tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

向かいの寺院「ほんこさん」、おとき(お斎)届く。

2022年11月17日 | 当地の催事・行事など

「浄土真宗」では、この時期、家庭や寺院など

それぞれのレベルで豊作・家庭安全など

一年のお礼を開祖、親鸞聖人様へ報告する会が営まれます。

これを「報恩講」(当地言葉で「ほんこさん」)といいます。

寺院では檀家の婦人方が寄り合い「ほんこさん料理」を手作り

お参りの方々へ振る舞うのです

浄土真宗の仏事。

お斎は、地元の収穫物を持ち寄っての伝承レシピ、当然精進料理、肉やお魚はありません。

「がんもどきや厚揚げと野菜の煮物」「麩の辛し和え」「ぜんまいの白和え」「すこ」「煮豆」「おはづけ」「きんぴら・ゼンマイ」「おつぼ(小豆と里芋の煮もの)」等多彩。

数年前とは、上品なり形も小さなもの、今時に変化しています。

おつぼといわれる、「小豆煮」は、開祖がお好きだったとか、本当は分かりません。

それが昨日のお昼前、届きました、それも2人分も。

我が家の菩提寺では無いのですが、向かいのご縁で毎年この日に届くことになっています。

少額のお礼を持参人にお渡しすることになっています。

これも福井の郷土料理です。

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