テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

第5次讃岐遠征③

2010-01-12 09:16:42 | 国内旅行ー香川
 金比羅山の参道にある「虎屋」。寅年ということで、初めて入ってみることにしました。店内は、意外にすいていました。



 もともとは宿屋だったという話で、外側には虎の装飾がほどこされており、昔を偲ばせます。



 お店の内部にも、虎の浮き彫りがありました。さて、よかったのはここまで。肝心のうどんはというと…。



 注文したのはぶっかけ(500円)です。これがなんとも、ひどい代物でした。すぐにもってこられたうどんを一口食べてみると、まったく弾力性とかコシとかがなくて、ザクと歯がうどんをとおってしまったのです。麺の歯ごたえがまったくありません。ザクサク、ザク、といった感じです。麺類がもつ歯への抵抗感がまるでありません。香川にきて、こんなひどいうどんを食べたのは初めてです。どうりで、参道には人出がいっぱいで混雑しているのに、お店にお客が少ないわけです。入店するのは、我々のような何も知らない観光客だけでしょう。シャム社長は、つくりおきして長く時間がたったうどんだから、こうなったという説です。ほんとうのところ、どうしたらあんな弾力のないうどんができるのでしょうか。のびているとか、やわらかいとかとは、またちがうまずさなのです。「虎屋」は、建物を味わうだけでいいです。



 ということで、気をとりなおして「おがわうどん」へ。細切りうどんで有名なお店です。



 名物の細切ざるうどん(480円)を注文しました。こちらは、つくりおきしていないようで、けっこう待ちました。ですが、前の店が店だったので、待つほうが安心できます。弾力性に富む麺は、細いのでのどごしがいいです。薬味にはわさびがつかわれていました。つけだしは、ちょっと甘味を感じました。



 シャム社長は、細切しょうゆうどん(550円)です。冬場ですので、大根が甘くておいしかったそうです。



 8軒目は、琴平から善通寺に戻る途中にある「灸まんうどん」。



 広い駐車場があり、店内も広々しています。ちょっとお片づけ中という感じになっていました。



 私は肉ぶっかけ(400円)、シャム社長はふつうのぶっかけ(250円)を注文しました。大量に揚げ玉をのせました。これが、濃い醤油色の出汁にあいます。お肉もやわらかく煮てあって美味。



 「灸まんうどん」の隣には、系列店らしき「喫茶コンピーラ」が。シャム社長が名前に反応して笑っていました。「スタート」のようにうどんも出すのでしょうか。



 このあと、丸亀にでて「亀山」にいったところ閉まっており、「長田in香の香」にまわっても玉切れ終了とのこと。激務のシャム社長が眠いといいだしたので、本日はこれにて切り上げることにしました。寒さがやわらいでいたときだったので、うどん店めぐりにはよかったです。しかし、「虎屋」のうどんは寒すぎです。香川にもあんな店があるんですね。