千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

StarSense Explorerユーザーに朗報(DSOデータベースが大幅に拡大)

2022-05-13 08:32:37 | 望遠鏡・カメラ

スマホの天文関連アプリの更新状況をチェックしていたら、CelestronのStarSense Explorerがアップデートされているのに気づきました(ver. 1.1.2.14)。
まだベータバージョン(早期アクセス)のようですが、待望していた機能/情報が追加されてました。
更新内容の一つに、”Added larger Deep Sky Object(DSO) database”が謳われており、更新版をインストールして確認したところ、これまでは登録されている銀河、星雲、星団等のDSO databaseがSkySafari無料版と同等のごく限られた数であったのが、有料版のSkySafari Proと同等のDSOが登録されたようです。
2年前にStarSense Explorer望遠鏡を購入し、そのスマホドックをドブソニアンに移し替えてDSO観望に利用していて、簡単、正確にDSOを導入できることに感嘆したのですが、唯一の不満がそのDSOデータベースの登録数の極端な少なさでした。
例えば、しし座トリオ銀河として有名な3つの銀河の打ち、M天体でないNGC 3628(ハンバーガー銀河)が登録されていないし、おとめ座のマルカリアンチェーン銀河群のあたりもM天体だけしか登録されてないので、画面上ではチェーンがスカスカ状態でありました。
(添付画像参照:左が従来バージョン、右が更新バージョン)

StarSense ExplorerはSkySafariをベースに作られていて、これらのことは簡単に実現できそうであるのに、メーカーにとっては初心者向け天体望遠鏡という位置づけを変えたくなかったのか、なかなか実行してくれませんでした(価格が高い上位機種の売上に影響が出ることを心配していたんやろか?)。
これまでは、機能は優秀ながら不便でしょうがなかったけど、今回のバージョンアップでやっと一人前になりましたね。






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