AKB48 チームBのファンより

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AKB48『#好きなんだ』とカップリング曲を聴く2。(#ときめき研究家)

2017-10-09 18:24:24 | ときめき研究家
選抜総選挙で17位以下にランクインしたメンバーの曲は、複雑で大人っぽい曲ばかりだ。どの曲もいまひとつときめきを感じられなかった。

『だらしない愛し方』(アンダーガールズ)。
意味ありげなセリフ入りの、自暴自棄な歌詞。アンニュイな感じの曲調。アンダーガールズという上位ランクインしたメンバーに与えるにしては魅力のない歌だ。
「だらしない愛し方」「だらしない許し方」「だらしない別れ方」「情けない悔やみ方」といった歌詞を、20歳前後の彼女たちがどれくらい実感を持って歌えているのだろうか。

『戸惑ってためらって』(ネクストガールズ)。
恋の駆け引きに失敗して、突然彼が離れて行った。プライドのせいで縋り付くこともできず、後悔しているという状況の歌だ。素直になれない弱さがもどかしい。しかもそれをお洒落っぽく「LALALA」などと歌っている場合か。『抱きつこうか』の彼女のストレートさを見習えと言いたい。

『私たちの恋に限って』(フューチャーガールズ)。
ささいなことで突然終わってしまった恋愛を歌っていて『戸惑ってためらって』と似ている。
喧嘩をしてもすぐにおさまる「ゲリラ豪雨」のようなものだと安心していたが、今回に限って彼女が戻ることはなかった。その原因が何なのかは明示されていない。それは聴き手がそれぞれ想像しろということなのだろう。
気になる歌詞が1か所。「下ろしたてのサンダルが歩きにくいと足を止めた」。最近聴いた乃木坂46『思い出ファースト』のエピソードを想起させる。

『月の仮面』(アップカミングガールズ)。
月の姿に恋愛を託して歌っていて、キーワードが「愛の満ち欠け」。偶然なのかもしれないが、直木賞受賞の小説『月の満ち欠け』から拝借したような骨組みの歌だ。月が満ちたり欠けたり、また時として雲に隠れたりするように、移ろいやすく不確かな恋愛の不安定さを歌っているのだと思う。
同じテーマで、河合奈保子『十六夜物語』という名曲があった。

ここまでの4曲は本当に複雑な曲だ。選抜メンバーの『#好きなんだ』と研究生の『抱きつこうか』が素直な気持ちをぶつける歌なのと好対照だ。似たような曲ばかりでもよくないのだろうが、無理にひねった曲ばかり与えなくてもいいのにと思う。

あと2曲は、選抜総選挙とは関係ないカップリング曲だ。

『プライベートサマー』。
どこか懐かしい感じがする夏の歌だ。一昨年の『サマーサイド』と雰囲気が似ている。断片的に描かれる「僕」と「君」の関係は、「ずっと友達ならよかった」というくらいだから恋人なのだろう。でも「恋の名残り」「君も夏もどこか行ってしまう」と歌っているので、2人は別れるのだろう。しかし、なぜ別れるのか、これから2人はそれぞれどうするのか、如何様にも解釈できる曖昧な歌詞だ。夏の終わりの寂しさが感じられる佳曲だ。
試合が終わったラグビー場はユーミンの『ノーサイド』を彷彿とさせるし、台風が来る前というのは映画『台風クラブ』とかHKT48『泥のメトロノーム』のミュージックビデオを思い出す。

『ギブアップはしない』。
プロレスドラマ用の歌。『シュートサイン』と同じく、ねっとりとしたメロディーラインがクセになりそうだ。
先日ある資格試験を受けたが、試験中なぜかこの歌が頭の中で流れていた。そのおかげか、何とかギブアップせずに最後まで解答できた。

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