新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

避暑のつもりで那須へ行きました

2015年08月24日 | 日記

 暑い藤野から逃れるようにして栃木県那須にある藤城清治美術館へ行ってきました。那須はさすがに涼しく、午後のいちばん暑い時間帯でも23度前後でした。車を運転しているときはエアコンを効かせていますから車内はやはり23度ぐらいで快適です。那須についてからの道路が車で渋滞していたのは予想外でした。私と同じように避暑のつもりでドライブしているのか、サファリパークやどうぶつ王国へ遊びに来た人が多いのか、それともあの辺に別荘をもっている人が来ているのでしょうか。そういえば中古別荘の仲介をする不動産屋の看板がずいぶん目につきました。那須には牧場がありますから、そこで生産されるチーズを売る店があります。さまざまな種類のチーズを売っていました。夜ホテルで飲むワインのつまみに適当なものを買いました。
 2年前に開館した藤城清治美術館は、森のなかにひっそりとたたずんでいました。ほどよい広さの敷地に、所狭しと作品が展示されています。藤城氏がみずから筆をとった説明書きが随所に掲示され、カラフルで繊細な切り絵と相まって藤城氏の世界へ誘ってくれます。90歳を過ぎてなお製作意欲が衰えない藤城氏の近作、震災後の福島を描いた切り絵は圧巻でした。
 那須で驚いたことが一つあります。町がこげ茶色で統一されていることです。店の看板や家の色、電柱までもがこげ茶色に塗ってあります。なんとセブン・イレブンのシンボルマークも店のファサードもこげ茶色です。緑とオレンジではありません。ブルーの文字や線が特徴のファミリー・マートもすべてこげ茶色です。郵便局のマークも赤でなくこげ茶色だったような気がします。町が方針を打ち出せばみながそれに従うものなのでしょうか。それとも御用邸をかかえる町は、それなりの権威があるからでしょうか。




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