【説教】「すばらしい主イエスのみ業」 2015/04/19

【聖書】マルコによる福音書７章３１～３７節
37:彼らは、ひとかたならず驚いて言った、「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。

主の御名を賛美します。

　先週広島空港で韓国のアシアナ機が着陸に失敗し、滑走路の閉鎖が続きました。先週末から有視界による着陸が開始されましたが、山間部にある空港は霧の発生率が高く、昨日から閉鎖が続いています。この事故で幸いだった事は、亡くなられた方がいなかった事でしょうか。原因究明と共に、安全の徹底をお願いしたいものです。

　さて聖書に入りますが、この箇所から３つの視点で見てまいります。
（１）主イエスは異邦人の地に宣教された
7:31　主はツロからシドン、デカポリスを経由してガリラヤ湖へ向かわれました。カナンの女を癒された後の出来事です。この移動ですが、急げば数日で到着する距離を８ヶ月かけて動かれています。わざわざ遠回りをして移動されたのでした。以前墓場にすむ者にギデオンの悪霊が入り、それを豚へ追いやった主。豚は崖から海へなだれ込み息絶えました。この出来事が人々に伝わり、また人から人へ伝わり、主は群衆に囲まれていました。主は異邦人の地で宣教を続けられたのでした。

（２）主イエスの元に人々は耳が聞こえず口がきけない人を連れて来た
7:32　耳と口が不自由な人が、多くの人に連れられ主の元に来ました。仲介者によって主のみ前に連れて来られたのです。人々は手を置いてやって欲しい。と主に願いました。

（３）主イエスは耳が聞こえず口がきけない人を回復された
7:33　主は大勢の中から彼一人を連れ出されました。一体一になり、彼の両耳に指をさし入れ、つばきで舌を潤されました。ここまで主は無言で事をなされました。そこで点を仰ぎ、彼を断腸の思いでため息をつかれ、「エパタ（開けよ）」と初めて語られると彼は完全に回復していました。そしてそれを見た人が「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。 と讃美しました。

　あなたは神様の言が聞こえていますか？　耳が閉じ、主の事を語れない口になっていませんか？　また人の顔色を見たりしながら神様の事を話していませんか？
私たちは主により命を頂いています。その主の事をはばかる事なく時が良くても悪くても語る者としてくださいますよう、お祈りいたしましょう。

　今週も、主にあり素晴らしい年となりますよう祈ります。


テケテケ