朝からe-TAXに取り組んだ。自宅のパソコンを利用して確定申告の書類を作成し、税務署に送信するアレだ。
去年のうちからマイナンバーカードを作成して、この日に備えてきた。3年前に住基カードを使ってe-TAXをして以来だ。まずICカードリーダーにマイナンバーカードをどのように装着するのか、忘れてしまっている。つぎにパスワードの入力が求められた。さて、マイナンバーカードを作ったときにパスワードを作った記憶はあるが、そのパスワードをどこに控えておいたか。探し回ったあげく、前回の確定申告書類ファイルに挟んであることに気づいた。
つぎは税務署がe-TAX利用者に対して設定させているパスワードを入力せよと出た。マイナンバーカードのパスワードではありません、とも。5回入力に失敗するとすべてがロックされてしまって、それ以上すすめないとの脅し文句が書いてある。これにはびびる。
過去2年は職場が年末調整をしてくれたので、やっかいなパソコン操作をせずにすんだ。今年は完全な非常勤職になったために、ふたたび何もかもを自分でしなければならない。毎月、多額の所得税を引かれているので、取り戻せるものは取り戻したい。
パソコン操作が苦手な私は、まず取りかかるのに相当な覚悟がいる。還付申告は1月4日から受けつけているはずだが、いままで先延ばしにしていた。
パソコン操作の苦手なものにとって困るのは、くどくどと書いてある説明のどの部分が自分にとって必要かを判定しなければならない点だ。説明にはありとあらゆる場合に対応できるようにという配慮からだろうが、自分にとって必要でないものが多く含まれている。90パーセント以上が必要ない部分だともいえる。全部読んでいたらそれだけで日が暮れてしまう。さらに、パソコンに詳しい人にしか分からない隠語が多く、読んでも意味が分からない。
しかたがないから適当にクリックしていくと、いつの間にかエラー表示が出て、それ以上先へ進めなくなる。何度かそれをくり返し、個人認証の再登録がうまくできず、めげていた。もう一度、もう一度とやり直すうちにうまくつながった。まぐれだった。
いたるところで暗証番号なりパスワードの入力を求められる。マイナンバーカードにパスワードを貼りつけておこう。
悪戦苦闘の2時間がすぎ、税務署への送信が完了した。結果的にはウン万円が戻ってくることが分かったのだから、まあいいか。
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