたのか、それともわざわざ一緒に食べられるように時間を調整したのか、よくわかりません。あまりにもいっぺんに来たので、せっかくのお料理が冷めていってしまうのが哀しかったです。ピッツアはゴルゴンゾーラの酸味がきいていていいです。生地はカリカリ型。リンゴの薄切りをのせているのが、創作でしょうか。



 3品を急いでたいらげて、あらためて注文したのが牛フィレのグリル マルサラワインソース(2520円)です。濃厚ソースがかかります。



 厚いお肉は、上手にミディアムに焼けています。



 料理はどれもおいしかったです。ただ一品一品食べたかった。注文方法は気をつけた方がいいようです。


ジュジュ~ホワイトアスパラを求めて②

2013-05-09 08:21:57 | イタリア料理
 なかなか早く帰れないので、遅くまで開いている「ジュジュ」さんへ。



 この日も店内はお客さんでにぎわっていました。ワインは1本5000円からになっています。



 お通し(って言うのかな)のポタージュです。



 さっそくフランス産ホワイトアスパラガス(1000円)を。チーズの香りをまとったアスパラを温玉にからめて食べると、おいしい。春もいいものですね。



 「ジュジュ」といったらはずせない活オマール海老のバベッティ(2260円)。海老ちゃんは、この時点ではまだゴソゴソと動いています。


 
 10分後、オマールくんは姿を変えて登場です。生きているエビを使うと、この身のプリプリ感が出るのだと、店員さんの解説が入りました。



 おそらくここでは初めてのピッツァは、ピザゴルゴンゾーラ(1160円)にしてみました。生地はカリっと焼けた薄手のものです。ゴルゴンゾーラの酸味が程よく、おいいしいです。



 最後に、鹿児島黒毛和牛ヒレカツサンド(2100円)。いつものおいしさ。



 松山では「ジュジュ」にぐらいしかないという活オマール海老のパスタと牛ヒレカツサンドを必ず頼んでしまうので、なかなか他の品を試すに至りません。それから、料理を運んでくるアルバイトらしき店員さんが、ぎこちなく話しかけてくるのも、もはやここの名物としてたのしまさせてもらっています。

ヴィオラ~ホワイトアスパラを求めて①

2013-05-07 08:00:20 | イタリア料理
 フグやカキが消え、ホワイトアスパラが出回るようになると、春が来たなあ、と感じます。ということでホワイトアスパラを求めて「ヴィオラ」へやってまいりました。



 まずワインを。



 前菜にモルタデラポテト(450円)。モルタデラというハムで、マッシュポテトがまかれています。ビールにあいそうです。



 フォカッチャ。



 おめあてのホワイトアスパラガスのソテー ポーチドエッグ添え。ポーチドエッグと品書きにはあったのですが、普通の目玉焼きが生ハムの下におかれていました。それはともかく、しゃきしゃきしたホワイトアスパラが春を感じさせてくれます。



 ほかの店のものを試しても、ここ以上のものがないので、どうしても頼んでしまう生うにのパスタ(1350円)です。



 主菜に頼んだのは、これ。サラダではありませんよ。



 邪魔な葉っぱをとりのけると、お肉が姿を現します。スダチ牛のサーロインステーキ(3000円)です。「スダチ」牛とあってので、一瞬シャム社長の失敗(すだちラーメン!)が脳裏をよぎって、注文を躊躇しました。でも、「スダチ」牛っていっても、お肉の上にスダチがのってくるわけではないだろうと考え直して注文しました。頼んで正解。焼き加減は上手で、厚い肉の塊に歯を入れると、肉と脂の旨みが口の中に広がります。



 いつものカフェアフォガート。



 ティラミス。



 さて、トンデモガイド本『勝手に松山グルメガイド』には、『勝手に松山ミシュラン』で大絶賛されていた重信の某トンデモイタリア料理店が、なぜか除外されてます。私としては、非常にさびしい。料理の腕よりも口の方が数百倍達者なあの店を誉めちぎっているところに、自称松山グルメブログ界の重鎮のトンデモぶりが如実に示されていただけに…。