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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

庭園美術館

2010年02月21日 | お出かけ
明治座での「細雪」の前に、目黒にある「東京都庭園美術館」に初めて行きましたが、
現在、開催中の「イタリア印象派 マッキアイオーリ展」も良かったけれど、
それより、私が感動したのはここの建物。

外見は至って普通なんだけれど、中に入って、息を飲み込んだ。

まぁ!私の大好きなアール・デコ~
シャンデリアやライト、壁の装飾などとっても気に入りましたー
帰宅後、ぐぐったら、正面玄関にある女神像のガラスレリーフや大広間などのシャンデリアは大好きなルネ・ラリックの作品だったんだ。


さて、この美術館、香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王が1947年の皇籍離脱まで暮らした邸宅だったもの。
吉田茂が総理大臣の仮公邸として使っていたり、迎賓館としての役割をしたこともあったよう。

ここは、名前の通り広大なお庭を有しております。
入り口の受付から建物までもかなりの距離があり、森の中を散歩しているよう。
     こちらが美術館。


さて、開催中の「マッキアイオーリ展」は、
自然界の光や色彩、明暗が織りなす関係(=マッキア)を追求したというトスカーナ地方の画家たちの作品が中心で、
美術に詳しくない私には誰一人知っている画家はいなかったけれど、
明るい日差しや街の様子が元気よく描かれていて、印象的だった。

「マッキアイオーリ」とは、彼らが好んだ色斑を使った技法を揶揄しての呼び名であるが、
今回、これにちなみ「水玉模様のついた服装でご来館されたお客様は、入館料を100円割引いたします」というドレスコード付き~

もちろん、水玉のブラウスを選んで行って来ましたよ。
受付で、「水玉です」とアピールして100円引きに。
館内は何となく水玉模様の人が多かったような・・・

絵の鑑賞後は広いお庭を散策。
   

気持ちのいい、美術館でした。

そして、3月25日からは、「アール・デコの館」展が開催されるそう。
普段公開されない部屋まで見せてくれるそうなので、
アール・デコ様式の装飾をきっと堪能できるはず。

桜の季節に是非とも行かなくっちゃ~