tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「坐禅をする人は善人になる」

2008年07月20日 | 坐禅会
これ、永平寺の先代、宮崎禅師の言葉。

今朝は、月例の坐禅会、
今朝の早朝は、すっかり明け、気温も気持ちの良い朝でした。

少し早かったせいか、山田老師(禅師と呼ぶのは、すべての禅宗僧の尊敬語か、
と思っていましたが、違うのです。曹洞宗では、本山の住職一人にしか、
このように呼べない、呼ぶものでない事を知りました)
が、幾人かに、座る前のコツというか、準備の実技を教えてくださった。
それは、当然のマナーである、仏や、坐禅の同僚、禅僧などへの礼、坐布を整え、
等を済ませることでなく。
自分が40分間(1回の坐禅の時間、1柱という)、
足や全身が痛くならないよう、
しっかり座れるための方法でした。

それは、本堂に入り、すぐ座るのでなく、
5分もかけて首・背筋・ひざなど全身を、呼吸をしながらゆっくり
と動かし、そして元へ戻すことでした、そして、本番。

今朝の40分、声や先生の禅語の解説もなく
一心に座れました。
不思議でした。
いつもは最後、足の痛さや、体が振れ、キョウサクをバチリの状態になったのに。
何でもコツってあるのです。

6年目にした会得。
老師の般若心経の読経と6時の梵鐘、ゴーン、朝粥の振舞い。
いい気持ちになれた、20日の始まりでした。

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