秋の名の付く花の一つ「秋海棠」。
控えめな透き通ったピンク色、そして時を見て朽ちるまでに
長く花茎を伸ばす不思議、
私の好きなこの季節の花です。
日より続きですと、よほど多量の瀬水か、日陰を作らないと
「葉が焼けて汚くなる」、その不都合さがすぐわかります。
ここの処の雨つづきは、
瀬水の必要のないことの他、
美しい花姿を見せています。
秋海棠は、もともと中国からの外来種、今は山野に自生しているものも多い、
俳句等の題材になり愛される花。
別名があり「瓔珞草(ヨウラクソウ)」「相思草」
「断腸花(ダンチョウカ)」など。
瓔珞草の「瓔珞」は仏像の飾り玉のこと、
「断腸花」は中国の逸話に由来し、
恋人と引き裂かれた女性の涙から咲いた花、
等、花の名前の由来を調べると楽しいものです。
花言葉には、「片思い」「恋の悩み」「自然を愛す」「未熟」等
これも意味を調べると面白いです。
何を間違えたのか、春の花「芝桜2輪」