goo blog サービス終了のお知らせ 

AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『恋するフォーチュンクッキー』のカップリング曲では『青空カフェ』が最高。(ときめき研究家)

2013-09-07 06:00:00 | ときめき研究家
このCDは4種類、カップリング曲は6曲だ。今更驚かないが、総選挙CDのせいか今回は結構いい曲があった。

研究生の『青空カフェ』。
2字熟語+英単語という、秋元康得意のタイトル。イントロから、爽やかで初々しい、聴けば元気になる曲だ。
地方都市の中高生の淡い交際。プール帰りに神社の境内で話し込むほほえましい仲だ。切り株のベンチで話し込んだ、渡辺麻友『三つ編みの君へ』を連想させる。
プール帰りで髪が濡れているという状況は、松田聖子『ピーチシャーベット』を思い出す。2人で飲んでいる缶コーヒーは、『Only today』に出て来た印象的な小道具。AKBグループ夏の定番の「蝉」も出て来る。AKBグループ共通テーマの「妄想」も。
そうしたさり気ない舞台設定や小道具を使いながら、切なくも力強い青春ソングになっている。
サビは「青空カフェで/もっと話そう/缶コーヒーを/そう飲みながら」というように、短い単純なフレーズが積み上がっていく感じで盛り上がる。
いつの間にか夜になり、2番の歌詞で「星空カフェ」になったのに、大サビではまた「青空カフェ」に戻るのは違和感があり残念。折角のストーリーが寸断されている気がする。

フューチャーガールズの『推定マーマレード』もかなりの名曲。
これも、2字熟語+英単語のタイトル。
苦手だと敬遠していたマーマレードを、試してみたら好きになったという他愛もない歌。マーマレードを手作りした「君」との甘い生活を描いている。この二人は、毎朝一緒に朝食を食べているから、新婚夫婦か同棲中なのだろう。夫婦とパンと言えば、『アーモンドクロワッサン計画』とどこか通じる味わいがある。
「甘い(甘い)苦い(苦い)酸っぱい」という歌い出しが秀逸。ウキウキして来る。ウキウキして踊りたくなるが、小節の後ろにアクセントがあり、リズム感のない私には難しい。聴いているだけで充分だ。
「推定」とはどういう意味なのか、いまひとつハッキリしないが、「僕たちの恋はいつもマーマレードみたい」と歌っているので、今は甘いだけの二人の生活も、未来は甘いだけでなく苦くて酸っぱい時もあるのだろうと「推定」していると解釈した。

アンダーガールズの『愛の意味を考えて見た』。
『愛は勝つ』に似たテーマ、似たフレーズもある。曲としてはやや平凡な印象。
ミュージックビデオは、オーデションで選ばれた少女たちが初舞台を目指すといったストーリーで、まあよく出来ているが、最後に峯岸の独白を持ってきたのは明らかに蛇足。彼女の出直しの決意表明なのだろうが、この場所に入れる必要はない。フィクションの世界にとどめてほしかったのに、生々しい現実を無理やり見せつけられて興醒めだ。

ネクストガールズの『今度こそエクスタシー』。
サビのメロディーが、伊藤美紀『小娘ハートブレイク』と瓜二つだ。
純情そうな娘に翻弄されて、ますます熱を上げる自惚れ男の歌。男と女を「狼と子羊」に例える古典的なレトリックを使いつつ、立場の逆転が新しい。

『最後のドア』『涙のせいじゃない』は、板野、篠田の卒業ソング。
こういう歌は、卒業する本人とメンバーが気持ちよく歌えればそれでいいのだと思う。歌詞に込められた彼女たちの真情を、いくらファンでもわかるはずもなく、究極の楽屋落ちソングだろう。
ただし、前田敦子の卒業ソング『思い出のほとんど』は、例外的に普遍性のある佳曲だと思った。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9月7日握手会二部、石田優美... | トップ | 平嶋夏海さんとの握手会1(ナ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ときめき研究家」カテゴリの最新記事