テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

トルコ行進曲⑥~エフェソス

2012-08-31 09:09:42 | 海外旅行
 こちらのけっこう派手派手しい物体は、トルコの靴磨きの台です。



 トルコ料理はおいしいのですが、最後までなじめなかったのは朝食に出てくるこの鶏のハム。歯ごたえがなく、ダラーっとしています。ヘンな赤色がついているのも、よけいまずく感じさせます。



 コンヤからエフェソス遺跡へ。ローマ帝国時代の遺跡です。



 これが、ローマ時代の売春宿の広告なのだそうです。



 崩れてしまっていますが、売春宿の跡。



 ローマ都市ならではの大きな円形劇場です。



 昼食の場所にあったアイランです。飲むヨーグルトです。ただし塩味です。私は注文しませんでしたが、飲んだ人の話によると、あまりおいしくないそうです。「あまければいいのに」といっていたので、日本の飲むヨーグルトの味の記憶が、新しい味を受け付けなくさせたのでしょう。



 羊肉の串焼きのチョプシンです。一番下の脂身は食べないのだそうです。



 できあがりました。本来は、薄焼きのパンにはさんで食べるようですが、日本人仕様でご飯とともに現れました。



 そして、古代世界の世界7不思議の1つだったというアルテミス神殿跡。石柱が1本立っているだけですから、どこがどう7不思議だったのかさっぱりわからず、まさに不思議でした。石柱1本ですから、億劫がって、バスから降りなかった人もけっこういるくらいでした。



 定番のトルコ石屋に連れ込まれました。一番高いのはどれか聞いたら、これだといわれました。トルコ石自体よりも、周辺を飾るダイヤモンドやその細工で価格が高くなっているようでした。すぐ近くにはペルガモ遺跡があり、そちらにいきたいところですが、しかたありません。こうしたみやげもの屋に寄ることによって、ツアー料金が低く抑えられるわけですから。



 この日のアイワルクのホテルは、エーゲ海に面していました。



 水は冷たかったのですが、エーゲ海でひと泳ぎすることができました。

トルコ行進曲⑤~パムッカレ

2012-08-30 08:07:49 | 海外旅行
 4日目。コンヤを出発してパムッカレに向かいました。途中で寄ったドライブインには、ロバに前後逆にまたがったホジャの像がありました。大島直政氏の『遠くて近い国トルコ』の中で、トルコの一休和尚と紹介されています。トルコのとんち話の主人公だそうです。



 そこで出たトルコ風ピザ。薄皮の生地がパリパリしています。
 


 そして、トルコの濃厚ヨーグルト。水なしヨーグルトというのだそうです。



 ヨーグルトのトルコ特産の蜂蜜をかけて食べます。



 蜂蜜をすくった匙を放り投げるパフォーマンス付き。



 ヨーグルトですが、お皿を逆さにしても落ちません。



 蜂蜜の上に何かの実をかけて出来上がり。これ、おいしいです。なかなか松山ではたべられないかも。



 そして、カッパドキアと並ぶトルコ観光の目玉・パムッカレ。



 白い石灰棚に青い水が溜まり、美しい景観をつくっています。



 日本人ツアー客は1~2時間で写真を撮って立ち去らねばなりませんが、温泉保養地なので、水着姿で闊歩する西洋系の人も多いです。



 夕飯のビュッフェにトルコ名物のピーマンの肉詰めドルマも登場。



 ヨーグルトで野菜類を和えるという料理もよくみかけました。



 トルコ料理は、日本人の口にもあうと思います。



トルコ行進曲④~コンヤ

2012-08-29 09:05:06 | 海外旅行
 カッパドキアからコンヤへ行く途中、スルタンハン・キャラバンサライという隊商宿によりました。トイレ休憩が主という感じで、外から眺めるだけでしたが。



 コンヤに到着。ここはイスラム教の一派・メヴレビィー教団発祥の地です。白の裾の長いスカートのような衣装で延々とまわり続ける踊りで有名な教団です。その教団の始祖メヴラーナのお墓があるメヴラーナ博物館です。イスラム教の創始者マホメットのあごひげが入っているという箱も展示されていました。



 博物館の近くでは、トルコのテレビレポーターをみかけました。



 テレビ中継者が出ているのでなんだろうと思ってのぞいてみました。



 屋外で何かの対談を収録しているようでした。現地ガイドさんの話では、トルコではかなり有名な番組とのことでした。



 今夜の、じゃない、コンヤのホテルです。入口の回転ドアに旋回するメヴレビィー教徒をあしらっているのが愉快でした。



 実は、この時、トルコではラマダンという断食の期間でした。日没後は食事もしていいのですが、このコンヤのホテルのビュッフェはよかったです。サチ・タワというのかな、この羊肉とトマトの鉄板焼きは、適度に香料がきいていておいしかったな。



 トマト味のスープ。この赤いスープか、独特のハーブがきいた白いスープが必ず出ました。



 羊肉の肉団子のキョフタ。



 ご飯に具が入ったバター風味のピラウ。



 蜂蜜はトルコの特産品の1つだそうです。その蜂蜜に浸ったお菓子が甘くておいしいです。



 デザートですが、器に入っているのはカスタードクリーム。下に見えるのが、蜂蜜が浸っているお菓子。口に入れると、じゅわあと蜂蜜が広がります。クセになる味です。



 トルコ料理は、中国料理、フランス料理とならぶ世界3大料理といわれることがありますが、確かに素材の種類や調理法の多さはたいへんなものです。

トルコ行進曲③~初の気球搭乗

2012-08-28 08:30:10 | 海外旅行
 朝、2万円払って気球にのるオプショナルツアーに参加しました。本来ならば、暗いうちからでかけて、気球の上から夜明けを見るというのが典型なのだそうです。
ところが格安ツアーの哀しさか、日が昇り第一陣が降り立って、ほとんど空に気球がいなくなってからの出発となってしまいました。



 炎が噴き上がると、気球が上昇を開始します。私は、気球に乗るのはこれが初めてです。



 上がり始めると、見る見るうちに地面が遠ざかります。



 最高で地上1000メートルまで上がることができるそうです。高度が上がると怖いといえば怖いのですが、それ以上に見渡せる景色に心を奪われます。



 きのう見たカッパドキアの奇岩が眼下に見下ろせます。



 渓谷も。



 オルタヒサルの要塞も見えます。



 気球の影が地面に映っています。



 空の旅を堪能して着陸。これでも十分に面白かったのですが、気球から見る夜明けって、どんな感じだったんだろう。そして、この女性の方が気球のパイロットでした。スパークリングワインを抜いて乾杯です。



 そしてギョレメ屋外博物館へ。



 岩をくりぬいて、数多くのキリスト教会がつくられています。内部にはフレスコ画が残っている場所もあります。



 昼食は、そうした岩窟を利用したとおぼしき洞窟レストランにて。



 近くをクズル川という大きな川が流れているそうで、ます料理でした。



 あっさりした味つけと淡白な川魚なので、日本の料理と同じような感じでした。

トルコ行進曲②~ハットゥシャ・カッパドキア

2012-08-27 08:00:58 | 海外旅行
 2日目、ハットゥシャへ。世界史の授業で習ったヒッタイトの都です。石の土台の上に、日干し煉瓦で建物を建築していたとのことで、土台部分しか残っていません。想像をたくましくしなければいけません。



 ライオンの門です。



 ピラミッド状に石が積まれた場所です。かなり広い地域に見どころが点在しています。



 こちらは王の門。肝心の門はダミーです。



 こちらは同じヒッタイトの遺跡のヤズルカヤ。天然の岩場を利用した神殿で、浮彫がほどこされています。



 個人で回るには、けっこうきびしいところのようです。こういう点、解説も入るツアーは便利です。



 さらに南に移動してカッパドキアへ。トルコ観光の目玉の一つです。



 奇岩が織りなす風景で有名な場所です。硬さの異なる岩石が風化してできた風景だそうです。



 キノコ状の不可思議な岩です。



 キノコの根元には、人間によって穴が穿たれているところがあります。



 このような岩も見えます。



 みやげ物売り場では、定番ののび~るトルコアイスのパフォーマンス。1人前5トルコリラ(約230円)だから、観光地価格ですね。ごちゃごちゃ言わずに食べましたが。



 トルコの郵便ポストは6角形です。



 さらにカイマクル地下都市へ。



 岩を掘りぬいて生活空間がつくりあげられています。かなりの規模のものです。ヴェトナムのゲリラが掘ったクチのトンネルを思い出しました。



 一通り見学を終え、夕食に。夕食は基本的にホテルのビュッフェでした。



 こちらはキョフタという香辛料のきいた肉団子とナスの煮込みです。



 バクバク食べて明日に備えました。