tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

一夜飾りを忌み嫌い「松飾りなど」、そしてまた「コロナ3名」。

2020年12月31日 | 季節の便り(北陸、福井)

今朝の当地「大雪警報発令」、新雪25cm

庭の様子は、いっぺんに雪化粧です。

 

30日の庭の雪です

 

今朝25cmの積雪

 

ガレージ前と玄関の除雪は人力で。

「電気屋根融雪装置」も通電始めました。

 

福井県、連日のコロナ発症、昨30日敦賀市男性3名(累計353名)、

昨日発症(長野からの会社員)の同僚、

「年末年始、感染拡大注意報」再発令中。

 

 

 

新年まで後2日、一夜飾りを忌み嫌う「松飾など」。

 

「一夜飾り」は、葬儀の儀式につながるものとして、

新年の松飾りは、今日30日にするものらしい、

我が家も例年この風習に沿って飾り付けします。

さて、ことし・・・、コロナに開ける年の初めになりそう、

勝山市の一大イベント「勝山左義長」も中止、飾りつけが多くなると、

どんど焼きに焼き払っていただくのは如何になるのか、

それだけでなく、コロナ禍を懸念して、

孫たち2家も来ないことになっています。

 

こんな年、「松飾りもできるだけ省略しょう」

ということになりました。

玄関のしめ縄・座敷の掛け軸、

 

 

一堆新雪暁寒加」

このお軸、勝山藩主(八代)、「小笠原長守候」直筆、掛け軸。

藩士のかたわれであったご先祖が、

殿様からいただいた書です。

大切にしているものの一つです。「化堂」は、旧勝山藩主(八代)、

小笠原長守候の号。

筆運びが独特。

余りの寒さ、春待つ、旧藩主の七言絶句。

一堆新雪暁寒加 (一かたまりの新雪、暁に寒さ加う)

何料早逢春物嘉 (何料らん、春ものに早く逢うよろこび)

若無酬謝驚人句 (こんな喜びに価値が無ければ、人は驚くだろう)

奈此天魁数点花  (すべての場所に、あまたの雪のような花を点ぜん)

 

玄関絵画は、曼荼羅図

 

そして神棚祀りのみにしました。

座敷のお軸は、

「日の出」など新年の飾りは省略、三宝の鏡モチもありません。

寂しいけれど、「コロナ感染の無いことを祈る年の初め」には

特別の年にしてもよろしいのではありませんか。

 

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