AKB48 チームBのファンより

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『Must be now』他.初聴き感想 (ピーナッツ)

2015-11-08 10:20:41 | SKE48/NMB48/HKT48
『Must be now』
タイムリミットが、迫ってきて、それが、心臓音に変わる。そして、その鼓動は、やがて、決意となっていくんだ。
本来なら、もっとカッチョイイ曲に聴こえるはずなんだよ。初聴き、もっともっと、シビれるはず…なのに、僕は、この曲、そんな感じ…しなかったんだな。正直、退屈な曲だな…と。
原因は、たぶん、これだと思う。
ズバリ!間延びしてる繰り返し部分。要するに、「Must be now」「Need to go」「Just do it」のトコロだ。
このパターンの場合はさ、僕、限りなくネイティブ寄りの発音でなければならないような気がするよ。メリハリ効果…ないような気がする。切迫感、緊張感…というかね。
ツーーーーーーーー……ってね、面白み無い~…ってね。
とにかく、″まーすびー″、″にーとぅごー″、″じゃーどぅいー″…どころしゃないような気がすんだ。あ、ついでに、″おっ、おっ、おっ、お!お!″も含めてね。
ていうか、あそこ、いっそ、日本語の掛け合いにしてしまった方が、良かったように思う。別に、後ろ向きな意味じゃなくてさ…。
なんか、もったいないわ~。
とにかく、約4分?…しんどい。イマイチやわ。
曲は、いい。編曲は、さらにいい。でも、なんか、トータルとしてはね~、台無しにしてるわ~、と。それが、感想。
ところで、「Must be now」の意味に関しては、あえて、その後に続く2つも含めて、″やるしかない!やらなきゃ! てか、やれよ、今!″ってな意味…自己奮い立たせ歌だと思ったよ。つまり、「Must be now」の後に、( )…省略部分がある、と。

『片想いよりも思い出を…』
冒頭の「太陽が背中向けて君を連れ去った」という歌詞…この表現が、まず、秀逸。本当に印象的だと思った。
で、その後に続く「校舎の斜め後ろの影」は、暗示…これから起こっていく様々な出来事…美術セットとしての存在感だ。そして、現実が展開されていくんだ。
ただ、この物語の君にとっては、不意の一筋の光のお陰で、これ…清々しい思い出となって残った。片想いと引き換え、そして、ダメだったとはいえ、最高のカタチだよね。
この歌は、片想いから一歩進んでみる? みよう! そすれば、何らかの結果(思い出)が出るから、モヤモヤとか消えるから…告白の向こう側へ!ってな作品だと思ったな。
なんか、昔(中学の時)、前日に、「粉骨砕身」って、ノートに10回書いてから、いざ告白!に挑んだことを思い出したよ。
とにかく、最初の1行2行で、″あ!その感じわかるぅ~!″…その時点で、完全に、いい曲認定。
だって、太陽は、背中向けないし(そもそも、背中がない)、人も連れ去らないもんね。このとっぱしダブルのファンタジーは、この曲の世界観…最後まで、非常に効いていると思ったな。

『夢に色がない理由』
後半に出てくる「明日が見えてないのは まだまだ白紙だから」って部分が、ポイントだと思った。
要するに、″(人生ってのは)手本を見ながらの書き写しじゃダメ! また、あらかじめ、外ワクが、ガイドとして示されている…ぬり絵みたいなのも味気ないよ″ってなコトを言っていると…。
目の前に広がる「白紙」。大きさは、わからない。それこそ、その人だけのもの…。
「白紙」とは、積極的人生の象徴だ。そして、「透明」とは、明らかに違う。前向き度の問題だ。″今のお前、実は、0じゃないぞ!″という後押し、背中チョイ押し…。だから、
″デッサンなしで、いきなり書け!″と。で、″あれ?″とか…感じたりしたら、″どうぞ、上から足しなさい!″と。だって、″お前の「白」なんだ!″と。
だから、「答え合わせ」ってのは、いきなり垂らした君の色が、″これこれー!″って、思うか? ″いや、待てよ?″って、思うか? ″あ!違うわ!″って、なるか? それはそれ、その時その時で、対処しましょ…ってことだと思う。とにかく、やっていきましょ…やってみましょ…ってな(自己)確認作業のことだ。
とりあえず、(″無い″ということで)白紙。さて、やるのも、採点するのも、ルールを決めるのも、全部自分なんだという、究極の自由…。
別に、間違ってても、いいじゃん!…それが、どーした! 人生の「答え合わせ」をこっそりし続けていくという…。実は、究極の楽しみ?
そして、この曲の君は、これ、人生初の「答え合わせ」だと思うんだな。だから、たぶん、より白いはずなんだ。あとは、(もろもろの)勇気だけ…ってな羨ましい。
ま、そういう曲だと思った。
なんか、中国映画の『初恋のきた道』(チャン・イーモウ監督/チャン・ツィイー主演)を少し思い出したよ。「過去」と「未来」をあえて、色あざやかに表現している作品だ(ちなみに、「現在」は、モノクロで描かれている)。
この物語、主人公の女性にとっての「過去」と「未来」は、それこそ、″(恋した乙女の)夢として″…いつも同じレベルで光輝いてる。そして、それを「現在」という立ち位置から見てるという世界観…。
てか、もしかしたら、(アインシュタインの「相対性理論」的では、チョイあるんだけど…)「現在」って、本当は、無いのかもね。″今、はい!ココ!″は、もうすでに「過去」だという…。
だから、「未来」なんて、「夢」なんて、臆することなく、どんどん変わっていっていいんだ、と。
夢に色がない理由…。
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