テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

印度金三角弾丸旅行⑥~デリーの市場と空港にて

2012-06-30 08:13:18 | 海外旅行
 デリー市内に帰ってきました。全般的に薄暗い市内で、急にきらびやかな光が目に入りました。



 インドの結婚式とのことです。インドでは、新郎がほんとうに白馬にまたがってやってくるのだそうです。



 インドで困ることはいろいろとあるのですが、その中の1つに酒類が販売されている場所が限られているということです。しかたがないので、ホテルで割高なお酒を飲むしかありませんでした。インドではイスラム教徒はもちろんお酒を飲まないし、ドライデ―という飲酒禁止の日も設けられています。基本的に、飲酒をさせないようにしているようです。こんな帰り際に、酒屋をみつけても意味ありませんでした。



 デリー市内の市場にあったインドの屋台。チャパティか何かをつくっています。



 こちらは串を焼いていますね。



 ということで鶏を焼いたものをたべることに。これがソースです。



 ナンと鶏肉。香ばしく焼けています。



 こちらは焼かれた鶏肉がナンでくるまれています。なんという料理名か聞いたのですが、食べるのに夢中でメモし忘れました。



 こちらも鶏肉。タレにつかわれている香料が、インドを感じさせます。



 デザートというんですかね。日本のインド料理店でもでてきますが、種にハッカのような味がつけられてものです。



 満腹なったところで空港へ。空港の中のマクドナルドの看板です。



 チキンやパニールというチーズのハンバーガーばかりで、みたところ牛肉のパテは無さそうでした。



 インドで最も人気があるスポーツといえば、クリケットです。バスの車窓から、インドの子供たちが草クリケットをやっている様子がよく見られました。クリケットのプロリーグも発足し、空港にもデリー・ディアデビルズのユニフォームが売られていました。買って帰ればよかったかな。なんでも日本の『巨人の星』を野球からクリケットに変えたアニメをインドに売り込もうという動きがあるそうです。きっと大人気になることでしょう。



 インド旅行記を読むと、盗難、ボッタクリをはじめ、様々なやっかいごとに満ちています。今回は個人旅行ではなく、しかも自由行動がまったくないツアーだったので、そのような被害からはまぬがれていました。安全が一番とはいえ、ちょっと刺激が足りませんでした。まあ、なにごともなく帰ってきたからこそ言えることなんですけど。

 

印度金三角弾丸旅行⑤~ジャンタル・マンタルとシティパレス

2012-06-29 08:56:12 | 海外旅行
 ジャイプールの街路を歩いて移動。おいしそうなサモサではありますが、もちろん買い食い厳禁です。



 プーリー売りの女性。こちらは、さすがに衛生状態が気にかかるところです。



 そして着いたところは、ヘンテコな建造物が建ちならぶところでした。ジャンタル・マンタルです。比較的最近になって、世界遺産に登録されたのだそうです。



 18世紀になってつくられた天文台です。



 これは日時計だったと思います。



 このような巨大なものから、半円形にくりぬかれた構造物だとか、いろいろ取り揃えられていました。



 最後にシティパレスへ。現在もマハラジャが居住しているそうです。



 数種類の博物館があり、謁見の間には巨大な銀製の壺が2つ置かれています。なんでも敬虔なヒンドゥー教徒だったマハラジャがイギリスに行くに際して、ガンジス河の水をこの壺に入れて運ばせたのだそうです。世界最大の銀製品ということになっているらしいです。



 「もう終わり?」という感じで、すべての観光終了。ジャイプールの青空床屋を目にしながら、デリーへ向けて出発です。



 こちらは親子4人乗りバイク。自由に歩けたら、もっといろいろ面白いものにいきあたったかもしれません。それはいってみてもしかたのないことなのですが。



 実質3日間の観光旅行でした。

印度金三角弾丸旅行④~風の宮殿とアンベール城

2012-06-28 08:50:57 | 海外旅行
 さて、インド旅行のお食事ですが、朝はカレー、昼もカレー、それで夜もインド料理のビュッフェということで、カレーでございます。朝から晩まで、香辛料を摂取し続けるわけですから、なんだかとっても身体によさそうです。



 観光客の多いホテルでは、インド音楽の演奏のサービスもございました。



 朝、ホテルの前には、チャイの屋台がでていました。



 アグラの次は、最後の観光地ジャイプールです。この地を治めた王が18世紀に建てた風の宮殿です。建物の厚みがなく、風が通りやすいのがぞの名の由来とのことでした。残念ながら内部見学はせず、外から眺めるだけでした。。この建物の近くには、ヘビ使いがいます。わざわざお金を払って、大嫌いなヘビをみたくなかったので、その技をみることはなかったのですが。



 次はアンベール城です。ラージプートの王によって築城されたものとのことです。小高い丘の上にあり、象に乗って登るのがこのお城の定番観光です。ところが、何年か前に象に乗っていた観光客の死亡事故が起こったとのことで、現地旅行社が象のタクシーの使用を自粛しておりました。これまた残念ながら、ジープに乗って移動しました。



 美しく装飾されたお城の入り口(ガネーシャ門)では、団体さまが記念撮影を行っていました。



 右手は夏用の居室だそうで、涼しく過ごせるように水がめぐらされているのだそうです。



 反対側にある勝利の間は、鏡で装飾されていています。



 アンベール城の屋上からの眺めです。



 すわり心地の悪いジープに乗ってせまい街路を、今度は降りていきました。







印度金三角弾丸旅行③~アグラ城とファーティプル・シークリー

2012-06-27 09:25:57 | 海外旅行
 つづいてアグラのもう1つの観光名所・アグラ城へ。ムガール帝国の宮殿が一時置かれていた場所です。赤い砂岩でできています。



 内部には白い建物もあります。



 タージ・マハールを建築し、国家財政を傾けさせたシャー・ジャハーンが、息子のアウラングゼーブ帝によって、ここに幽閉されたのは有名な話です。



 ここでは、「シャー・ジャハーンはタージ・マハールが見える部屋にとじこめられたのです」という解説が、必ずガイドさんからなされるはずです。この日は、霞の中にぼんやりとタージ・マハールが浮かんでいました。



 昼食は、タ―リーというインドの定食です。インド料理店が増えた日本でも、見かけることがあります。数種類のカレーに、カレー味の野菜、豆のカレースープ、ご飯、ナンなどのセットです。盛り付けに使われている金属製のお皿がいいですね。



 アグラ市内の雑踏。インドも中国も人が多いという印象をよく受けます。



 こちらは子供服店ですかね。スカートの下にズボンをはくというのが、インド風なのかな。



 これは宗教上の小道具なのでしょうか。購入してみたかったのですが、なにせ自由行動というものがほとんどなかったので、断念せざるを得ませんでした。



 アグラ市内から離れて郊外へ向かい、ファーティプル・シークリーに着きました。第3代ムガール帝国皇帝のアクバルによって建設され、短期間宮殿が置かれた場所です。



 面白い形態の建築です。昔は上まで登れたけれど、今は禁止されているといっていたと思います。インドは、「現在は禁止」ということが多いな、と思いました。



 これは将棋類の盤の跡です。駒は美女で、一手指すと、音楽にあわせて美女が踊りながら動いたのだそうです。



 自動車の運転席を見ると、交通安全の神様なのか何かわかりませんが、ヒンドゥーの神様が飾られていました。



 これでまた長時間の移動になります。

印度金三角弾丸旅行②~アグラへ

2012-06-26 08:49:35 | 海外旅行
 インドはいまだにインフラ整備が遅れていて、高速道路といえどもスピードがあがりません。とにかく長時間のバス移動になります。車窓には、インド名物の燃料用牛糞が積み重なっている光景がみえます。



 牛糞で作った倉庫に牛糞を保管しています。汚いようにみえますが、最悪の廃棄物を出す原子力よりは何億倍もましです。



 休憩時間に、インド人がこよなく愛するチャイを。



 日も暮れた頃、アグラ到着。



 インド名物の野良牛も見ることができました。



 翌朝、観光に出発。観光地には物売りの少年がいて、観光客とみれば、近寄ってきます。昨日デリーで見た修学旅行の生徒とは、生まれが全然ちがうんですよねえ。



 少年たちをふりきって、厳しい安全検査をすまし、この門をくぐればタージ・マハールです。よく知られているように、第5代ムガール帝国皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなったお妃さまのために建てた霊廟です。



 建物が真っ白で、背景が何もないので、タージ・ハマールを見た瞬間は、妙に平面的に見え、巨大な書割があるような感じを受けます。



 近くによると、細かい浮彫があるのがわかります。



 モザイクによる装飾もなされています。



 世界遺産の名に恥じぬ素晴らしい建築物でした。