「はじめての経験」 真野恵里菜 のセカンドシングルをテレビで見た。
ミュージックジャパン、ミュージックステーション。
曲について。
桜田淳子の「はじめての出来事」、山口百恵の「ひと夏の経験」。
これらの曲は、アイドルとしては、局地的に人気があった二人が、それぞれ、歌謡曲的に売れた出世作である。
局地的に人気があったとは、彼女たちのファンの子たちには人気があったけど、一般的に誰でも知っている歌手ではなかったという意味。
歌謡曲的に売れたとは、日本人だったら、誰でもが知っているくらい有名な曲になったということ。
強烈なインパクトを世に送り込んだ淳子・百恵の2曲が、数多いアイドルとは違うのだ、目立たなければならないという意思のもとにつくられたのとは、対照的に、
「はじめての体験」が、古典的アイドル、典型的アイドルとはこういうもの、こんな曲アイドル全盛時代に出したら、あまりに普通で、目立たず売れなかっただろうけど、2009年は、アイドルがいないので、逆に、かえって、目立つという意図。
パフォーマンスについて。
ぱっと見たところでは、「渚のCHERRY」を連想する。
デビュー曲は、1曲を通して、キーボード演奏。
「はじめての体験」は、イントロと、エンディングで、キーボード演奏、歌うところはバックダンサー6人を従えて、振り付け。
ピアノの弾き語りといと、太田裕美を、キーボードと踊りというと、越美晴を思い出す。
バックダンサーが6人。ここに、AKB48の影響があると感じる。それとも、一人では映えないということか。
ルックスについて。
伊藤麻衣子(83年デビュー、のちに女優、いとうまいこ)を思い出させる顔。
お嬢様タイプ。
アップになると、少しお化粧が濃いかなと。
あややこと松浦亜弥以来の、歌謡曲的に売れる可能性のあるソロアイドルという期待をもって、ハロプロが世に送り出すだけのことはあるとは思う。
でも、今の世の中、たとえば、宮崎あおい とか 堀北真希のように、万人には好かれないかもしれないけど、強烈な個性を感じるルックスの方が人気をつかむので、そのレベルの個性はないと感じる。
AKB48との比較
小野恵令奈、渡辺麻友 の方が、宮崎あおい、堀北真希になる可能性が、はるかに高い。
KC
真野恵里菜 はじめての経験
桜田淳子 はじめての出来事 紅白
桜田淳子 はじめての出来事 もう一つ
山口百恵 ひと夏の経験 紅白
山口百恵 ひと夏の経験もう一つ