千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

小豆島 森口屋旅館のギャラリー、オリーブ公園絵画展、写真展

2010-10-25 22:52:00 | 小豆島・旅
先日、神戸市立小磯記念美術館であった古家新(ふるやしん)らの特別展で小豆島に多くの画家が訪れて絵を残していることを知った。
その多くはオリーブ園近くの森口屋旅館に滞在していたという。
森口屋旅館をネットで調べてみると、旅館に世話になった画家たちの作品が多く旅館に寄贈されて、いまも旅館のギャラリーで展示されているらしい。
森口屋旅館に問い合わせてみると、見せていただけることで、親父、嫁さんと一緒に小豆島町にある旅館に出かけてきた。
所蔵している作品をすべて展示しているのではないそうで、当日は確か10数点の作品が展示されていたが、ときどき作品を入れ替えているとのことであった。
古家新の作品もありました。
突然押しかけた我々を宿の若女将さん、先代の女将さんのおばあちゃんがわざわざ応対していただき、画家さん達の逸話も伺うことができました。
森口屋さん、ありがとうございます。

森口屋に立ち寄る前に、オリーブ公園内のギャラリーで開催されているオリーブ絵画展、写真展も覗いてきました。
ここには森口屋さんの先々代の女将さんの新聞記事も掲載されていた。
森口屋所蔵の絵画もいくつかここに貸し出されているそうである。




森口屋のミニギャラリー  若女将さんに説明を受けているところ


オリーブ公園のギャラリー  オリーブ絵画展


同、オリーブ写真展  左に掲示されているのが森口屋さんの新聞記事(画家さん達から寄贈された絵画の記事) 確か昭和63年頃の記事



オリーブ写真展

犬島 瀬戸内国際芸術祭2010 

2010-10-17 22:38:06 | 小豆島・旅
先月、小豆島からの帰りに、立ち寄った犬島の精錬所跡(2010/9/26撮影)。

小豆島の皇踏山に登ると、岡山の沖合に犬島の製錬所跡の煙突群が望める。煙突は小豆島からも数本見える。
昔は小豆島-岡山の航路(南備海運、現両備運輸)の中継地点となっていたそうである。
小豆島から犬島を中継して、岡山や牛窓への航路となっていたとのこと。
現在では犬島への定期航路は岡山の宝伝からのみとなっている。
今でも土庄-岡山の航路の途中で犬島の西側を通っているが、船から見えるあの煙突群がいつも気になっていた。
現在、瀬戸内国際芸術祭の一会場になっており、芸術祭のパスポートチケットを持っていたので、これを機に犬島を見学することにした。



小豆島、皇踏山から望む犬島(この写真のみ、2009/1/1撮影)
かすかに煙突群が見える。こうして写真に撮ると小豆島からは意外と近い


犬島の精錬所跡の煙突。ツタに覆われ、上部は半壊している。
向こう側は小豆島(ちょうど、一枚目の写真を反対側から撮ったことになる)


犬島の集落から見た煙突


発電所跡
奥と横側の壁だけが残っている






半壊した煙突のアップ

兵庫県立美術館

2010-10-11 19:44:25 | 小豆島・旅
このところ美術館通いが続いている。
今日は神戸市にある兵庫県立美術館へ出かけてきた。
三宮より東、電車で行くには、JRでは灘、阪神電車では岩屋、阪急電車では王子公園駅が最寄り駅となる。
が、出かけたのは車。
美術館の駐車料金は2時間以内400円と比較的割安であったが、近くのショッピングセンターの駐車場を利用。ここだと、店の利用で2時間以内無料となっていたので、1Fのマクドで1杯120円のホットコーヒーを2つ注文して、無事駐車料金無料をクリア。
美術館南側の海岸沿いの公園で家から持って行ったパンとさっきのコーヒーで昼食。

今は特別展はやっておらず、常設展のみ。入館料は大人500円であった。
先週の小磯美術館もそうであったが、直島の美術館と比べると、神戸の美術館は安っい!
ここにも小磯良平の作品が多く展示されておりました。

http://www.artm.pref.hyogo.jp/

兵庫県立美術館  山側より望む  向こう側はすぐ港  
安藤忠雄の設計 美術館の建物も鑑賞対象




瀬戸内国際芸術祭2010 Sea Vine 男木島

2010-10-05 22:32:29 | 小豆島・旅
この前の「うちわの骨の家」に続き、男木島の作品を。
男木島ではほとんどの作品が空き家に展示されている。
この作品も同様である。
陶磁器製の緻密に制作された花々が糸で丁寧に天井から吊るされ、部屋一面に飾られていた。

作品名:Sea Vine   作者: 高橋治希氏

Panasonic FZ50  2010-8-3 撮影







神戸市立小磯記念美術館 特別展 古家新とゆかりの画家たち

2010-10-03 23:33:15 | 小豆島・旅

雨の日曜日。
神戸市立小磯記念美術館の特別展の無料招待券をもらったので、いそいそと神戸の六甲アイランドにある美術館に車で出かけてきた。
小磯良平作品選3と古家新(ふるやしん)らの特別展を開催中。
無料招待券を持参して出かけてみると、今日10月3日はたまたまKOBE観光の日とかで入場無料となっており、招待券は不要であった。
入場無料のわりには観客が少なかったのは雨のせいか?
大阪のバカ高い公共施設の駐車料金と比べ、30分100円と良心的。

招待券の案内には「オリーブの画家」とあるのに、会場に行くまで気がつかなかったが、古家新は小豆島にゆかりのある画家であった。
1961年に小豆島にアトリエを建て、1977年に他界するまで小豆島にときおり滞在して創作活動を続けていたようである。

小磯記念美術館なので、小磯良平の作品も多数展示してありました。

http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/


瀬戸内国際芸術祭2010 うちわの骨の家 男木島

2010-10-01 22:45:30 | 小豆島・旅
8月の暑い盛りに男木島に嫁さんと二人で行ってきた。
小豆島の土庄から高松にわたり、そこから女木島・男木島行きのフェリーに乗った。
小さな船の中は国際芸術祭が目当てと思われる乗客で満員であった。
男木島での一番の目当ては、嫁さんが強く所望した「うちわの骨の家」。
9月の連休中は人でいっぱいであったそうであるが、この時は人は少なく、ゆっくりと男木島の集落を巡ることができた。
うちわの骨の家でもたっぷりと時間を過ごせた。

作品名:うちわの骨の家  作者:西堀隆史氏

Panasonic FZ50   2010-8-3  男木島