tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

大ドンドは夜空をこがした「勝山左義長」フィナーレ。

2015年02月23日 | 当地の催事・行事など

今年の人出は11万人になった(市の報告)、

2日め午後からの降雨で、昨年より2万人減少とも。

 

午後9時ののろしで一斉点火。

 30分前には神明神社で彩火された「神火」に、

関係者のたいまつ行列でドンド会場(勝山橋上流100mの九頭竜河川地

に運ばれてきた。

竹の先につけた「お餅を焼く」のを待つ厄年の男女。

 

 

 

その火は、青竹のはじける音とともに火炎の高さ30m余

たちあがり、白煙は100mにも達して付近を明るくした。

 

100cmも有る根雪を整地、100mもの円形に

各左義長櫓まえに設けていた仮社(ご神体)

14基が配置。

 

長かった冬を送り、家内安全・火防などを願い、

春を呼ぶ火煙に、両手を合わせている人もちらほら。

我が家の松飾り・古い神社札など出しましたので、

どこかの火炎の中で火になっていることでしょう。

 

帰途、子供達のいない櫓には未だ、左義長囃子をたたく若衆、

長い練習の総仕上げか、春を願う思いか、はたまた・・・。

狂ったようなバチさばきは印象的。

私も、しばし立ち止まりました。

 

今、全国にある小正月行事「左義長」は、

国指定重要文化財になっている神奈川県「大磯の左義長」・近江八幡「火まつり」

岐阜県指定重要無形文化財「今尾左義長」

そして福井県指定無形民俗文化財「勝山左義長」が全国的に知られています。

 

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風雪に耐えた「100年目の左義長やぐら」(勝山市立川区)。

2015年02月22日 | 当地の催事・行事など

幕藩時代から300年続く「左義長祭り」。

今のような「固定櫓の上での太鼓の舞い」は、何時から起きたのでしょう。

当地でも、その期限は定かではありません、

今の形の「左義長やぐら」のスタイルの始まりは知られていません。

藩主小笠原公入封(元禄四年、1691年)により、

行灯の川柳など「この日の無礼講」

を許された記述が有るので、その時代には有ったようです。

 

明治29年(1896年)旧町内の80%が火災で消滅。

この大火災で残った左義長櫓が3基。

その一つが今年100年の風雪に耐えた

「100年目の左義長やぐら」(勝山市立川区)です。

色は、径時を知る暗い色になっていますが、屋根の銅版、

そして今のものより細い6本柱。

その風格をかいま見ることが出来ました。

 

 

私もこの地に長くいても、今始めてみる櫓です。

此れが、今当地で一番古い左義長やぐら。

この地区の方達の長年のお守りに頭が下がります、

昨年出来たての新しい櫓もよいものですが、

こんな古いものも、又風情。

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夜の「勝山左義長」も風情。

2015年02月22日 | 当地の催事・行事など

 

夜になると、観光客より市民が多く出て

人出も最高に、

明かりの中での「左義長ばやし」も最高潮

 

打ち手も見る人も盛り上がり、

子供達の可愛さから、

本格的な「大人の敲き手も」。

子供が主役は夜も。

 

櫓に揚がらせてもらえない予備軍は下の段?。

 

 

 

各く櫓では、「寄席」・「餅まき・御菓子まき」「振る舞い鍋」など

思考を凝らしての客寄せは、

例年より多くの櫓で見えました。

 

 

こんな「雪だるま戦術」の区も。

 

 

 

 

今年の櫓は、市内12基(全部で12基あります)。

 

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「勝山左義長」祭りスタート。

2015年02月21日 | 当地の催事・行事など

珍しく早朝から快晴のまつり日和。

ごご1時のふれ太鼓から始まる、左義長はやし。

 

 

その人出もにぎやか、市街からの観光の人たちの様子。

 

 

春を呼ぶ北陸の奇祭「勝山左義長」祭りと呼ばれるように、

「固定された左義長櫓」(山車のような車はついていない)

の上で長襦袢を着た「太鼓たたき手」が、

見る人を楽しませてくれます。

 

この祭りの始まりのような素朴なものでなく、

今は主役は子供達、美しく着飾って洗礼され・練習を重ねた

その動きは心地よい。

 

町中、ようやく「玄関の正月松飾りを外し」ます、

我が家も今朝、外しました、

午後からのいずれかの町の「櫓前に祀られた仮社(松飾り)」

にお賽銭とともに渡します。

 

 

明夜の「大どんど焼き」に集められ。

一年の安全を祈るのです。

 

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いよいよ明日から「勝山左義長」始まります。

2015年02月20日 | 当地の催事・行事など

今日の当地は、曇天ですが、降雪・降雨ともなし

割と穏やかな朝です。

 

市内は明日から始まる勝山左義長」の準備。

「左義長やぐら庫」が開けられて、当番(年番といいます)

の市民は、はっぴ姿が見えました。

 

ところで冬の当地は、ここのところ、

雨降り・雪降りの連続で、曇天続きですか、

その合間に短時間ですが、

「陽光が有るのが不思議」、北陸の冬の特長です。

 

曇天の中でもこんな山「法恩寺山(1357m)」に日が当り

すばらしい光景を見せてくれる時間がありました。

左方には「法恩寺山の中腹にスキージャム勝山(1300m)」があり

今にぎわっています。

西日本最大のスキー場とか。

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