テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

上海みやげ

2012-05-31 08:31:51 | みやげもの
 豫園で買った風水塔。最初の場所では400元といわれました。行こうとするとすぐに300元に値下がりしました。もっと値下がりしそうだったので、一回りしてからさらに値切って買うかと思いました。それで二、三歩歩くと、すぐに同じもの手に持って「100元、いちばん安い!」と声をかけてきた売り子がいました。たしかに安い。即決して買いました。最初の場所とは10メートルと離れていない、目と鼻の先です。もし、最初のところで、200元まで値切って「半値だ、安い」なんて思って買っていたら、大損するところでした。中国での買い物は神経を使います。



 新天地の「雨田小藝」で、ご婦人向けのみやがものとして買ったろうそく立て。『るるぶ』か何かに取り上げられているお店らしく、次から次へ日本人の若い女の子がやってきていました。



 朱家角で購入した楊枝入れ。デザインが中国風で、ふたつきなので実際に使用しています。



 同じく朱家角で買った笛。たしか110元ぐらいだったと思います。これより安くなると、指でおさえる棒状の部分の取り外しができなくなります。同じに見えても、安いのには安いなりの理由がありますね。



 朱家角で買った謎の物体(5元)。日本に持ち帰ったら、日本のテレビ番組のクイズのネタになっていたという人がいました。その正体は、頭部のマッサージ器です。これを頭に当てて上下させると、頭部のツボが刺激されて、健康にいいということなのでしょう。



 朱家角で見た中国人の若者。どこの国にもマヌケな若い衆というのは、いるものです。



 豫園の屋台で買った絵はがき(10元)です。



 いつものように食料品も。中国みやげに、必ず買われる老酒。



 青島ビールも。



定番みやげのインスタントラーメンです。今回は辛い味付けのものにしてみました。



 上海にはすでに何回かいっているので、もう食料品ぐらいしか買うものがないかと思っていたのですが、意外に面白いものが手に入ったので、ひそかにご満悦です。

週末あやしい上海⑧~屋台と空港

2012-05-30 10:09:58 | 海外旅行
 宿泊地の近くのマッサージ屋さん。どうやら韓国人や日本人もお得意さんにしているようです。しかし、昼間は営業していないようです。



 そのマッサージ屋さんは、夜はきわめてアヤシイ雰囲気で営業しておりました。もしお近くに、中国でマッサージに行ったという人がいたら、いかがわしいことをしてきたと思ってまちがいないでしょう。



 マッサージ屋の近くの路上に立つあやしい人影、ではなくて串焼きの青年です。



 野菜類から、つくねのようなもの、海鮮類まで、いろいろな種類が並べられています。



 例によって指さしで注文すると、ていねいにたれを塗りながら焼き上げてくれます。



 唐辛子をふりかけてくれたので、ピリ辛にしあがっています。お肉の身は締まっています。夜食に食べました。



 こちらは、最後に空港で食べた麺。



 あやしいといえば、最もアヤシイのが、この空港の食べものです。麺はのびのび、スープはインスタント、量は控えめで、お値段は日本のラーメン店ぐらいの700円程度。



 ぼったくりというしかないでしょう。他に逃げ場のない空港だからこそ成り立つ商売です。これは最初からわかっていることで、こんなところで食べるほうがバカなのでしょう。

週末あやしい上海⑦~朱家角のたべもの

2012-05-29 09:07:22 | 海外旅行
 朱家角で買い食い。笹の葉にくるまれたちまきのようなものが1個3.5元で売っていました。



 もち米の中に飴色の豚肉が入って蒸されています。



 中国のテレビにも、旅グルメというような領域の番組があるようで、自分の店が出たことを宣伝する看板を、けっこう見かけました。



 そんなお店の1つに入ってみることに。



 観光地ですが、上海市内ではないせいか、全体に価格は控えめで安く感じました。というか、支払いの段階でびっくりするほど安かったです。



 昼食の時間帯をはずしたのですが、店内はまだ満席に近い状態。



 こちらは中国語はさっぱりで、英語も通じないお店とあって、近くのテーブルで食べられている料理を指差ししたりして、なんとか注文しました。ここらへんの名物料理らしき田螺。どこのテーブルも注文していました。ビールのおともにいいかとおもったのですが、かなり食べにくいです。楊枝で貝のふたをはずして、身をとりだすのですが、イライラします。しかも、やっと取り出した身は小さいときています。のんびりと時間をかけて飲食するときにはいいんでしょうが。



 これまたビールのおともにゆでたエビ。



 このお店の名物らしきアヒルの料理。シンガポールの名物・海南チキンライスのご飯がないものといった感じです。なかなかいけます。鶏よりも味が濃くて、身が締まっている感じがします。



 玉子チャーハン。これは、ご飯がパラパラにしあがっていて非常においしかったです。単純な料理ではあるんですが、日本でも日常的にこういうものが食べたいところです。お米の種類が違うんだと思うんですが、日本のチャーハンはどうしてもベタベタしてしまいがちです。



 これはお隣のテーブルに運ばれていった魚料理。ここらへんで獲れる川魚なのかな。おいしそうだったので、撮影。追加で自分たちも食べたいところですが、もうお腹が十分の状態だったので断念。



 帰りがてら、江南地方の名物だという豆腐花をデザートがわりに食べることに。



 日本のところてんにかけるような汁で食べました。さっぱりしていておいしかったです。



 運河沿いの席で、こんな光景を見ながらいただきました。



 日も傾いてきました。



 帰りのバスの時間です。

週末あやしい上海⑥~朱家角へ

2012-05-27 07:07:09 | 海外旅行
 上海の国立競技場です。アジアのサッカー大会の会場にもよく使用されているようです。



 きょうは別に競技場に用があったわけではなく、そのすぐそばのバスターミナルが目的地なのでした。



 ここからバスに乗って水郷古鎮に行ってみようというわけです。最近は、「ミッション・インポッシブル3」のロケがあった西塘が人気のようですが、私どもは上海に近い朱家角に行くことにしました。バスの往復券と朱家角の入村料が込みになった「朱家角一日游」85元を購入します。



 1時間ちょっと、バスでうたた寝をしている間に朱家角に到着いたしました。



 水路が張り巡らされていて、昔の街並みが残っているのが水郷古鎮です。



 村内は完全に観光地化されていて、みたげもの屋が軒を連ねています。その中でこの地の名物らしき田螺を商っているおばさんがいました。



 この豚肉料理も名物のようです。



 こちらはちょっと小ぶり。



 これは豚足ですかね。



 この草色のおもちも名物らしく、売っているお店が何件もありました。



 「糖画」という看板がかかっていました。飴細工ですね。



 清朝時代の郵便局だったという建物の前にあった郵便ポスト。龍がまきついていて趣があります。



 村を奥に進んでいくと絵になる風景が現れます。



 運河とともに発展した街です。



 「風水師」の看板がかかっていた建物から出てきたオヤジさん。



 この手の人物って、日本でも中国でも、同じようにアヤシイですよね。

週末あやしい上海⑤~焼小龍包はうまかったが…

2012-05-25 08:02:38 | 海外旅行
 人民広場からほど近いうらぶれた通りのあまりきれいとはいえないお店に行列ができていました。ということで、入ってみることに。



 しかし店内で、どういうふうに注文するのかわからず、まごまごしていると、30代ぐらいの日本人の男性が、「そこで待っていてら、いつまでたっても注文できないよ。表で先にお金を晴らすシステムだよ」と教えてくれました。まあ、中国語がまったくできないのに、こういうところに入るのが無謀だったのかもしれません。運よく、この日本人の人がいてくれたおかげで助かりました。感謝。ということで、この収銀台へ。



 値段は非常に安く、この店で1人が50元分たいらげるのは至難の業でしょう。



 店頭ではチャーハンが。



 そして焼きそばが。



 さらに上海名物として日本でも紹介される機会が増えた焼小龍包がつくられています。



 さあて、焼きあがりました。



 店頭販売のものを一通り買ってみました。チャーハン1人前(9元)。かなり油が使われている感じ。



 焼きそば1人前(7元)。意外と薄めの味付け。麺はかなりの太麺で食べごたえがあります。



 焼小龍包2人前(5元×2)。3つあわせて26元。日本円で300円を超えるぐらいでしょうか。



 焼小龍包の1個目にかぶりついたとたん、熱々のスープが勢いよく飛び出してズボンにかかってしまいました。頭の部分をちょっとかじり、スープをすすって、食べ進むという方式をとらねば、たいへんなことになるようです。中には、こういったぐあいに熱々スープがたっぷり入っています。



 というわけで、「南翔饅頭店」よりもよっぽどおいしかったです。ところが、日本に帰ってきてこういうお店でおいしいものを食べたという話をすると、友人は「そういう中国人の庶民向けの安いお店では、発ガン物質満載の下水油が使用されていて、身体に悪いんだ。俺は、絶対そんなところで食べない」と、アヤシイことを言うではないですか。あのチャーハンの油も下水油なのかあ。そんな気もするな。この友人の話を聞いてから、二、三日、身体の調子がおかしくなったような気がしました。