倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「隣人とはだれのことですか」 2015/08/16

2015年08月16日 | メッセージ
【聖書】ルカによる福音書10章25~37節
36:この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。37:彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。

主の御名を賛美します。

 昨日の8月15日は、敗戦70年を迎えた日でした。どんな事があっても戦争をしてはならない事を改めて確認した日でした。またそれに関わる後方支援などの行為自体が戦争に参加している事に国民全員が気づき、戦争法案自体を廃案にしなくてはならないのです。新たな神を無視した人間の思いで国が動きませんように。
 今日は隣人とはだれのことですか? というタイトルから以下3つの視点で見てまいります。

(1)律法学者と語り合う主イエス
10:25 イエスを陥れようと試みる律法学者が登場しています。永遠の命を得るためになにをしたら良いかと主に質問しています。主はあなたはどう律法を読むか? と質問を返され律法学者は、主なる神を愛せ、自分を愛するように隣人を愛せと模範解答をしました。隣人を愛する事ができるためには順番があります。
①神を愛する ②自分を愛する ③隣人を愛する の順です。神を愛せない者が隣人を愛する事など出来ないのです。

(2)慈悲深いサマリヤ人の話をする主イエス
10:30 主はたとえ話をされました。それはユダヤ人がエルサレムからエリコへ向かう旅に起きた出来事を話されました。その道中は標高差が千メートル以上もあり、旅をするのに難所でしかも強盗が出る危険な場所でした。その旅人は途中で襲われ半殺しにされ、金品や衣服まで取られ放置されていました。そこへ宮に使える祭司やレビ人が通りかかりますが、見て見ぬ振りで遠くを通り行ってしまいました。助けるつもりなどありませんでした。
ところがそこへ、ユダヤと敵対しているサマリヤ人が通りかかります。敵ですから無視して通り過ぎると思いますがその人は近寄り、オリブ油とブドウ酒を彼に塗り、自分が乗ってきた家畜にその人を乗せ宿屋へ連れて行きました。そして宿屋の主人に介抱をお願いし代金は帰りに自分が払う約束をして旅を続けました。

(3)慈悲深い者になることを求める主イエス
10:37 律法学者は隣人とは慈悲深い人です。と主に答えています。主は「あなたも行って同じようにしなさい」と行う事を求められました。思う事から一歩進み、行って(行動)しなさいと言われているのです。

 ここで登場する宿屋とは天の御国の事、そして隣人のサマリヤ人は主イエスキリストだという事はすでにお気づきと思います。これを読むあなたはすでに神を信じ神を愛されている事と思います。そしてその神からあなたは愛されているのです。そのあなたが隣人を愛せない事などないのです。聖書で登場しているサマリヤ人は自分たちを攻撃する者をも助けています。もし今あなたに危害を加えている者、また許せない者がいるなら祈り、慈悲を持って愛する事が出来るなら幸いです。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。

テケテケ
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