天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

茨田北中学校の君へ 7

2016-03-23 00:49:02 | 時事
《日刊スポーツ》----------------------

『吉村大阪市長、校長の問題発言に処分不要の認識示す』

吉村洋文大阪市長は22日、市立茨田(まった)北中の寺井寿男校長(61)が全校集会で「女性にとって最も大切なのは子どもを2人以上産むことで、仕事でキャリアを積む以上に価値がある」などと述べたことに関し「人事問題にするほどの発言ではない」との認識を示した。市役所で記者団に語った。

 市教育委員会は寺井校長に対し、この発言や校門に旭日旗を掲げたことを踏まえ、懲戒も含めた処分や3月末の再任用任期満了で退職させることを検討している。吉村氏は「処分は市教委が判断する」とも指摘した。

 吉村氏は14日、発言について「子育てとキャリアを比較するのは不適切だ」と指摘、22日も同様の認識を示した。一方で「校長は子育ての大切さを伝えたかったのだろう。価値観は間違っていない」とも述べた。(共同)
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この大阪市長発言「子育てとキャリアを比較するのは不適切だ」「校長は子育ての大切さを伝えたかったのだろう。価値観は間違っていない」は

当たり障りのない平板な表現で校長を擁護しているように聞こえるが、結局は"市教委任せ"でしかない。

その背景には首長と市教委の関係がある。

教育委員会制度は自治体のなかで首長からの独立した執行機関として位置付いているために、文科省や都道府県教委からの指導を重視がちであり、自治体のなかで首長から孤立した存在となっている。




前市長の橋下市長のツイートをコピーした

『教育学部教授などの教育の専門家に教育委員会制度などを論じさせらた全く駄目だ。教育委員会制度は組織ガバナンス論、統治機構論であって、教育論ではない。教育の専門家である教育学部准教授は、教育委員会制度の問題点をどのように探っていくべきか全く分かっていないようだ。』


橋下市長が「クソ教育委員会」とまで揶揄して進めた教育改革は当然のことながら市教委レベルで収まるはずは無く全国的な教育委員会レベルでバックボーンとなる日教組の逆鱗に触れただろう。

伏魔殿化した教育委員会に何故メスが入れられないか。そこには不思議な『原則論』が立ちはだかる。つまり「行政組織や官僚・公務員は間違いを犯さない」との『原則論』が根底にあり行政機構を形成してきた。

要するに間違いを認めれば、此れ迄やってきたこと全て間違っていたことになり、取り返しがつかなくなる。というロジックで伏魔殿化するのである。

つまり今回の寺井校長の件に強硬姿勢を見せる市教委はその報復をも兼ねた強硬過ぎる処分を敢えて出してきたのだ。

現大阪市長でさえ市教委の判断を反対の立場であっても認めざるを得ない。

この記事の見出しは『吉村大阪市長、校長の問題発言に処分不要の認識示す』となっているが、
首長の声が市教委に届き考えを改める可能性は極めて低いだろう。
恐らく3月一杯で任期が切れる校長は辞職となり
一件落着となるのが市教委のシナリオだろう。

この市長にさえ出来ない寺井校長を守れるのは結局のところ市立茨田北中学校の生徒と父兄の嘆願だろう。

茨田北中学校の皆さん日本の為に寺井校長を守って下さい!