昨日は、我が家の「報恩講」当地言葉で「ほんこさん」でした。
菩提寺の住職さん役僧連れての来宅、年中行事。
この日の「ろうそくは赤色」が使われます、
すなわち、
一年間無事に過ごすことができた事を喜んで(昔の農家は豊作報告)
「開祖親鸞上人様」にお礼を申す行事。
お祝いごとの日なのです。
我が家は「浄土真宗大谷派(通称、お東さん)」、
多くの仏教徒は「報恩講」の行事を行います。
今回の自邸での行事だけでなく
「菩提寺」では、檀家や近隣の信者を集めての「報恩講」が行われ、
それぞれのレベルでの行事、
基本は開祖様へのお礼報恩の行事です。
昔は、親族が集まり、お寺さんを交えての酒食が行われていました、
今は、そうしたことはなく、お念仏と少しの談話、お布施とお歳暮を差し上げて
お帰り頂くだけになりました。
近年自宅でのこうした行事も、簡素化されたり
年寄りがいない若い人だけの家では、
やらない家庭も多くなったとか、
コロナだけでなく、世相の変化でしょう。
我が家もいつまで続けられるのか。
そして30日コロナ2名発症。
福井市の60代男性、坂井市の40代女性
近前日、感染者の家族・濃厚接触者など。(累計316名に。)