なにが凄いといって、マスクが凄い。だれが思いついたのだろう。大坂なおみご本人の発想だろうか。それにしても凄い。黒マスクに白抜きで人種差別犠牲者の名前を書くなんて、思いもつかなかった。無観客試合だが、テレビ中継すること、自身が活躍すればするほどテレビ露出が増えることを見越し、それを利用している。マスクの文字など小さくて、よく目を凝らさなければ見えないはずだ。よく見えないがゆえに余計に目を凝らす。その心理、意識を逆に利用しているようでもある。テニスの試合を放棄するより、よほど大きな効果をもたらした。
ワシントン市長がBLACK LIVES MATTERを道路名にし、道路上にオレンジ色のペンキでデカデカと書いた。しかも火に油を注いでばかりの大統領がいるホワイトハウス前の道路に・・。これを採りあげるメディアが少なすぎたのはなぜだろうか。もっと話題にするべきだった。
大坂なおみ、ワシントン市長ともにキング牧師やもっとまえから連綿とつづいている非暴力抵抗運動を、意識的にせよ無意識的にせよ受け継いでいるようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます