千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

反射望遠鏡のシュラウド作り

2019-04-25 22:08:15 | 望遠鏡・カメラ

天体望遠鏡のためならミシンがけもやりまっせー。

 

これまで写真一辺倒であったのが、観望に目覚めて、昔作った反射望遠鏡のリストアをちょこちょこやってます。

今回は開放筒のためのシュラウド作りです。結露よけ&迷光よけです。

ダイソーで黒の端布とマジックテープを購入し、布は2つに切ってミシンがけです。

両端にマジックテープを縫い付けて、簡単に着脱できるようにしました。

身につけるものならヨメさんに頼むところですが、そこはその昔自分で手がけた望遠鏡、できるだけ自力でやってみようと、慣れないミシンがけに挑戦です。

ロックミシンと普通のミシンの2機種を使い分けて、どうにか出来上がりです。

出来上がりをヨメさんにチェックされて、「縫い目ぐちゃぐちゃやね」ですと。

ほっといて。


マジックテープを縫い付けております。


学生時代に製作の12cm反射経緯台。主鏡は足立光学製

 

 


双眼装置用アイピース追加

2019-04-21 12:02:04 | 望遠鏡・カメラ

くだんの双眼装置

https://blog.goo.ne.jp/tankosan_001/e/fa6cde60289fae276d0a3585384d012f

ですが、思っていた以上に具合がよろしいので、アイピースを追加購入することにしました。

最初のが15mmであったので、もう少し低倍率のものを物色。

最初のアイピースシリーズには20mmがラインアップされているが、15mmとではあまり違いがでないので、AliExpressで25mm程度のものを探してみたところ、同じSVBONYブランドで1本1000円程度のアイピースシリーズで23mmのものがあったので、それを買うことに。

ボリュームディスカウントクーポンとやらで、なんと2個で送料込みの価格が1700円ほど。

Amazonでも同製品の扱いがあるが、そちらでは1個1950円。えらい違いです。

発注してから10日ほどで到着。他の同サイト内のショップと比べると、SVBONYのショップの配送時間は短いですね。

1ヶ月以上かかるショップが多いです。

早速このアイピースをBORG71FL+双眼装置に付けて観望してみました。

昨夜の月や今朝の昼間の地上の景色でチェックしてみましたが、15mmの高級(価格3倍)?アイピースと遜色ない見え味です。

SkyWatcherの10インチドブソニアンで星雲星団観望に十分使えそうです。


前のアイピースと同じで、スリーブに切れ込み(溝)が入っているタイプであった。双眼装置はスリープを締め付けて固定するタイプで、その切れ込みが邪魔して、そのままではアイピースが固定できずグラグラ。

溝部分に厚紙を巻いてスリーブ表面をフラットにしてあります。

このアイピースはボディが全てプラスチック製でめちゃくちゃ軽い。こんな軽いのに脱落防止のスリーブなどホンマに必要なのかと疑ってしまいますね。この溝、邪魔です。


右側の15mmのアイピーススリーブのひまわりの柄は気にしないでくだされ。手近にあった厚紙がこれであったもんで。


BORG71FLに双眼装置をセットした状態。
直視型なので、倒立像になります。


本庄水管橋 現在

2019-04-21 09:24:21 | カヤック

今年の2月から始まっていた本浄水管橋の鉄橋の撤去工事ですが、通勤途中の阪急電車の車窓からずっと経過をみていましたが、4月初めには工事のクレーン船の姿が見えなくなっていたので、どうやら工事は一旦終了したようでした。

花粉の飛散もどうやら峠を超えたみたいなので、昨日水管橋の様子を見にカヤックで出かけてきました。

https://blog.goo.ne.jp/tankosan_001/s/%E6%9C%AC%E5%BA%84%E6%B0%B4%E7%AE%A1%E6%A9%8B (工事前の写真)

 

一部陸上側の鉄橋が残された状態ですが、川の中の鉄橋と水道管は撤去されて橋脚のみとなってました。

橋脚の撤去は近いうち(ひょっとして今年中)に始まるそうです。

この橋脚もなくなってしまうとなると寂しいですね。

完全に撤去されてしまうと、この場所に水管橋があったという歴史がわからなくなります。

 

このカヤック中に珍しいものに出会いました。

淀川のうなぎ漁です。

この日は大潮で、ちょうど潮が引いた時間帯。おっちゃんが腰まで水に浸かって仕掛けの筒に入っている(はずなんですが)うなぎを回収中。残念ながらこの日は不漁で、100個ほどの仕掛けはこの時点で収穫ゼロ。

 


2インチ接眼部用ドライキャップ

2019-04-18 17:45:40 | 望遠鏡・カメラ

天体望遠鏡の鏡筒保管時に筒内のレンズや反射鏡にカビが生えないよう、接眼部を利用して乾燥剤を入れるキャップをずっと探してました。

少ないながら市販のものもあるようなのですが高価で、身の回りのもので自作できないものかと物色してましたが、該当物なし。

1.25インチサイズならば35mmフィルムカメラのフィルムケースがピッタリとサイズが合いますが、乾燥剤の容量が小さいのでねえ。

やはり2インチサイズがほしい。

ネットを徘徊していたら、よさそうなものをヤフオクで見つけました。

3Dプリンタで製作したものが出品されてました。送料込み即決価格720円で出品でしたので、市販品より随分と安い。

これなら自作するまでもないと、購入してみました。

袋入りの乾燥剤を使う前提の作りであったので、つぶつぶのシリカゲルを直に封入できるよう、網目部分に目の荒い布を貼り付けてみました。

これならもう1個ほしいなあ。


市販のシリカゲルを直接ドライキャップの中に入れます。赤くなれば取り出して電子レンジでチンして再使用します。


部品は2つあります。網目部分の部品が使用中に外れないよう、少し回転してクリックできる構造になってますね。


伸縮性の包帯を周囲にだけ木工用ボンドをつけ、貼り付けました。


2インチサイズ天頂ミラーに装着したところ


天体望遠鏡博物館開館3周年記念講演会Live中継のお知らせ

2019-04-12 22:11:08 | 望遠鏡・カメラ

【開館3周年記念講演会Live中継のお知らせ】

いよいよ明日4月13日(土曜)は、佐藤勝彦先生、山極壽一先生の講演会です。
当日はYouTubeで生中継の予定です。

【日 時】2019年4月13日(土) 15時開場、15時30分開演
15:30~15:40 開会挨拶
15:40~16:30 講演Ⅰ宇宙はどのように始まったのか?講師:佐藤勝彦氏 [東京大学名誉教授]
16:30~17:20 講演Ⅱ人類はどこから来てどこへ行くのか? 講師:山極壽一氏[京都大学総長]

YouTubeで「天体望遠鏡博物館開館三周年記念講演会LIVE」で検索すると出てきます。

一応リンクを貼っておきます(変わるかもです)。
https://www.youtube.com/watch?v=6VWQKesqPOY

講演会ポスター

 

黄砂明け

2019-04-09 21:05:31 | 望遠鏡・カメラ

空は晴れているのに、黄砂でどんよりとした星空。ここ数日そのような夜が続いていましたが、昨夜の夜半過ぎからやっと黄砂を抜け出してくれました。

夜半過ぎからの撮影であったので、撮影は3対象のみ。

GS200RC + ASI071MC-PRO(-10℃, Gain240), Sky-Watcher EQ8,  2019-4-9, 小豆島


おおぐま座M81,M82


りょうけん座子持ち銀河M51


ヘルクレス座球状星団M13


双眼装置その後

2019-04-09 12:43:52 | 望遠鏡・カメラ

一万円そこそこで購入した双眼装置、我が家にある望遠鏡でいろいろ試してみたことろ、Skywatcher GOTO-DOB25cmでの使用がドンピシャでありました。

この安価な双眼装置に付属の2種類のバーローレンズでは像の悪化が激しく、使い物にはならなかったです。

しかし、バーローなしで直で覗くと実に心地よく観望できました。

双眼装置の光路長が100mmほどあるので、鏡筒を短くする必要がありますが、このSkywatcherはパイプ伸縮式であり、しかも通常の設置位置だけでなく、110mmほど短くなる位置にもパイプに穴があけられていて、いつも同じ位置で止められるような構造になってます。

購入時にはなぜ2か所に穴が開いているかがわからなかったのですが、双眼装置のためにわざわざあけられていたのでしょうかねえ? そうだとすると、実に親切。

他のニュートン反射はピント位置を調節できないため、双眼装置使用不可。

GS200RCとSharpStar107は観望には天頂ミラーが必須であるが、バーローレンズなしではピントが合わないため、これも使用不可。

結局、残ったのは25cmドブソニアンのみでした。

昨夜はそれまで数日続いていた黄砂が消え去り、25cmドブソニアン+双眼装置(アイピースは15mm)でメシエ天体の観望を楽しめました。

AliExpressにて2本で5000円ほどのアイピースですが、なかなかのものであった。私にはこれで十分。

 

なお、付属のバーローレンズは使い物にならなかったのですが、手持ちのバーダーハイペリオンズーム用の2.25xのバーローレンズを試しに装着したところ、画像の劣化はあまり発生しなかったので、良質のバーローレンズさえあればピント位置を大きく変えずにこの双眼装置を使うことはできそうです。

ただし、このバーダーのレンズは双眼装置のスリーブの先にねじ込んで使用することになるが、倍率は実質4xほどの強拡大になってしまいました。


左右の穴の距離は11cmほどありました。


鏡筒を縮めた状態ですが、これを伸ばして最初の写真の左側の穴の位置で鏡筒を止めるとピントが合うし、光軸も大きく狂うことはない。


草刈り

2019-04-05 14:41:03 | 望遠鏡・カメラ

昨夕から小豆島にいます。

3週間ほど島を離れている間に、裏庭の天体観測所まわりの草がぼうぼうになってました。

冬の間は草刈りの必要はないけれど、これからの季節は島に帰るたびに草刈り作業が待ってます。

観望用の望遠鏡をいくつか整備したので、観測所のまわりを特に念入りに草刈りしとかんとね。

あーしんど。