古賀氏が引退しても尚、外から戦犯分祀を呼びかけていることを産経が報じた。
「靖国こそ、日本民族が感謝できる施設として残しておかないとならない。取り除かなければならないものは取り除き、もっといい方法があればそうしよう。そういう議論をしてくれと言っている」と発言しているようだ。
つまり戦没遺族は天皇陛下の御親拝を望むばかりそれを阻害しているのが戦犯合祀と考えているようで、分祀論を声高に主張している。
数年沈静化していた分祀論だが、古賀氏が出席した今年9月14日に那覇市で開かれた日本遺族会九州・沖縄ブロック会議で、約50人の出席者を前に、福岡県遺族会連合会会長を務める古賀氏は、分祀問題について日本遺族会で議論するよう促す決議を求めた。
宮崎県の代表が賛成し、長崎県代表は反対で大半が分祀問題に賛否を採決せずに困惑と混乱を呈したようだ。
そもそも古賀氏と福岡県戦没遺族会の主張は天皇陛下の御親拝が中断され靖国に眠る自分達の遺族、英霊が忍びないので、戦犯を分祀して、御親拝を再開して欲しい。との訴えである。
古賀氏の「分祀」の論法は、合祀されているA級戦犯の祭神名票を、合祀前の「宮司預かり」の状態に戻すとのことで、時計の針を指で戻すように簡単にはいかず、靖国神社側も否定的である。
判断に困惑している遺族会は古賀氏が元靖国神社総代で日本遺族会の会長も務めた経歴と遺族の救済活動を行なってきた実績から声高に反対し辛いということであろう。
分祀の原動力となっている遺族感情を思えば、直接的に皇室なり宮内庁に御親拝再開を懇願しても良いはずであり、わざわざ分祀を叫ばなくとも
靖国には春と秋の例大祭に御親拝と同等の勅使を派遣なさっておられる訳で、分祀の真の目的が別に存在することを単に暗示していることが解る。
では、仮に分祀が可能であるとしてその目的はなんであるかを推察する。
中韓が戦争被害者として戦争責任者である戦犯の分祀を主張している。もうお気づきだろうが、靖国問題のキモである戦犯は閣議決定で戦犯ではなくなっており、分祀は戦争責任者を特定させる意味合いを持つということだ。
恐らく分祀の次に用意されているのは手厚い戦後補償と賠償訴訟だろう。それも国内外からである。
「靖国こそ、日本民族が感謝できる施設として残しておかないとならない。取り除かなければならないものは取り除き、もっといい方法があればそうしよう。そういう議論をしてくれと言っている」と発言しているようだ。
つまり戦没遺族は天皇陛下の御親拝を望むばかりそれを阻害しているのが戦犯合祀と考えているようで、分祀論を声高に主張している。
数年沈静化していた分祀論だが、古賀氏が出席した今年9月14日に那覇市で開かれた日本遺族会九州・沖縄ブロック会議で、約50人の出席者を前に、福岡県遺族会連合会会長を務める古賀氏は、分祀問題について日本遺族会で議論するよう促す決議を求めた。
宮崎県の代表が賛成し、長崎県代表は反対で大半が分祀問題に賛否を採決せずに困惑と混乱を呈したようだ。
そもそも古賀氏と福岡県戦没遺族会の主張は天皇陛下の御親拝が中断され靖国に眠る自分達の遺族、英霊が忍びないので、戦犯を分祀して、御親拝を再開して欲しい。との訴えである。
古賀氏の「分祀」の論法は、合祀されているA級戦犯の祭神名票を、合祀前の「宮司預かり」の状態に戻すとのことで、時計の針を指で戻すように簡単にはいかず、靖国神社側も否定的である。
判断に困惑している遺族会は古賀氏が元靖国神社総代で日本遺族会の会長も務めた経歴と遺族の救済活動を行なってきた実績から声高に反対し辛いということであろう。
分祀の原動力となっている遺族感情を思えば、直接的に皇室なり宮内庁に御親拝再開を懇願しても良いはずであり、わざわざ分祀を叫ばなくとも
靖国には春と秋の例大祭に御親拝と同等の勅使を派遣なさっておられる訳で、分祀の真の目的が別に存在することを単に暗示していることが解る。
では、仮に分祀が可能であるとしてその目的はなんであるかを推察する。
中韓が戦争被害者として戦争責任者である戦犯の分祀を主張している。もうお気づきだろうが、靖国問題のキモである戦犯は閣議決定で戦犯ではなくなっており、分祀は戦争責任者を特定させる意味合いを持つということだ。
恐らく分祀の次に用意されているのは手厚い戦後補償と賠償訴訟だろう。それも国内外からである。