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『戦う!書店ガール』と『重版出来』と『水族館ガール』。(ときめき研究家)

2016-07-14 22:31:43 | ときめき研究家
昨年放送された渡辺麻友主演ドラマ『戦う!書店ガール』については、当時記事を書いた。渡辺麻友は奮闘していたが、ドラマとしての出来はいまひとつだったと思う。
最近、そのドラマを思い出させるような、職業もののドラマが2作あった。

『重版出来』。(4~6月放送)
黒木華主演で、漫画雑誌編集者の奮闘ぶりを描いたドラマだ。新入社員の黒木は元柔道選手で、いつも一生懸命、無駄にテンションが高いが、周囲の温かい指導もあって成長して行く。同僚編集者たちや、漫画家たち1人1人の設定がしっかりしていて、奥行きの深いドラマになっていた。恋愛要素が全くないのも潔く、職業ものドラマとして、フィクションではあるが働く喜びや厳しさがきちんと描かれていた。
『戦う!書店ガール』とは共通点があって、どちらにも書店員役で濱田マリが出演していた。

『水族館ガール』。(現在放映中)
松岡茉優主演で、商社勤務から子会社の水族館に出向させられたOLの奮闘記だ。当初は嫌々だったが、徐々に水族館の同僚たちとも馴染み、仕事の醍醐味もおぼえて行く。ドラマは進行中だが、厳しい先輩である桐谷健太との恋も芽生える気配がする。『重版出来』ほどには仕事オンリーではないが、程よいコメディタッチで肩が凝らないドラマだ。
こちらも『戦う!書店ガール』と共通点があって、どちらにもいけ好かない上司役で木下ほうかが出演している。

共通の出演者が出ているということもあり、『戦う!書店ガール』のことを思い出した。
どちらのドラマも、『戦う!書店ガール』より良くできた脚本で、作品としてもいい出来だ。このどちらかが渡辺麻友のドラマとして与えられていたら、どんなに良かっただろう。もちろん黒木華や松岡茉優と渡辺麻友は持ち味が違うし、主役が変わればドラマもまた違った味わいになるだろう。それでも渡辺麻友なら、自分なりの雑誌編集者や水族館員を演じることができたはずだ。ありえないことだが、そんな妄想をしてしまった。

ついでだが、6月まで放送されていたドラマ『ゆとりですがなにか』は傑作だった。
宮藤官九郎の、予定調和とは無縁で、複雑・重層的な脚本を、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の男優3人が熱演していた。岡田将生の妹「ゆとり」役として、島崎遥香が出演していた。名前から分かるように、ドラマのテーマを象徴するような重要な役だった。序盤は就活中の無気力な女子大学生だったが、柳楽優弥が経営するガールズバーで勤め始めてから人が変わったように生き生きして来る。その変貌ぶりも見事に演じていた。
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