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『心のプラカード』…カップリング曲の初聴き感想1(ピーナッツ)

2014-09-18 00:00:15 | AKB48
『チューインガムの味がなくなるまで』
まず、思ったのは、”青春の想い出拠点であるボーリング場…。どうせやったら、もっと、そこ推しでいったったらいいのに?”ってことだった。
具体的には、スポーツ系…よくある効果音の活用だよ。
イントロ前の”かまし”…とっぱしがいいかな? ま、青春のキラキラタイムだから、ベストのポケットストライク!…ピンが同時に真後ろ…弾け飛ぶってやつ(音)がいいな。
さ、青春ノスタルジーの開幕開幕。
例えば、あんな感じだよ。野球漫画「ドカベン」の主題歌…『がんばれドカベン』のどアタマみたいな感じ。
つまり、イントロ前…約2.5秒の効果音だ。
”カキーン!(バットでボールをジャストミート…かっ飛ばす音) + その反射音(余韻) + ワーッ!ワーッ!ワーッ!ドンドンドン!(甲子園にこだまする大歓声) + 余韻全体的なフェードアウト音”→
そして、ファンファーレチックな実際のイントロが始まるという…あの流れだ。
あんな感じでやったった方が、良かったんじゃないかな? 青春スタートの華々しさ…出たんじゃないかな? そして、(後ほどの)寂しさへのフリになったんじゃないかな?…とか、まあ、そんなことを思いました。
あと、物語全般のことを考えると、「チューインガム」というアイテムを使ったの…上手いと思ったな~。
理由は、チューインガムって、気づいたら…味、しなくなっているものだから。
感覚としては、あれっ?的な本当に突然…なんだよね、チューインガムって。本当に、その境目が分かんない & 気づかない。で、碧い青春も同じ…かな?と。
そして、もう その状況の時には、”よし、も1度膨らまそう!”て…慌てても、おいおい! 驚くほど、また、悲しいくらい出来ないんだよね、あれ。
ただ、”そういや、最初のふた噛み…スゲェ美味しかったなぁ~甘かったなぁ~”ってな記憶だけが、左の下奥歯の根っこ辺りに、まだ、ハッキリと残ってるという…あの残酷感。ちょっと、あの頃の青春の後悔に似てるよね。
とにかく、「チューインガム」を この物語の中心に据えたのは、僕…大成功だと思ったよ。
あとは、その枝葉。とりあえずは、その情景の作り方(設定の仕方)とかも、まさに…あるあるなんだよね。本当…いちいちリアルで、上手い上手い。
例えば、地方都市における ボーリング場 → 大型家具店へ…という光景だ。この変化の仕方だよね。超リアルだわ。確かに、このパターン & こういう変化率…メッチャ高しやもん。
理由のひとつに、搬入の問題があってさ…。
昔のボーリング場って、ほぼ、1階フロアの だだっぴろ敷地にあったからね。トラック配送の問題とか、エレベーター搬入のこととか、手っ取り早い契約移行とか…。とりあえず、IKEA等のホームセンター系の方が、都合いいもんね。
そして、この歌詞に出てくるボーリング場跡地もさ、まさに、これだよ。そこ、大型ショッピングセンターじゃ…いろいろマズいことが多かったってことだ。特に、地方都市の場合はね…。だから、大型家具店って、超リアル。そして、細かい描写だけど、こういうとこ…大事大事。
まあ、その設定具合…味あるなぁ~って、思ったよ。
あ! ボーリング場といえば、「BOWLING」…。そこ、ど真ん中の「L」のネオンが、きれてるなんてさ。僕だったら間違いなく、こう思うだろうな…
”ここの店長、これは、直す気ねぇな”…と。
ちなみに、本音の ”さびれてるぅ!潰れるんかな?”って、そこは言わない。だって、そこは、自分の育った街だから、この街を愛しているからね。また、そこで、青春させてもらった…っていう義理もあるからね。だから、そこ…その時期に言っちゃうと、自分の青春自体を否定することになる。
で、たぶん、この物語の主人公も…きっと。
あ~ でも、なつかしい感覚やなぁ~。
でも、これ、「L」だった…ってことが、意外にシブい思う。例えば、きれてるのが、「G」の部分の横棒のトコ(だけ)だったら、とっさに そんなこと思わなかったもん。曲聴いても、そんなに感じてないはずだ。
あ、懐かしいといえば、この光景も懐かしいわ。
それは、スプリットを狙ってる女の子の後ろ姿だ。
そのスプリットの中心?とかにも見える 体の芯…ポニーテールが揺れている。そして、その10秒前…”どうしよ?どうしよ?”って、明らかに うろたえてたため、揺れに揺れてたスカートの裾だろう?
でも、ところが…の 一転しての真剣モード。そして、ポニーテールの先も、スカートの裾も、”背伸び”という名のパステルイヤリングもピタッと止まる一瞬の静寂が来る。来た! あのドキドキ感よ…。
また、30秒前…そのスプリットの取り方も 散々レクチャーした!ってことが蘇ってくるという。ああ青春…。
あそこはね、ツインテールじゃダメなんだよ。スキニーパンツじゃダメなんだ。女子には、申し訳ないんだけど、ま、自分の後ろ姿とか、そんなこと…いろいろ言われたくないだろうけど、それじゃ…画にならない。
そして、この物語とのリンク。ここ、”スプリットである”という意味だよ。後への暗示…上手いよね~。
また、「音がしない(聞こえない)」という 男子のロマンチック的弱さも巧みに表現してるよね。「捨てる」とか、ま、そういうことを 自分自身に宣言しておいて…やっと、初めて、前に1歩進めるという…ま、おそらく、女子から言わせれば…”面倒くさ?”の世界…。
おそらく、あの頃の青春を ”私の通過点”と考えているであろう?女子と、実は、あの時の ”ゆらゆら”を まだまだ噛みしめていたい男子…。
僕は、この曲って、そういう対比を(別に、そっち側の気持ちとか 全然書いてないんだけど、それでも…)上手く表現してるなぁ~とか思ったな。女々しさ…かな?
とりあえず、今回のカップリング曲の中で1番好き。

『誰かが投げたボール』
う~ん。平凡な曲。
そして、「知らんぷりはできない」…
あ~ね…と、最後まで聴いてみて、やっぱり消えなかったのが、「アイス・バケツ・チャレンジ」のことだった。
キャンペーンソング…とは、言わないけど、秋P…そういうの 頭の隅っこに あったんじゃないのかな?
源流は、分からないけど、やり方, 考え方等…それぞれあるだろうけど、”知らんぷりだけは…しない”みたいなね。
あと、曲的には、同じメロディーのサビ部分の繰り返しの印象がありすぎて、ちょっと 退屈な曲だな…と。
Aメロ, Bメロ等々…もうちょっと楽しみたいかな?という思いが残った。なんか、全部…かき消された感…あるな。
あ!東北のことか? 秋P…訴えたいのは? 頭の中にあったのは?
あえて、「世界の」って、そっちに振っては いるけどさ…。う~ん。
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1 コメント

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Unknown (ときめき研究家)
2014-09-18 23:41:47
ピーナッツさん
相変わらずエネルギッシュな文章、ありがとうございます。

『チューインガムの味がなくなるまで』の素晴らしさは、私も全く同感です。イントロ前にボウリングの効果音というアイデア、きっとハマると思います。SKE48の『ボウリング願望』で効果音を使っていたので、今回は躊躇したのかもしれません。

「アイス・バケツ・チャレンジ」には賛否両論あろうと思いますが、自分の意志でやむにやまれぬ思いからやることについては尊重されるべきと思います。チェーンメールのように次の人を指名するというのだけは違和感ありました。自らの意思で氷水をかぶった秋元氏、指名されていないのに率先してそれに続いたまゆゆは、難病の啓蒙に貢献したと思います。
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