新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

テレビを大音量で、メールを拡大して

2022年05月14日 | 日記

 故郷では92歳の母がテレビを大音量にして観ている。けっして耳が遠いわけではない。話はふつうの大きさの声でできる。テレビを観るときだけは大音量にする習慣が身についている。10年まえはそれほどではなかった。気になり始めたのは7、8年まえからだ。テレビの音量が年々少しずつ大きくなっている。一軒家だから大音量が隣近所に迷惑をかける心配はない。耳が遠いわけではないのに、テレビを観るときにかぎって大音量にするのはなぜなのか。
 わが家ではストーブやエアコンをつけているとき、テレビの音声が聞こえにくくなるので多少音量を上げる。ふだんはごくふつうの音量でテレビを観ている(と思っている)。しかしこの先、年齢を重ねるにつれ、音量が上がっていくのだろうか。
 私の場合、メールが来ると200パーセントに拡大して読む習慣がついた。メールの文章の文字は小さい。拡大すればラクに読める。原寸のままで読めないわけではないが、拡大したほうが読みやすい。同年代の友人にメールを送るときにも、ポイントを大きめにして書くようにしている。本を読むときは原寸のままで読む。ときどきめがねをかけるが、電車内などではめがねをかけず、原寸大で読む。原寸のまま読めるのに、メールにかぎって拡大して読む,書く習慣がここ数年できあがってしまった。故郷の母がテレビを大音量にして聞くのと同工異曲かもしれない。
 なお、このブログの原稿もワードの画面を218パーセントに拡大して書いている。