テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

Kitchen ichi-nichi

2010-09-29 08:43:12 | 洋食
 愛媛の田舎、というほどでもないですが、伊予市にいってまいりました。昼食は、ここから先はほんとに田舎になってしまうよ、というギリギリのところに立地している「ichi-nichi」へ。双海町へぬけていく道がでている分岐点のところにあります。



 木材が活かされた内装。そして店内には、松山市内の洋食店でもよくみかけるヒマそうなおばさん、おねえさんの軍団。この不景気に、あの軍団はどこから湧いて出るのじゃ。



 同僚が注文した品は、ハンバーグピラフ(893円)。ちょっと味見させてもらいました。味が薄くて、うっすらとヱスビーのカレー粉の味がついていました。同僚曰く、カレーピラフを白い皿で出すと、どう洗っても黄色い色が皿についてしまうのだそうです。だから、鉄板類で出すのだとのこと。そういうものか、と思った次第。



 こちらはハンバーグピラフ(893円)。



 ハンバーグをたちわってみると、肉汁はでませんでした。ハンバーグなんて、どこにもある品ではあれど、食べ歩いてみれば、なかなか気にいったものにぶつからないものです。



 まあ、別にまずいというわけではなく、街の標準的な洋食屋さんでしょうか。けっこうお客さんが入っていたから、私たちが注文した品以外で何かお客さんをよぶような料理でもあるのでしょうか。

《閉店》北海ダイニング 楽

2010-09-28 08:46:42 | 大衆居酒屋
 ちょっと前の「もぎたて」で紹介されていた市駅そばの「楽」。そろそろ「もぎたて」効果も薄れて空いてきているのではと思い、いってみることに。それにしても、江刺アナで大丈夫なのか、南海さん。



 北海道直送がウリでございます。



 細長い店内でも、「生ウニ」を強調。カウンター席の奥には座敷があり、場所柄、高島屋勤務らしき人たちがたむろっていました。



 ウニは要予約と、テレビでもやっていました。品書きにも但し書きが。そんなこといっても、あるだろうとタカをくくって注文しましたが、やっぱりウニはありませんでした。残念。



 お通し。弾力のある歯ごたえ。



 そろそろ熱燗の季節か。オヤジくさいですが…



 サーモンソテー(チーズ焼き)きのこ添え(700円)。鮭も北海道産か? チリ産とか、ノルウェー産だったら笑えます。味はまずまず。



 イカ刺し(650円)。これは、プリプリしていてたしかにおいしかったです。どうでもいいけど、イカって、北海道というよりも、北九州や日本海沿岸のものという思い込みがあるのですが。



 じゃがバター(550円)。なぜか、イカのみそづけがそえられていました。お酒にあいます。



 ウニがないということなので、丼ものへ。こちらはイクラ丼(750円)。



 シャケとイクラの親子丼(800円)は、豪快な鮭がのります。イクラは、生臭さとかなく、美味。



 お店は、女の人だけで切り盛りしていました。『タウン情報』だか『Komachi』だかに、昼の丼ものないしは定食のお店として掲載されているのをみたのですが、お昼はやっている気配がありません。どうしたんだろう。昔、同じように北海道直送をウリにして「もぎたて」にも紹介された(松山空港に荷物が届く映像なんかを入れてましたっけ)、その名も「北海道」というお店が「三越」の裏にありました。その店はあっさりつぶれてしまったけど、「楽」にはつづいてもらいたいものです。次に行くとしたらウニをたべたいところですが、居酒屋へ行くのに予約というのものなあ。まあしかたないか。

「北海ダイニング 楽」 松山市湊町6-4-16  089-945-0009

カレーハウス いんでぃら

2010-09-27 09:41:57 | カレー
 カレーのお店「いんでぃら」。国道11号線沿いにあるのですが、微妙に奥に引っ込んでいます。最初のころは、よく通り過ぎてしまい、重信のほうから引き返してきました。三菱自動車の販売店が目印ですね。市街地から行くときは、そこを超えた交差点で左折するとすぐです。



 こちら「いんでぃら」のカレーは、欧風カレーもインド風カレーもおいしいというお店です。甘甘カレーが幅を利かす松山にあっては、奇跡のようなお店です。インド風は、辛口のカシミールに、超辛口のベンガルの2種類に、さらにわかれます。



 欧風カレーもインド風カレーも食べたいという人のために、組み合わせも可能になっています。



 一緒に行った同僚は、2種類のカレーにえびめしまでつけた3色カレーセット(1400円)を豪快に頼んでいました。えびめしは初食べ、といっていました。私は、岡山で食べたことあるもんねえ。



 私は欧風カツカレーの、もちろん辛口(780円)。欧風カレー独特のバター系のコクに辛味がまじりあって重層的な味わい。いつもどおり美味です。カツは、薄いのですが、やわらかく上手に揚っています。一度、インド風カレーのカツカレーを頼んだことがあるのですが、インド風は欧風のようなトロみがなく、シャバシャバしているので、カツの衣が水分を吸収してしまって、カツのサクサク感をなくしてしまいました。組み合わせにはご注意を。



 春先、渋谷の「いんでぃら」に入ったことがあったので、その関係をお店の人に聞いてみると、「関係はあるけれど、支店とかフランチャイズとかではない」とのこと。なんとも微妙かつ曖昧なお答えでございました。品書きの構成もかなり異なりますし、渋谷店よりもよっぽどおいしいくらいです。

「いんでぃら」 松山市来住町824-1  089-976-2585

四川飯店(麦酒晩餐後期)

2010-09-25 08:58:46 | 中華料理・エスニック料理
 いつまでも暑いと思っていたら、だいぶすごしやすくなってきて、「四川飯店」の麦酒晩餐も期間終了がせまっていました。まだ後期メニューを食べていないので、あわてていってみました。シーズン終了前のせいなのかどうか、1人3500円に値下げされていました。ちょっとトクした感じ。



 前菜として、タコの葱塩ソース。タコはプリプリ、あっさりしたソースで食欲がわいてきます。



 牛肉とニンニクの芽のピリ辛炒め。ピリ辛とありますが、ほとんど辛さは感じません。



 3品目で、はやくもやってきたマーボー豆腐激辛。辛くなくちゃ、マーボー豆腐ではないからね。身体中が夏に逆戻りで、汗がでまくります。



 これまた必ず頼むエビチリ。残暑。



 ホイコーローを「四川飯店」で食べるのは初めて。街の中華料理店では、豚肉の薄切りでつくってあるのがふつうだと思います。「四川飯店」では、角切りをつかっていたのが新鮮。炒める前に、油通しでもしたのでしょうか、豚肉の表面がカリッとしていました。これはおいしいです。品書きに載っていたら、必ず頼むことにしよう。



 青菜と蟹の塩味煮込み。想像していたのと違ったものがでてきたので、ちょっととまどいました。とろみのあるスープ状のものでした。辛さでピリピリになった舌を癒すのにはちょうどよかったです。



 いつものように、ビールから紹興酒に切り替えました。



 だいぶお腹が太ってきた(伊予弁)ので、軽く肉シューマイ。



 麺類は五目冷麺にしてみました。これは、昔ながらのしょうゆだれのふつうの冷し中華でした。



 五目チャーハンは、さすがにパラっとしあがっていておいしいです。



 デザートは、お約束の杏仁豆腐。これは、「豫園」のもののほうが、コクがあっていいかな。



 ということで、またまた食べて飲んでしまいました。これで、本格的に夏の終わりですね。

トミー(松野町)

2010-09-24 09:28:50 | 麺類
 まだ愛媛の田舎めぐりは続いています。本日は、松野町でお仕事。旧の松丸街道ですが、ところどころ古さびたいい感じの建物が残っています。



 松丸駅から松丸街道に至る道沿いにある「きらく」。やっている気配がないので、お隣の「きらく旅館」をのぞいてみると、女将さんが出てきて「天然うなぎは夏の間だけなので、もう食堂はやっていない」とのこと。うなぎ漁には、一足早く秋が訪れていたようです。



 駅周辺の飲食店というと、ここぐらいしかないという「トミー」へ。



 ここにも、宇和島方面の飲食店のお約束、牛鬼のお面が飾られていました。縁起モノなんですかね。夜は、お酒の営業が中心になるのかな。そんな雰囲気の店内でした。



 手づくりのトマトソースが「こだわり」のものなんだということを強調してありました。



 そこでトマトソースのパスタ(820円)を頼んでみました。田舎の食堂のスパゲティというと、細いうどんか、というぐらいコシのないやわやわのものが出てきたりすることが往々にしてあります。しかし、「トミー」のパスタは、比較的コシのあるもので及第点です。トマトソースは、ニンニクがきいていて、ちょっと薄味にも感じましたが、まずまずのものでした。わりと汁気のあるソースだったので、気をつけないと蕎麦をすする感じに、ちゅるちゅるちゅる、という音がでてしまいます。時間帯がちょとずれていて、他にお客さんがいなかったけど、地元の人はどのように食べているのであろうか。



 「トミー」の近くの松丸駅。無人駅で十分な場所に、身分不相応の立派な駅舎。実は、温浴施設との合築駅です。



 無料の足湯があったので、つかってかえりました。



 また行く機会はあるだろうか。できることなら、天然うなぎの季節の真夏に仕事がはいらないかな。