AKB48 チームBのファンより

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指原莉乃とHKT48の思い出。『人差し指の銃弾』を聴く。(ときめき研究家)

2018-12-24 19:18:12 | ときめき研究家
指原莉乃がHKT48からの卒業を発表した。
もう何年もの間タレントとしてのソロ活動が順調で、いつ卒業してもおかしくないとは思っていたが、ついにこの日が来た。
NMB48の山本彩も卒業した直後であり、AKBグループ全体にとっても影響が大きいだろう。松井珠理奈は体調不安を抱え、AKB48本体にも今後グループ全体を牽引するパワーを持つリーダーが見当たらない。
HKT48にとっては、更に由々しき事態かもしれない。宮脇咲良、矢吹奈子が韓国での活動に入ったばかりで、主力メンバーが一気に抜けることになる。まあしかし、新陳代謝が進み、新たな主力メンバーが台頭するチャンスとも言えるかもしれない。

今年の1月に発売されたベストアルバム『092』は未入手だった。新曲5曲が含まれていたのに配信で購入することもなかった。
何より、特典として「全48名のメンバーを主役とした短編映画48編」が付いていた。お金と時間のかかった素晴らしい企画だ。ファンであるなら絶対に観てみたい映像だ。しかし私は観なかった。
SKE48のファーストアルバムには「全63名のメンバーを主演としたミュージックビデオ63編」が付いていて、私はそれを全て鑑賞し、評価して記事にまでした。そして「HKTメンバーでも同様の企画をしてほしい」とまで書いていたのに。私の熱意は確実に冷めていたのだ。

そのファーストアルバム『092』の劇場版CDを今さらだが入手した。
シングル曲10曲が発売順に収録されていて聴きごたえがあるが、最後に新曲が1曲収録されていた。『人差し指の銃弾』。この曲に撃ち抜かれた。今まで聴き逃していたことを激しく後悔した。

『人差し指の銃弾』。
指原のソロから始まるこの曲は、非常に骨太な作品だ。こそこそと影で悪口を言う卑怯な連中のことなど気にせず、自由に生きて行く覚悟を歌った内容だ。強い意志を感じる言葉が、短調の力強いサウンドに乗り、迫力を感じる。この歌の主人公に共感するし、自分の裡に熱いものがこみ上げるのを感じる。
スキャンダルのペナルティーで博多に移籍し、そこから力強く巻き返した指原自身のことも連想させる歌詞だ。
そしてこの曲は、同時期に発表されていたNMB48『ワロタピーポー』と対になる曲だ。『ワロタピーポー』は陰に隠れて石を投げる側から、その行為を偽悪的に礼賛する歌だった。もちろん反語的にそうした行為の愚かさ、空疎さを批判しているのだ。『人差し指の銃弾』とは反対側から同じテーマを歌った曲と言えるだろう。

そう言えば、指原の移籍直後にHKT48を辞めた菅本裕子が、AKBグループの「紅白対抗歌合戦」の審査員として出演していたようだ。当時は軋轢もあったのだろうが、年月を経て和解に至ったのだと思われる。彼女も他人からの誹謗中傷など気にせず、自分の思いのみに従って強く生きて来たのだろう。

2013年から5年連続で春にはHKT48のライブを観た。しかし6年目の今年は観なかったことに、今気づいた。

2013年4月日本武道館
2014年4月さいたまスーパーアリーナ
2015年4月明治座
2016年2月代々木第一体育館
2017年4月さいたまスーパーアリーナ

2019年4月に横浜アリーナで指原莉乃の卒業コンサートがあるとのことなので、チケットが当たれば行ってみたい。


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