倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「誰に最も見られたいのか」 2015/04/26

2015年04月26日 | メッセージ
【聖書】マタイによる福音書6章1~4節
1:自分の義を、見られるために人の前で行わないように、注意しなさい。もし、そうしないと、天にいますあなたがたの父から報いを受けることがないであろう。

主の御名を賛美します。

 他人から見て自分はどう思われているのか気になる人も多いのではと思います。
主任牧師の山脇師も今から30年前、信徒でいっぱいになった会堂を見て、もっと大きな会堂が与えらるビジョンを示され、できる事はなにか真剣に考えたそうです。教会債の発行や献金のお願いの他、自分はなにができるのか?
行動に起こしたのは、ダンボールや古新聞の回収でお金にする事でした。その時思ったのが「今、車にダンボールを入れたのは近くの牧師さんじゃない?」「牧師さんがこんな事する訳がない」など、いろいろ頭を過ぎったそうです。最終的な責任はすべて主が持たれていますので心配はないのですが、まだ若かった先生にはそう思えたそうです。

 聖書で主は、良いと思う行動を人の前で行わないように。と言われています。人の前で行う事の語源はシアター。役者が演じる事です。人から何と素晴らしい人だと名声を得るために演じる事をするな。と言われているのです。特に施し、お祈り、断食を人に言うなと。自分はこんなに素晴らしいのだ。それを知らせるためにラッパを吹くなと主は言われます。
イスラエルの人は7年毎の7月1日にラッパを吹きます。6年間収穫し続けた田んぼや畑を一年間自然のままにするのです。その自然のままに育ったものは、誰でも自由に食べる事ができます。奴隷として働いていた人々のためにそれはあるのです。また50年目のヨベルの年(羊)ラッパを吹きます。これは7年の7回プラス翌年となり、ここでは借りた人が無条件に許される仕組みになっているのです。奴隷として働いてきた人も開放されるのです。

 4説に、右の手のしていることを左の手に知らせるな。とありますが、角笛はとても重たいもので、両手でラッパを中央に持たなければ片手だけで吹く事ができません。すなわち、右の手でラッパを持ち吹く事はできない、自分のしている良い事を人に話すなと言われているのです。
 ラッパを吹いてしまうと、すでに人から報いを受けてしまいます。あなたは誰に良い行いを見て頂きたいですか?

 右手と左手の間にラッパを持つのではなく、その間に主がいつもある事ができるなら何と幸いな事でしょうか。
主の前では隠されている事、物は人ともなく、だまっていても主は見ておられるのです。

 今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。


テケテケ
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