tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「渡し箸」はマナー違反ではない、そしてコロナ感染2名。

2020年11月23日 | 坐禅会

この歳になると気になること「お箸の作法」、

伝承・故事からの作法は、難しいものですね、

学んだことがあるわけではありませんが、

本当にいろいろ。

コロナ禍の中、食事の時の「直箸」は、ここから罹患するのではないかと。

 

お箸の使い方マナーには、

かき (かきばし) 食器の縁に口を当てて、で掻き込む所作。

また、で頭をかく所作。

重ね (かさねばし) ひとつの料理ばかり食べ続けること。

などはマナー違反とあります。

移り橋・加猿橋・探り橋・さし箸・渡し箸・泪橋・握り橋など、

つかい方、もち方、置き方など数えきれないほど、列挙されています。

 

今、当地の各寺院では、昔なら豊作を祝い、

それぞれ「信仰寺院の開祖様にお礼」のために開く儀式

「浄土真宗などでは報恩講・曹洞宗では開山忌が務められています。

 また、毎月続けている「早朝の坐禅会」、

この宗派の寺院は曹洞宗「義宣寺」様。

過去12年間の会には「坐後に朝粥」を頂く習慣がありました。

当然、所作の作法があり「五観の偈(げ)」をお唱えしてから頂きます。

この時の「お箸のおき方」もお漬物?など一采には、

粥を頂くとき、お箸は器の上に「渡し箸」に置くのです。

何気なく慣例だと思い気にもしていませんでしたが、

今回改めてマナー違反といわれる「渡し箸」について、

禅宗、曹洞宗大本山永平寺では、「渡し箸」はマナー違反ではないとの事。

事実「朝食のお膳を見ると」見事「渡し箸」です(禅の友8月号から)。

 

故事、必ずしも正解だけでない、こんな事見つけると、

また世の中、又おもしろい。

 

福井県の昨22日のコロナ、7日続いての発症、

そして累計302人ともなりました。

患者は、福井市の10・70代女各1名計2名、

前日の濃厚接触者らしい。(累計遂に302名に)

 

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