あっ！匂った「金木犀」

今朝、玄関を開けると匂った、
匂いを感じて開花を知る花「金木犀」。

5日前、太い幹や枝の葉の下あたりに、
2mmくらいの「いぼ様」のふくらみを発見。
茶色の薄皮が剥けて、緑色のつぼみの赤ちゃん、
そして4日たち、黄色くなった蕾が出来、開花です。
（ここ４日間の様子を順に並べてみました）



「匂いを感じて開花を知る花」とは
言いえて妙です。
何か忍者のようで、寝ている間にひそかに
開花まで進み、
突然開く、そして強い匂いを発するのでしょう。



・香りでは春の沈丁花、夏の梔子に並ぶ匂いの花。
・雨風があるとあっけなく散ってしまう、はかない花。
・原産地中国、雌雄異株であるが日本では雄株しか入っていないので結実しない。
雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。