隣町大野市の「黒谷観音」、
33年に一度の秘仏11 面観音様の御開帳。
もう次は無いとの案内で、参拝してきました。
この場所古刹、時にふれお参りしていましたが、
ご本尊は秘仏を拝んだことはありません。
秘仏頭上の扁額額は「小野道風」直筆
この寺院、
なんと1200年前に、平城天皇の直願により創建されたもの、
とにかくいろいろな古い扁額など、
しっかり見ると驚くようにお宝の寺院でした。
今回御開帳の秘仏「十一面観音様」は、京都清水寺の「千手観音」
・奈良橘寺の「如鄭倫観音様」と同じ霊木を授けられて、
彫られたものの1体として、由緒正しい仏様、
「赤い蝋燭」に点火、お祝いのしるしです。
こんな山寺ですが、京都佛生坊から平城天皇の直願所と
して建てられたもの、
のちに京都から大野に下向、
「国生山佛生寺」として建立された。
当時は寺領500石の寺院。
お布施への下賜ものとしてこんな記念品。
(伝えきれないお宝があり次号に続く)