新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

夏のボーナス

2016年07月19日 | 日記

 思わぬボーナスをもらえることになった。デイズ・ルークスを愛用している人に三菱自動車が補償金を出してくれる。
 そもそも公称している燃費(ガソリン1リットルで走れる距離)というものを信じて自動車を購入する人がどれほどいるだろうか。デイズ・ルークスの燃費を事件が明るみに出てからディーラーに尋ねたところ、たしか27キロ(?)といっていた。いま私が乗っているルークスの燃費は14キロ程度になることが多い。競合他社種のタントに乗っている人に尋ねるとおなじ14キロ、Nボックスの燃費もあるユーザーが測定し、ネット上に記した数値は14キロだった。
 公称の半分程度しか実際には走らない。私のルークスの場合、まず4輪駆動車に改造してもらった段階で燃費はおそらく20キロ程度にまで落ちているはずだ。そのうえわが家の周辺は坂道だらけで、この坂が多い区間で乗り続けるかぎり燃費はぐんと下がる。そして夏の期間はエアコンをかけっぱなしで走り、燃費はさらに下がる。公称の燃費にあるような理想的な道路で理想的な走り方などできるはずがない。私は燃費について不満を述べる気はない。
 それより問題なのは、日産が「デイズのエンジンは三菱自動車と共同開発」と書いていた点だ。これはたしかネット上で調べたときに見つけた文句で、日産自動車がオーソライズした資料かどうかを確認してないが、私はそれを信用していた。「エンジンはスズキとダイハツが他社に提供している」というのが一般の常識だ。しかし日産はエンジンの開発にも参加しているのだろうと好意的に解釈していた。それが三菱の不正が発覚してからというもの、日産は掌を返したようにほぼすべての責任を三菱にかぶせてしまった。この変わり身の早さはみごとだった。今回メーカーの日産自動車が送ってきた補償についての書類を見ても、「三菱自動車が払います」「税金の不足分も三菱自動車が・・」と書いてある。日産にはまだ軽自動車のエンジンを生産する技術がないことを完全に露呈してしまった。日産のディーラーには販売力があるが、日産自動車自体に軽自動車エンジンの生産技術がないのだから、今後デイズをまた売り始めても限界が来るだろう。
 
 農園のブルーベリーが色づき始めました。8月2週目あたりが摘みごろでしょう。