千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

岡山の 空に輝く ほうき星

2020-07-22 10:44:53 | 望遠鏡・カメラ

日没後、小豆島から見て北西の空、岡山市の上空の薄雲越しのネオワイズ彗星です。

 

7月14日のあと、数日は曇り空が続いたのでありますが、17日に2度目の彗星観望のチャンス到来。

日没前はよく晴れていたのに、日没とともに雲が岡山の上空に湧いてきて、彗星のあたりも薄雲がかかっており、なかなか彗星を見つけられず。

暗くなるにつれ、やっと双眼鏡で捉えられるようになりました。

画面下方は岡山の海沿いの山並み。

岡山市の光害がすごい。この時は岡山の上空に雲が立ち込めていたので、かえって幸いしているのかも。

元画像の各ショットの彗星の核の箇所を拡大してみると、核が分裂しているのが分かりました。

2020-7-17 20:33-35  Pentax K-5 18-55mm(55mm F5.6)   ISO1600 10s x8  @小豆島

 

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ほうき星 嗚呼ほうき星 ほうき星

2020-07-15 20:58:08 | 望遠鏡・カメラ

13日のブログにネオワイズ彗星が見たいぞ、と書いたけど、長梅雨でしばらく星空が拝めそうにないとあきらめていたら、なんと次の日にチャンス到来。

まる一日以上降り続いた雨が昼過ぎにあがって、午後は曇り空であったのが、日没近くになったころに北西の低空に雲の切れ間が見えだした。

ちょうどネオワイズ彗星が鎮座するあたりに希望の晴れ間が拡がりそうな気配がして、カメラと双眼鏡と10cm反射を持ち出して車で10分ほどの小豆島の北側の高台へと向かう。


今回のネオワイズ彗星は明け方の北東、夕暮れの北西の空にあるので、小豆島の中でも島の北側はどちらも観望の適地であります。

陽が沈んで薄明が終わりかけの頃、小豆島の対岸の岡山の山並みの少し上にネオワイズ彗星が姿を現しました。

まだ薄明が終わってなかったので、肉眼では捉えられなかったけれど、双眼鏡で覗くとすぐに彗星が見つかりました。

実は肉眼でもみえるという明るい彗星を見るのはこれが初めて。感激であります。

なぜかベネット彗星とかウエスト彗星とか、有名どころの彗星を見逃してました。

高知育ちながら、池谷・関彗星も見ていないのであります。まあ、小学校の低学年の頃やから仕方ないか。


2020-7-14  20:23, PENTAX K-5 18-55mm(55mm F5.6), ISO1600,10s

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長雨で すくすく育つ 遍路芝

2020-07-13 12:40:25 | 望遠鏡・カメラ

4カ月ぶりに島に帰ってはみたものの、梅雨の長雨でしばらくは星空満喫とはなりそうにない。

しかし、この雨でスライドルーフ前の芝はすくすくと成長してくれてます。

3年前に観測所を建てたときに、家近くの遍路道(実は、我が家の前の道も小豆島八十八か所の遍路道なのであります。)に自生していた山芝?を移植しておいたもの。これまで歩き遍路が幾人もが踏みしめて通って行ったという、なんとも有難~い芝なのであります。

最初は野球のベースぐらいの広さやったのが、徐々に成長して今は畳三畳ほどの広さになっとります。

芝のなかはほとんど他の雑草が生えてこないので、芝が拡がれば拡がるほど草刈りの手間が減るという、ありがたいことになっとります。見栄えはええしい。

ところで、やっぱりネオワイズ彗星を見てみたいぞー。

 

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初心者向け天体望遠鏡Celestron社Starsense Explorerの天体導入支援機構がおもしろそう

2020-07-10 15:48:17 | 望遠鏡・カメラ

海外ではこの1月から発売されていたみたいですが、7/17にVixenからCelestron製の初心者向け天体望遠鏡Starsense Explore 3機種が発売になるようです。
https://www.vixen.co.jp/post/200626k-2/

望遠鏡本体そのものはごくごく普通の初心者向けのスペックなのですが、結構斬新な天体導入支援機構が備わっている点がすごい。
天体望遠鏡の導入支援としては自動導入のGo Toと星図ソフトを見ながら自分で望遠鏡を動かして導入するPush To方式の2種類がありますが、これは後者の方式。
https://www.gizmodo.jp/2020/01/constellation-recognition-telescope-starsense-explorer.html

 

顔認証ならぬ星座認証を搭載した望遠鏡「StarSense Explorer」 #CES2020

スマホが星座のナビゲーションになります。夜空を見上げて、オリオン座や北斗七星を見つけるのはカンタン。ですが、いろいろな星座を観測しようとい...

 

 

なにが斬新かというと、従来のPush To方式はSkysafari等の星図ソフトとエンコーダが付いた架台が必要であったのが、この望遠鏡ではエンコーダが不要であること。
代わりにスマホが持っている機能(カメラ、GPS、ジャイロ等)をフル活用し、Plate Solvingで正確な天体の位置を検出して、導入支援を行っているようです。
Cloudy nightsでの書き込みを見ていると、導入誤差は±0.25度程度みたいで、実視界1度ぐらいの低倍率ならば、ほぼアイピースの視野内に導入できることになりますね。
こういうのをずっと待ってました。
エンコーダ不要ですよ!
安価に構築できそうやし、どんな望遠鏡架台にも使えそう。

必要なのはスマホを載せるクレードル(アダプタ)と専用の無料アプリ(ただし、アプリを有効化するパスコードが必要。現時点では望遠鏡を購入しないといけない)とスマホのみ。
どんな望遠鏡にも取り付けられるような汎用型のスマホアダプタを単体で売ってくれればありがたいのですが。
今のところ、Celestron社はその意向はないようです。
初心者だけでなく、中級者、上級者からの要望が強くなってくれれば市場に登場してくるかも。

海外ではこの装置欲しさにこの望遠鏡セットを購入し、自分の望遠鏡用に換装したり、アダプタそのものを自作してアプリのみを利用しようとしている強者がいるようです。

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