
「マンマ・ミーア」はイタリア語で「なんてこった!」という意味。
英語で言うところの「オーマイゴッド!」
この映画は、まさにマンマ・ミーア!と叫んでしまうストーリー。
地中海の島で母親とホテルを切り盛りしているソフィーは父親を知らない。
母親の日記から推察される父親かもしれない3人へ結婚式の招待状を出すところからこの話は始まる。
その3人が揃って、結婚式をするこの島へやってきたから大変!
そして、マンマ・ミーア!な出来事が・・・
演出も構成もテンポよく、歯切れよく、眩しい太陽のような仕上がり。
舞台となった地中海の景色もすばらしく、晴ればれします。
アバ世代のおじさん、おばさんを元気にしてくれる映画です。
アバの軽快な音楽にのせて、歌にダンスとミュージカル要素満載。
とにかくミュージカル好きとしてはたまりません。
ソフィー役のアマンダ・セイフライドはかわいらしく、歌も上手い。
この映画のあと、あちこちから引き合いがあるそう。
そして、母親役はベテランのメリル・ストリープ。
歌も歌えるのね~ダンスも出来るのね~
父親候補の一人には元ボンドのピアース・ブロスナン。
歌はうーん いまひとつでしたが、まぁいいでしょう。
イギリスで、珍しく夫が見たがっていたミュージカルだったのに、
私はいまひとつ魅力を感じず、拒否をした「マンマ・ミーア」。
見に行ってもいいよ・・・と思った時にはチケットが取れずそのまま帰国。
ということでずーっと根にもたれていたミュージカルでしたが、
今回の映画化でその事が帳消しなりましたー★やれやれ。
映画の方が字幕も出て分かりやすいし、安くで見られるしね~
このところシネマ歌舞伎や、シネマオペラにシネマミュージカル。
結構楽しめて、それぞれの入門としてはいいのでは。